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国政 | . | . |
*正式国名 | ギリシャ共和国(Hellenic Republic (Greece)) | . |
*主要都市 | アテネ、テッサロニキ、パトラ、イラクリオン、ヴォロス等 | . |
*政体 | 共和制国家、EU加盟国 | . |
*国家元首 | ■大統領。儀礼的な責務にあたり、任期5年で議会により選出されます。現大統領は2005年3月12日に就任したカロロス・パプーリアス。 | . |
*議会 | ■行政府の長である首相は議会によって選出され、大統領により任命されます。閣僚は首相の指名に基づき大統領が任命します。
■立法府たるギリシャ議会 (Vouli ton Ellinon) は一院制で、300議席、任期4年、直接選挙で選出されます。政党は全ギリシャ社会主義運動 (PASOK) と新民主主義党 (ND) の二大政党が中心。 | . |
*地方行政 | ■ギリシャの地方行政区画は13の地方(ペリフェリエス)とその下位区分の51の県(ノモス)、及び、ギリシャ正教の聖地アトス山にあるアトス自治修道士共和国(アヨンオロス)で構成されます(Wiki参照) | . |
地理 | ■バルカン半島南端に位置する共和国。国土の総面積は日本の約3分の1で、その8割は石灰岩質の山地。西はイオニア海、北から東はエーゲ海に囲まれ、エーゲ海に浮かぶ大小の島々はその大半がギリシャ領で、島部の面積は国土の総面積の5分の1を占めています。
■東はエーゲ海を隔ててトルコと向き合い、北はアルバニア、ユーゴスラビア、ブルガリアと国境を接し、西はイオニア海を隔ててイタリアが隣国。気候は典型的な地中海性気候で、緯度の割には温暖。 | . |
旅の基本データ | . |
*ビザ・ パスポート | ■ 【ビザ】:ギリシアを含むシェンゲン協定加盟国での総滞在日数が90日以内であれば、ビザは不要です。それ以上の滞在になる場合や、留学、就業などの目的で90日以上の滞在に関しては、ビザが必要です。ビザの申請は下記の在日ギリシャ大使館にて行って下さい。
■ 【パスポート有効期限】:入国時に「ギリシア滞在日数分+残存期間3カ月」が必要です。
■ 【ギリシアへの入国】:ギリシアはEU加盟国と同時に、シェンゲン協定加盟国です。現在、ヨーロッパの主要国は シェンゲン協定(2009年末現在、31カ国で調印又は批准されて、25カ国で実施中です。)を結び、協定域内の人の動きに関しては、一つの国と見做して入出国の手続きを簡素しています。シェンゲン協定加盟の詳細に関しては添付の ”EU統合とシェンゲン協定”を参照下さい。
■シェンゲン協定域(加盟国間)では、最初に到着した国で入国手続きし、最後に出発する国で出国手続きをおこないます。途中の国では、出入国審査や出入国カードの作成も必要なく、ただパスポートを見せるだけです。
■旅行者の旅程の中で、ギリシア訪問が何番目の訪問国になるかにより、手続きが変わってきます。当然のことながら、ギリシア一国の訪問の場合は、出入国審査や出入国カードの作成、パスポートの提示は必要となります。
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*在日大使館 |
■ 【在日ギリシャ大使館】:〒106-0031 港区西麻布3丁目16-30、電話:03-3403-0871、03-3403-0872、Eメールは こちらを利用下さい。 総合情報は同大使館の WEBサイトを参照下さい。 | . |
*政府観光局 |
■ 【在日ギリシャ政府観光局】:〒107-0052、東京都港区赤坂2-11-3 福田ビル・ウエスト5階 在日ギリシャ政府観光局事務所
同観光局 の WEBサイトも参照下さい。 | . |
*通貨 | ■単位はユーロ(EURO)。補助単位はユーロセント(Euro Cent=ギリシアでの別称レプタ)。E1=約110円(2011年2月現在)
■紙幣の種類:E5、10、20、50、100、200、500
■硬貨の種類:1、2、5、10、20、50ユーロセント、E1、2
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*両替 カード・還付 |
■ 【ユーロへの両替】:日本国内で、円からユーロへの両替は簡単にできます。ギリシア入国後も、空港、銀行、ホテル、旅行代理店、両替商、一部の郵便局で日本円から直接両替ができます。
■ 【クレジットカード】:国際的クレジットカード(ビザ、マスターカード、ダイナース、アメリカン・エキスプレス、JCBなど)が支払いに広く利用できます。また、またこれらの国際キャッシュカードでATMから現金(ユーロ)を引き出すことができます。
■ 【ATM】:ほとんどの銀行に、24時間利用できるATM(自動現金預入払出機)が設置されており、また主要な都市では、街中に広く設置されています。
安全に留意して利用しましょう。
■ 【トラベラーズチェック(T/C)】:トラベラーズチェックからユーロへの交換は、銀行、ホテル、旅行代理店、一部郵便局できます。
■ 【制限】:出国時、空港での外貨への再両替は10,000ユーロまでです。
■ 【物品税(KDV)の還付】:
旅行者がギリシャの一店舗で、税込み総額が120ユーロ以上の買い物をした場合は、その品物のVAT(海外の消費税)19%が免除になり、事務手数料を引いた金額が返金されます。この手続きの要領に関しては別紙資料 ”[物品税(VAT/TVA)の払い戻しについて]”を参照下さい。 | . |
*チップ | ■ギリシャでは、サービスに満足した時の気持ちとして渡します。よいサービスを受けた場合は下記を目安にチップを弾んで下さい。
■ 【レストラン】:レストランやバーでは、サービス料が含まれていても、料金の5~10%のチップが一般的。
■ 【ボーイ・ポーター】:空港やホテルで荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、1ユーロ。枕銭も1ユーロ。
