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国政 | . | . |
*正式国名 | バングラデシュ人民共和国 (People's Republic of Bangladesh) | . |
*主要都市 | ダッカ、チッタゴン、クルナ、ラングプル、サイドプル | . |
*政体 | 共和制。議員内閣制であり、首相が政治の最高権者。普通選挙にもとづく議会制民主主義。 | . |
*元首 | ■ 大統領。原則として、儀礼的職務を行うだけの象徴的地位。任期5年。国民議会において選出。 | . |
*政治 | ■ 一院制(総議席350)。任期5年。議席のうち50は各党に配分の女性枠。 | . |
*地方行政 | ■ 8つの管区、64の県(「ジェラ」)、496の郡(「ウポジェラ」)、4,554の行政村(ユニオン)により構成。8管区は、バリサル、チッタゴン、ダッカ、クルナ、ラジシャヒ、ロンプール、シレット、マイメイシン。
•中央政府は各州長官、各県行政長官、各郡行政官を派遣。県行政長官が地方行政の実質的な責任者。 | . |
歴史・地理概要 | ■バングラデシュは,二度の独立(1947年の印パ分離独立及び1971年の西パキスタンからの独立)を経て誕生した。インドからの分離独立は,宗教(イスラム)をアイデンティティの基盤に据えたものであったのに対し,1971年の独立は,ベンガルという民族を基盤に成し遂げられたものであった。
■ バングラデシュは、インドの東側に位置し、インド領に囲まれて(ただし、一部はミャンマーと接し)、南部はインド洋に面しています。 (右上写真:クスンバ・モスク)
■ また、インドの北部を東に流れる大河ガンジス川は、最後にはバングラデッシュの中央を流れて、ベンガル湾に注いでいます。
■ 多くの河川に恵まれたバングラデシュの土壌は肥沃で水田耕作に適していますが、洪水や干ばつ等の自然災害に弱く、生産は安定していません。
■ 国内の丘陵地は南東部のチッタゴン丘陵地帯(最高地点:ケオクラドン山、1230m)と北東部のシレット管区に限られます。 |
旅の基本データ | . |
*ビザ・ パスポート | ■【ビザ条件】:日本人観光客がバングラデシュに入国される際にはビザが必要です。観光ビザの滞在可能日数は最長90日、有効期間は 6ヶ月間であり、有効期間内に入国しなければなりません。 駐日バングラデシュ大使館(下記参照下さい。)へ本人または代理人(旅行代理店も可)が出向き、必要な手続きしてください。その他、商用ビザ、留学ビザ等も大使館に確認下さい。
■【パスポート】:残存有効期限が6ヶ月以上あり、ビザページに2ページ以上空欄があることが求められます。
■【入出国手続き】:バングラデシュに入国する際、また出国する際には、それぞれ入国カード・出国カードの記入・提出が必要です。飛行機で入国の際には、飛行機にて配布されることが通常ですが、飛行機に十分な枚数が無いなどで、配布されなかった場合には、空港にて入手することとなります。出国の際の出国カードは、空港の航空会社カウンターで入手できます。空港の出発ホールに入った後に、出国カードを配り、記入のサポートをしてくれるカウンターがありますが、これは有料サービスになります。
■【税関申告書】:通常、税関申告書も飛行機機内で配られます。所持金額等を申告します。税関で提出を求められないケースも多々あります。なお税関申告書が機内で配られる確率は60%で、ダッカの空港にて提示を求められる・回収される確率は30%です。
特に申告を要するものは、外貨が5000 米ドル以上を持ち込む場合。
■ 注記:ビザ、パスポートなどの内容は予告なく変更される場合があります。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。 | . |
*在日大使館 | ■ [駐日バングラデシュ大使館 ]: 住所、ビザ申請:〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-29、TEL:03-3234-5801、FAX:03-3234-5802、同大使館の案内はこちらの サイトも参照して下さい。
海外旅行の安全情報はこちらの サイトも参照して下さい。 | . |
*政府観光局 | バングラデシュ政府観光局 住所:〒350-0322 埼玉県比企郡鳩山町今宿6-1、バングラディシュ政府観光局、TEL:0492-96-5003、バングラディシュの観光案内はこちらの サイトも参照して下さい。
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*通貨 | ■ バングラデシュの通貨(単位)はタカ(Taka )、補助単位はパイサ(Poisa)、1タカ = 100パイサ、1米ドル=83.5タカ,100Yen=77.9タカ(2020,06)
■紙幣:10タカ、20タカ、50タカ、100タカ、500タカ、1000タカ
■硬貨:5パイさ、10パイサ、25パイサ、50パイサ、1タカ、2タカ、5タカ
政府は小額紙幣(1、2、5タカ)の印刷停止し、硬貨に換えました。 | . |
*両替・ カード | ■【バングラデシュ・タカーへの両替】:都市部の一部の銀行で日本円から、直接タカに両替することも可能ですが、手続きに時間を要し、レートは良くないです。 現地で便利な外貨はUS$です。US$ならほとんどのところ(空港、銀行、ホテル、両替所)で現地通貨タカに両替できます。
■【クレジットカード】:高級なホテル、レストラン、ショップではクレジットカードが使用できます。地方では使用できません。
■【ATM】:ATM も普及していますが、機械の故障が多く要注意です。
■【T/C】:大都市の銀行で、US$建てT/Cから両替してくれます。地方では使用できません。
■【留意事項】:
(1)両替は1~2日分小出しに、持ち歩き現金を少なくしましょう。
(2)両替は小額の紙幣やコインを多く織り交ぜて入手しましょう。500タカ等の高額紙幣はホテルへの支払いに使えますが、「つり銭がない」などいわれ、使いづらいものです。
