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エコノミークラスの健康管理
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項    目
1、機内の環境
2、頭痛、耳鳴りの原因と対策
3、エコノミークラス症候群とは
4、エコノミークラス症候群の名称について
5、足のムクミと水分補給
6、この症候群の実態と危険因子
7、国際線を運航する各国航空会社の対応は
8、当工房の考えるこの症候群の原因と対策は
9、足置き有効性の科学的根拠
10、新聞報道も足置き推奨
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高度1万mを飛行する旅客機の機内は、できるだけ地上に近い環境を作るべく調整されますが、人工的で特別な環境です。この環境下で、10時間以上も着座する長旅は心身ともに変調をきたすものです。
軽度のものは、耳鳴りや頭痛から始まって、重いものではエコノミークラス症候群と呼ばれる血栓症に至るものまであります。しかし、機内での症状や疾患に関する予備知識や対策を知っておれば重症には至らず、一過性のものとして、押さえることができます。この章の健康管理について、ご一読戴き、予備知識と対策について知って戴き、機内を楽しくお過ごし下さい。
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1、機内の環境
1) 機内の環境のはどのようになっているでしょうか。
飛行機の中はエアコンが行き届き、地上と同じと思われるのですが、実は非常に過酷な環境にあると言えます。
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富士山の5合目の気圧や
サハラ砂漠並の乾燥に
相当する機内

飛行機はできるだけ高効率飛行をするため、空気は薄いが抵抗の少ない1万メートルもの上空を飛行します。高度1万メートルといえば、気圧は地上の4分の1、酸素濃度も4分の1に、気温はマイナス50度以上、湿度は0%の世界です。
ジェットエンジンはこの寒冷希薄な空気を圧縮機で取り入れ、燃料燃焼用空気として使用すると共に、その一部を機内用空気として機体内に送風します。その機内用の量は、約5分毎に機内空気を入れ換えるほどの量となります。
この多量の空気の入れ換えと、温度、湿度、圧力の調整を行うのが空気調整装置ですが、地上と全く同じ条件にはなりません。圧力は0.7~0.8気圧、温度は22~23℃となり、酸素濃度(分圧ベース)は地上の70~80%、湿度は20%近くまで下がります。
kinai2圧力からみれば、この状況は標高2,000~2,500m(富士山の5合目相当)の状況となり、乾燥状態はサハラ砂漠並といわれています。 このような低圧、乾燥状態では、体内の水分は発散し易く、のどや鼻の痛みを感じることにもなります。また、体内の水分不足が続くと血液濃度が上がると共に、長時間の着席により、特に足回りの血行も良くないことと重なり、うつ血状況が生まれ、下肢部の血管には血栓ができやすくなります。飛行機の中では、いろいろな疾患が出てくるのは、このような厳しい環境状態が影響しています。
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2、頭痛、耳鳴りの原因と対策
zutu 1) 頭痛が起こるのはどのような理由からでしょうか。
気圧の変化による影響もありますが、一般的には、一時的な風邪引き症状に起因していると言われています。
特に、夏場、日本を出発する場合、ほとんどの乗客は薄着で搭乗します。出発離陸後、2時間程経つと、食事も終り、お休みタイムとなります。機内温度は徐々に下がり、22℃~23℃となります。薄着のままで寝込んだりすると、一時的な風邪引き症状を起こします。夏場でも、機内用にセータを持参するか、機内で配布されるブラッケットで首下全体を包んで休むようにして下さい。
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2) 耳詰まりの原因と対策は何でしょうか。
機内の気圧の変化に、鼓膜の内外の圧力調整がついていかず、一時的に聞こえなくなることがあります。鼓膜の内側と外界との圧力調整は、耳管という鼻の奥に繋がる、細い管を通して調整されます。離陸し飛行機が上昇していく時、機内の気圧は1気圧から徐々に、0.7~0.8気圧に減圧されていきます。外界が減圧されていく時、耳内の空気は耳管を通じて比較的容易に抜けて減圧状態になり、すばやく内外の圧力はバランスし、鼓膜振動が妨げられることはありません。
一方、着陸時、機内圧は0.7~0.8気圧から大気圧;1.0気圧に戻っていきますが、この場合、耳管は押されて通気性が落ち、鼓膜は外から押されて内側に引っ張られる状態になり、振動が妨げられて聞こえにくくなります。しかし、スバを飲み込んだり、アクビをすることにより耳管は開き、圧力バランスは回復し、聞こえは戻ります。
