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スカイサーフィンショー
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■世界の大型旅客機は、エアバス社にみられるように、より大型化して対処する方向とボーイング社にみられるように各都市間用で小回りがきく、中小型機で対処するか、大きな2つの傾向がみられます。今後は燃料高騰時代への対応、カーボン繊維を使用した機体製造等の新技術の導入、中国、インド等の新興国の需要の動向、世界の観光需要等によって開発の方向は左右するものと考えられます。このコラムでメーカの最新情報をお届けすることにします。
■バッテリー発火事故で約4ヶ月間、納入を中止していた米航空機大手ボーイングは5月14日、787型機(ドリームライナー)の納入を再開したと発表した。再開後初の納入先は全日本空輸(ANA)で、年内に納入が予定されている60機を超えて納入される予定。
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Soratabi Koubou |
| 世界の主要国で航空機は製造されていますが、それは、国策的で、軍用機製造であったり、民間用としても、観光用やコミュータ機としての小型機製造が多いものです。国際的な運航を目的とした 大型旅客機の製造になると、多大な資金力と安全運航のための複雑で高度な技術力をもつことは必須で、メーカは世界的にも、数社に絞られてきます。 世界各国に、特に 大型旅客機を製造販売してきたメーカは、下記の 8社が有名です。
ボーイング(USA)
エアバス(EU共同)
エンブライエル(ブラジル)
ボンバルディア(カナダ)
ATR(フランス、イタリア共同)
ツポレフ(ロシア)
イリューシン(ロシア)
アントロフ(ウクライナ)
これらの 主要メーカの概要に関して以下にまとめます。 | |
会社一般名 ロゴマーク | 社名:ザ・ボーイング・カンパニー .The Boeing Company |
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本社所在地:USA,イリノイ州シカゴ |
ボーイング
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設立年:1934年7月 資本金:約7000億円 従業員数(2007年末現在):約159,300人 売上高(2007年現在):約8兆3千億円 |
製造機種:ボーイング7シリーズ(747、737等) |
会社概況: アメリカ合衆国に所在する世界最大級の航空製造会社。ライバルのエアバス(EU共同体)と世界の大型旅客機ビジネスを2分しています。燃料高騰時代にいかに対応するか、中型機への指向は正しいか、よく製造遅延がおこる・・・などの問題に直面しています。 |
会社一般名 ロゴマーク | 社名:エアバス S.A.S .(Airbus S.A.S) |
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本社所在地:フランス,トゥルーズ |
エアバス
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設立年:1970年12月 資本金:約**億円 従業員数(2006年末現在):約57,000人 売上高(2007年度ベース):約4兆円(約250億ユーロ) |
製造機種:A シリーズ (A300,A310、A320、A330,A340、A350等) |
会社概況: USAの世界最大級の航空製造会社ボーイング社のライバル。世界の大型旅客機ビジネスを2分しています。2007年度売上では世界トップとなりました。 |
会社一般名 ロゴマーク | 社名:ボンバルディア・エアロスペース .Bombardier Aerospace |
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本社所在地:カナダ,ケベック州モントリオール |
ボンバルディア
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設立年:1942年 資本金:約2,800億円 従業員数(2008年1月末現在):約28,000人 売上高(2008年1月末現在):約1兆円 |
製造機種:Leadjet,CRJ Series、Bombardier 415 and 415MP |
会社概況: 1986年にボンバルディア・エアロスペースが設立され、航空宇宙産業に参入、デハビランド・カナダ等を買収し、拡大しました。航空宇宙部門はグループの収入の半分を稼ぎ、現在、世界3位の民間航空機製造会社です。 |
会社一般名 ロゴマーク | 社名:エンブラエル .EMBRAER(Empresa Brasileira de Aeronautica S.A) |
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本社所在地:ブラジル、サオホセドスカンボス |
エンブラエル
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設立年:1969年8月 資本金:約400億円 従業員数(2008年1月末現在):約23,800人 売上高(2008年1月末現在):約1兆円 |
製造機種:Leadjet,ERJ Series、 |
会社概況: 長年の国営、赤字経営を経て、1994年に民営化し、体質改善が図られました。開発した小型ジェットERJシリーズがあたり、2000年には黒字経営となりました。現在、世界4位の民間航空機製造会社です。 |
会社一般名 ロゴマーク | 社名:ATR (Avions de Transport Regional) |
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本社所在地:南フランス、トゥールーズ空港横 |
ATR
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設立年:1982年 資本金:約100億円 従業員数(2008年1月末現在):約520人 売上高(2008年1月末現在):約1兆5千億円 |
製造機種:ターボプロップ旅客機 |
会社概況: フランスとイタリアの共同事業体で、ターボプロップ旅客機専門メーカです。近年の燃料高騰により、ターボプロップ型が見直され、販売を伸ばしています。今までに700機製造。最近、販売実績のない日本に売り込むため、 伊藤忠アビエーション(伊藤忠商事の子会社)を日本国内での販売代理店としました。 |
会社一般名 ロゴマーク | 社名:ツポレフ(Tupolev) |
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本社所在地:ロシア、モスクワ市 |
ツポレフ(Tupolev)
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設立年:1922年 資本金:約****億円 従業員数(2008年1月末現在):約*****人 売上高(2008年1月末現在):約*****円 |
製造機種: 大型旅客機として、TU-204,214,334シリーズの開発が行なわれています。 |
会社概況: 第二次世界大戦前は国策的軍用機メーカでしたが、戦後は東側諸国を代表する旅客機メーカとなり、 今までに18,000機以上を生産した。 |
会社一般名 ロゴマーク | 社名:イリューシン記念航空複合体 .(ILYUSHIN AVIATION COMPLEX) |
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本社所在地:ロシア、モスクワ市レニングラードスカイ |
イリューシン
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設立年:1933年 資本金:約****億円 従業員数(2008年1月末現在):約*****人 売上高(2008年1月末現在):約*****円 |
製造機種:I1シリーズ旅客機 (I1-96,I1-114等) |
会社概況:
1933年設立、旧ソ連を主導する軍用機メーカとして発展。戦後は旅客機メーカとして、I1シリーズを製造し、アエロフロート航空などに納入しています。 |
会社一般名 ロゴマーク | 社名:アントノフ設計局 .(O・K・アントノフ記念航空科学技術複合体) |
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本社所在地:ウクライナ・キエフ市 |
アントノフ設計局
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設立年:1945年5月 資本金:約****億円 従業員数(2008年1月末現在):約****人 売上高(2008年1月末現在):約****円 |
製造機種:Anシリーズ旅客機、輸送機。 宇宙船「ブラーン」を運んだAn-225、巨人輸送機An-70が有名。 |
会社概況: 1991年、ウクライナ独立に伴い同国企業となる。2005年には国営航空機製造会社・国営合同「アントーノウ」に統合された。全生産機:22,000機 |
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