■ 【タクシー】:料金の5~10%のチップが一般的。復活祭とクリスマス前後10日間は規定額が加算されます。
■ 【ガイド・ドライバー】:タクシーやミニバスをチャーターした場合、各自料金の10%を目安に。
■ 【トイレ】:金額の指定がない場合0.25~0.5ユーロ。 | . |
*電気 | ■220V,50Hz,プラグ:Cタイプ。電気製品:変圧器必須 | . |
*時差 | ■日本より7時間遅れ。ただし3月最終日曜日から10月最終日曜日前の土曜日まではサマータイムとなり6時間遅れです。 | . |
*気候 | ■ギリシアは、ほぼ全土が地中海性気候に区分され、冬季(12月~3月)は温暖(平均10℃)、湿潤であり、夏季(6月~9月)は高温(28℃程度)で乾燥した気候となります。 ■また、北部は山岳地帯となり、昼夜の温度差が激しく、冬期には積雪の地域もあります。イオニア海、エーゲ海にある海洋の島々では、年間の変動温度巾は約10~25℃程度で穏やかで、降雨の少ない気候です。
■しかし、冬期はにわか雨も降りやすいので、折りたたみ傘の用意は必要。
服装は急な温度変化に備えて、薄手のカーディガンかセーターのご用意を。また、帽子、サングラス、日焼け止めも必要です。遺跡めぐり等、観光ツアーの場合、歩くことも多く、履きなれたウォーキングシューズやスニーカーがあると便利です。 ■船内泊のあるクルーズでは、パーティー用の服装があれば、安心です。ただし正装は不要。
アテネの月別平均気温(最高・最低)・降雨量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
最高 | 13 | 14 | 16 | 20 | 26 | 31 | 34 | 33 | 29 |
23 | 18 | 14 |
最低 | 6 | 7 | 8 | 11 | 16 | 20 | 23 | 23 | 19 | 15 | 8 |
6.8 |
降水量 | 60 | 35 | 35 | 25 | 25 | 15 | 8 | 10 | 15 | 50 | 55 | 70 |
テッサロニキの月別平均気温(最高・最低)・降雨量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
最高 | 9 | 11 | 14 | 19 | 25 | 29 | 32 | 31 | 27 | 21 | 16 | 12 |
最低 | 2 | 3 | 5 | 10 | 13 | 18 | 21 | 21 | 17 | 13 | 9 | 4 |
降水量 | 45 | 40 | 40 | 40 | 40 | 40 | 20 | 15 | 30 | 60 | 55 | 55 |
イラクリオン(クレタ島)の月別平均気温(最高・最低)・降雨量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
最高 | 15 | 16 | 17 | 20 | 24 | 27 | 29 | 29 | 26 | 23 | 21 | 18 |
最低 | 9 | 9 | 10 | 12 | 15 | 19 | 22 | 22 | 19 | 17 | 13 | 11 |
降水量 | 95 | 50 | 45 | 25 | 15 | 5 | 1 | 1 | 10 | 65 | 70 | 80 |
サントリーニ島の月別平均気温(最高・最低)・降雨量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
最高 | 14 | 14 | 16 | 19 | 22 | 27 | 28 | 27 | 26 | 22 | 19 | 16 |
最低 | 9 | 9 | 10 | 12 | 15 | 19 | 22 | 22 | 19 | 16 | 13 | 11 |
降水量 | 114 | 81 | 66 | 28 | 14 | 4 | 1 | 1 | 13 | 61 | 69 | 102 |
気温:℃ 降雨量:mm/M 資料:WMO(世界気象機関) のデータより | . |
渡航データ | . | . |
*渡航者数 | ■日本からギリシャへの渡航者数は近年約7万人/年間。 | . |
*フライト | フライト■日本からギリシャへの直行便はありませんが、ヨーロッパ経由か、アジア経由にて、ギリシャの玄関口、アテネ国際空港に入るいろいろな航空便があります。
■経由便を使用すると、アテネ行き以外にエーゲ海の島々へ飛ぶ、直行便もあり、直接目的地に行くこともできます。 | . |
*所要時間 | 経由便利用で約15~17時間となります。
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*玄関口空港 | ■ギリシャの玄関口はアテネ国際空港(別名:エレフテリオス・ヴェニゼロス空港(Athens International Airport, ATH)、首都アテネから東方27Kmにあります。
■この空港は、ギリシア国有航空会社であるオリンピック航空のハブ空港で、毎年、1500万人以上の旅行者が利用しています。特に、ヨーロッパから中東(ドーハ)、東南アジア(シンガポール、バンコク)、東アジア(北京)方面に向かう便の最大の経由空港です。 | . |
*玄関口空港 アクセス | 空港からアテネ市内へは、鉄道(メトロ)、バス、タクシーを利用します。
■鉄道(メトロ):空港からドゥキシス・プラケンティアス駅経由メトロのライン3に乗り入れ市内中心部へ。また、空港からネランヅィオティサ駅経由メトロのライン1に乗り換えも可能。6Euro、約30~40分
■エキスプレス・バス:アテネ市内の各バス停へ。約3Euro、約40~80分
■タクシー:日昼 約20Euro、夜間 約30~40Euro、約60分 | . |
*機内へ の持込 | ■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。 | . |