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3、エコノミークラス症候群とは
1) 長時間座席に座っていると、エコノミークラス症候群(ロングフライト症候群)という血栓症に見舞われることがあります。これはどのような病気でしょうか。eco-d1
一言で言うと・・・足の静脈に出来た血の固まりが、循環して肺の血管に詰まる病気です。
もう少し詳しく言うと・・・・・・飛行機の旅行時のように、長時間、じっと座席に座ったままでいると、膝の裏あたりの静脈で、血液の流れが悪くなり、血液の固まり(右図の左下・・・X印)ができることがあります。立ち上がって足を動かした途端に、この血の固まりは静脈を中に流れて心臓に送られます。更には肺に送られた時に、肺の毛細血管に詰まる(右図の右上・・・X印))ことがあります。このような時、急に息苦しくなり、胸の痛みを覚えて失神することもあります。重症の場合は命を落す場合もあります。足を十分に伸ばせないエコノミークラスで発症が多いことが、この名前の由来です。
2)エコノミ-クラス症候群は医学的にどのように説明されていますか。
医学的には次のように説明されています。
エコノミ-クラス症候群(ECS=Economy-Class Syndorome)とは、長時間の飛行機旅行等に関連した深部静脈血栓症(DVT=Deep Vein Thrombosis),更にはこれに引き続き起こる、肺血栓塞栓症のことです。eco-d2機内のシートにじっと長時間すわったままでいると、足はとんど運動しない状態が続きます。特に下肢静脈の血液は足の筋肉(収縮)運動で心臓に循環しています。足の運動が不足すると、静脈の血流が悪くなり、循環スピードが落ちます。しかし、動脈からは一定量の血液が送りこまれるので、この差により、足の血圧は高まり、血液中の水分が透過して出ていき、ムクミが生じます。また一方では、血液濃度が上昇して、うつ滞すると、血栓ができやすくなります(静脈血栓症)。血栓の固まりができると、立ち上がることなどがきっかけで、これが血管の中を移動し、心蔵から肺へと流れていきます。しかし、肺の血管は先が細いため、血栓はそこに詰ってしまいます。この症状は医学的に肺塞栓症と呼ばれています。この状態になると肺の機能が失われ、呼吸困難、動悸、胸の痛みから突然気を失しなったりし、ひどい場合は、死に至る場合もあります。以上が、エコノミ-クラス症候群を医学的にみた解説概要です。
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4、エコノミークラス症候群の名称について
1)ロングフライ血栓症と同じ症状でしょうか。
日本旅行医学会は2002年度6月時の定例会議で、いわゆる「エコノミークラス症候群」と呼ばれる長時間の飛行機旅行後に発生する深部静脈血栓症(DVT=Deep Vein Thrombosis)、更には、これに引き続き起こる肺血栓塞栓症を「ロングフライト血栓症と呼ぶように提案されました。これは、エコノミークラス症候群と呼べばエコノミークラス独特の疾患と思われがちですが、このクラスに限ったことでなく、ファーストクラスやビジネスクラスでも起き、また車や電車などでも、長時間、じっと座り続けて急に動き出すとこの血栓症が起ることもあるのです。
従って、正確には深部静脈血栓症 十 肺血栓塞栓症」と呼ぶべきですが、長い名前になる上、一般になじみにくい名前となるためロングフライト血栓症」と呼ぶように提案され、一般には、”6時間以上の長時間フライト”に伴う病気という意味付けがおこなわれました。
また、当学会では、当面この名前が定着するまではロングフライト血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)の表記で対処され、一般に広く理解された後で、ロングフライト血栓症」と単独で使用すると発表された。
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5、足のムクミと水分補給
1)長時間の飛行後、足のムクミでクツが履きにくいこがあります。mukumiこれは、このロングフライト症候群の前兆でしょうか。
機内で長時間座ったままで足をほとんど動かさないでいると、静脈での血液の循環機能は低下し、血液が滞留することがあります。血液が滞留し、血管内圧力が上がると血液中の水分が透過し、圧力の低い皮膚下に貯留し足にムクミが生じます。
即ち、ムクミが生じることは血液の滞留を意味しており、この症候群の前兆とみることができます。皮膚下の圧力を高めるため、弾性ストッキングを履くことが勧められています。
2)水分の補給に、ビール、コーヒはよくないと言われるのはなぜか。
stopdrink機内は”サハラ砂漠”並みの乾燥状態と言われます。調査によれば、呼吸を含めた人体からに水分の発散は一時間あたり、約80ccと言われます。日本からUSAやヨーロッパに飛ぶと、少なくとも1リットル以上の水分が失われます。このことが血液濃度を上げ、血栓の出来やすい環境にします。そのため、水やソフトドリンクを定期的に飲み補給する必要があります。このとき、ビールやコーヒでも水分補給に変わりはないと思われますが、これらには利尿作用があり、逆に、水分を体外に出してしまうためお勧めできないのです。
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6、この症候群の実態と危険因子
1)エコノミークラス症候群の最近の実態は?。また、要注意の人々として、日本人の中高年者、特に女性が上げられるのは何故でしょうか。
今や年間2,000万人近い日本人が海外に出かけるようになりました。その内、1,500万人の人々は6時間以上の飛行機の旅をすると言われます。50歳以上の中高年者は約30%(男性20%、女性10%)となっています。(国際観光振興機構のデータより)oldcouple
最近発症が目立ってきたのは、航空機の性能向上によって、ノンストップで長時間運航する機会が増えたことや、裕福な中高年者の海外旅行が増えたことが考えられます。医学的にはこの症状を「肺血栓塞栓症」と呼ばれているが、この病気には様々の原因があります。
その内、飛行機旅行が引き金になった例が1977年に医学論文で紹介され、「エコノミークラス症候群」と名づけらたのが最初でした。2000年10月に20代の英国女性が、オーストラリアから20時間あまりの長旅を終え、ロンドン空港に到着した直後に急死した。この事件をきっかけとなって、このエコノミークラス症候群が注目されるようになりました。tanka
日本では、2001年になって、各地の空港近くの病院で、この症事例が個別に発表されるようになりました。国土交通省所管の財団法人”航空医学研究センター”は統一的な基準で調べ直し、日本宇宙航空環境医学会で実態が発表されました。
同研究センターでは定期国際便が就航する国内21の空港近くにある、111の病院にこの症候群の診察事例を聞き、7病院の診断例の44人をこの症候群に該当すると認定しました。hospital
性別では男性4人、女性40人。平均年齢は61歳でした。全員が国際線の乗客で、搭乗時間は8時間から13時間あまり、半数近くが飛行開始から到着まで、一度も席を立たず、トイレも我慢していた。また、名前のとおり、エコノミークラスの乗客が31人と圧倒的に多く、ビジネスクラスの客も6人いました。
また、31人には高血圧や糖尿病などの「生活習慣病」がありました。中高年の女性客が多かった理由について問われた同センターは「トイレに行くのを我慢しようとして、水をとるのを控えてた」のも一因と分析しています。予防策として、「普段から、生活習慣病の改善に努めると共に、機内では水分を十分にとり、ストレッチ運動や足のマッサージ運動をすることが大切だ。」と話しています。

2)予防法と危険因子
成田空港に近い成田赤十字病院の森尾医師は、「エコノミークラス症候群」の主な予防法とその危険因子ついて、次のように報告された。doctor
予防法
* アルコールを避け、水分を十分にとる。
* 足の運動に心がける。
* 足のムクム人は弾性ストッキングを履く。
* 深呼吸をする。
* きつい衣服は緩める。
* 禁煙
血栓のできる要因
eco-d3 ① 血液が固まりやすくなる。
② 血流が悪くなる。
③ 血管壁の障害
これらと危険因子との関連は
* 経口避妊薬などのホルモン療法用・・・①
* ガン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・①
* タバコ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・①
* 最近の足の大きなけが・・・・・・・・・・・・・① ③
* 糖尿病や高脂血症など・・・・・・・・・・・・・① ②
* 肥満・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・② ③
* 静脈血栓症の患者・・・・・・・・・・・・・・・・・② ③
* 静脈瘤などの病気・・・・・・・・・・・・・・・・・ ③
機内で行える旅行者血栓症の予防対策
(JALのホームページより)
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7、国際線を運航する各国航空会社の対応は
1)日本の航空大手は
国土交通省と国際線を運航する航空大手3社は2001年2月下旬に、初めての検討会を開き、対策や今後の方針について話し合いました。
各社はホームページや機内誌などに、予防策を掲載し、さらに、機内でのストレッチ運動のアナウンスを始めました。
日本航空は足の運動を盛り込んだリラックス体操のビデオを作製しました。
全日空もストレッチ運動のビデオを作成、飛行時間が5時間を越える路線で必ず上映するようにしました。
日本エアシステムは、以前より、ドリンクサービスの回数を増やし、乗客に水分補給を勧めています。

2)外国の航空会社の対応は
米国、英国、フランス、オーストラリアでも、このエコノミークラス症候群は注目されており、特に、損害賠償問題と絡めて、深刻に受け止められています。これらの国で、国際路線を持つ航空会社は機内体操のビデオを放映したり、飲み物のサービスを増やしたりして、対応しています。また、エコノミークラスの快適性を増やすため、座席間を0.5インチ(12.7cm)増やすことをPRしています。(ユナイテッド航空)
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8、当工房の考えるエコノミークラス症候群の原因と対策は
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当工房では、足回りの血行が悪くなる大きな理由はシートの高さにあると考えます。 シートの大きさ比較での述べましたが、左図のA寸法は「エコノミークラス」45cmです。
一方、新幹線、バス等殆どの国内の乗り物は、このA寸法に相当する高さは40cmです。この5cmの違いは一見たいしたことはないと、思われがちですが、5時間以上もシートベルトを付けて座り続けると太もも裏の圧迫は強いものあります。
(ひざの上に週刊誌を一時間の乗せていると、局部的な圧迫痛を感じます。)
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特に、高齢者や女性の場合はこの圧迫感は強く、何らかかの方法で、足を浮かし、この圧迫から解放してやる必要があります。
当工房がお勧めする、木製の携帯用フットレスト”スカイサーフィン”を使って戴き、太もも裏の圧迫を解放して戴き、また、絶えず、足にスイング運動を与えて戴ければ、下肢の血行は促進され、エコノミークラス症候群の心配はなくなります。
また、スカイサーフィンをお使い戴き、バンドを図のように巻きつけて戴くとフクラハギの押圧運動をしていただくと、エコノミークラス症候群からの解放は確実なものとなります。
9,足置き有効性の科学的根拠
早稲田大学石田研究室「リクライニングシート着座時における快適性
の評価」佐藤明穂著を参考にさせて戴きました。
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実験システム概念図「足置き」無し時の圧力比率「足置き」有り時の圧力比率
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リクライニングシートにおいて人間の体重は通常、大腿部(太ももの裏)、臀部(お尻)、背中部で支えられています。この時、「足置き」有り、無しによって、これらの部位での圧力比率は上図で示されます。「足置き」無し場合は約半分が大腿部(太ももの裏)で支えられ、「足置き」有り場合はほぼ3等分して支えられていることがわかりました。特に長時間の着座で、快適と感じられるのは、足置きを使用し、主要な3部位が、ほぼ均等に体重を分散負担するときに感じられることがわかりました。シートテーブルに掛ける携帯用フットレスト、スカイサーフィン使用いたしますと、さらに首部でも体重をささえることになり、高さ調整により、太ももの裏の押圧を減少し、血行を良くしますので、快適性がさらに向上いたします。
10,新聞報道も足置き推奨
2014年4月5日(土曜日)版、朝日新聞の”元気のひけづ”特集で報道された
海外旅行の飛行機内で快適に過ごす方法概要は次のとおりです。
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.......詳細はこちらのページをご参照下さい。
1、機内環境 :気圧:0.8気圧、気温:24℃、湿度:10~20%
2、快適な機内の過ごし方
btn109コンタクトは外して眼鏡に
btn109ゆったりした服装
btn109アルコール、炭酸飲料は控えめに.....(ビール1本=地上の2~2.5本分)
btn109女性は高齢者は通路側に座る
btn109かかとやつま先の上下運動
3、機内で発生した症状の内訳(2009年度,日本航空国内線データ、ケガ,ヤケドは除く)
10分以下の意識障害26%消化器症状18%発熱15%
呼吸困難11%けいれん9%胸部症状3%
10分以上の意識障害2%頭痛1%その他15%
4、あると便利なグッズ例
btn108フットレスト(当工房は”スカイサーフィン”を推奨します。)
btn108スリッパ
btn108U字型枕
btn108ノイスカンセリングヘッドホン
エコノミークラスの快適グッズ
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ご購入はWEBオーダメールより連絡下さい。
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