(3)入国時はダッカ国際空港で、US$からタカに両替し、レシート(外貨両替証明書)を入手、帰国時もこのレシートをベースにしてUS$に再両替してもらうのが、要領いい交換です。出来るだけ再両替がないよう、現地通貨は使い切りましょう。
(4)街角の両替屋では汚れ札、偽札に注意して下さい。また、再両替はできません。
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*チップ | ■バングラデシュにはチップの習慣があります。また、その範囲は概ね10~20タカです。それ以上の要求は恐喝ものです。
■【レストラン】:サービス料が含まれていない場合、高級レストランでは(50タカから100タカ程度)約10%。ただし、街中のレストランではへおつりの小銭程度、それも必ずというものではありません。
■【ホテル】:ボーイや、ルームサービスには10~20タカ程度。
■【空港】:ポーターを利用した場合には、1 個につき5~10 タカ程度。
■【タクシー】:料金の10%程度。
■【その他】:ツアーガイドには客ひとりにつき50~100タカ。(グループ内で相談されるのも一方法です。) | . |
*電気 | ■220~240V、50Hz 。電圧が日常的に10~15%は変動します。家電製品によってはスタビライザー(電圧安定器)が必要です。(スタビライザーは現地で入手可能である。)
■コンセントはC、D、G ,Kタイプが使われています。
■日本から 100V の家電製品を持参する場合には、変圧器が必要です。(変圧器内蔵型が便利、マルチタイプの変換アダプタを持参すると便利。)。 | . |
*時差 | ■日本との時差は-3時間。夏時間はありません。 | . |
*気候・気温 |
■バングラデシュは典型的な熱帯性モンスーン気候で、年中、高温多湿ですが、特色として、次のように区分することができます。
■ 【乾季】:10月~3月、雨が少なく、比較的涼しく感じられ、朝夕には気温が10℃近くまで下がる時があります。この時期の訪問時には、長袖、薄手のセーター、トレーナー、カーディガン、ジャケット、スラックスなどが必要です。
■ 【雨季】:4月~6月、雨が多くなり、バケツをひっくり返したようなスコールがくることもあり、高温多湿な時期です。この時期、雷も多く、あちこちで雲の上に蛍光燈が付いているように閃光が走り、炸裂音は日本の数倍の規模です。 (右上写真:ダッカ近郊の列車)
■ 【モンスーン季】:7月~9月、毎年、この時期にモンスーンが襲来します。その様相は、サイクロン、竜巻、海嘯といった暴風雨となり、森林破壊、塩害、土壌劣化、浸食等を引き起こし、全国的に被害を及ぼします。
ダッカの月別平均気温(最高・最低)・降雨量 |
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1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
最高 |
26 |
29 |
34 |
34 |
32 |
32 |
31 |
32 |
32 |
33 |
30 |
28 |
最低 |
15 |
16 |
23 |
25 |
24 |
26 |
26 |
26 |
26 |
24 |
19 |
15 |
降水量 | 7 | 20 | 195 | 176 | 300 | 399 | 262 | 317 | 306 | 79 | 0 | 10 |
気温:℃ 降雨量:mm/M 資料:WMO(世界気象機関) のデータより |
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渡航データ | . | . |
*渡航者数 | ■バングラデシュを訪問する日本人は近年年間、約7,000人。(日本旅行業協会のデータによる) | . |
*フライト | ■バングラデシュを代表する航空会社:ビーマンバングラデシュ航空が、2019年12月までに、日本~ダッカ(ジア国際空港)を結ぶ直行便の運航を再開する方針が明らかになりました。詳細は明らかになっていません。
■経由便は各種あります。利用できる航空会社は、シンガポール航空 (Singapore Airlines)、香港ドラゴン航空 (Dragonair)、マレーシア航空 (Malyasia Airlines System)、 キャセイ・パシフィック航空 (Cathay Pacific Airways)、 ビーマン・バングラデシュ航空(Biman Bangladesh Airlines、現在運休中)等があります。第2の都市チッタゴン国際空港からも入れます。
■ [注意]:昨今の航空事情により、突然変更になる場合があります。渡航前には再確認下さい。 | . |
*所要時間 | ■乗り継ぎ時間も含めて約8時間~14時間。 | . |
*玄関口空港 | ■ ダッカ国際空港(シャージャラル国際空港:Shahjalal International Airport)、ビーマン・バングラデシュ航空とユナイテッド・エアウェイズが本拠地としています。ダッカ市内から北へ約20km
■バングラデシュ第2の都市チッタゴン国際空港(シャーアマーナト国際空港、Shah Amanat IAP)、チッタゴン市内から南へ約20km | . |
*玄関口空港 アクセス | ■ダッカのシャージャラル国際空港、第二の都市チッタゴンのシャーアマーナト国際空港では、両空港とも市内へ約20Km、アクセスには、タクシーや路線バスを利用します。
■【タクシー】:海外からの旅行者を対象に、料金固定制タクシーも用意されています。空港到着ロビー脇に受付があり、行き先によって料金が設定されてチケットを買って、タクシーを利用します。チップを要求されることがありますが安心です。その他、メーター制タクシー、交渉制タクシー、ベビータクシー(自動三輪車)があり、料金は安価ですが、慣れる必要があります。時間は40~50分。
■【バス】:時間に余裕があれば、路線バスを利用できます。所要時間は45分~1時間。
■【鉄道】:ダッカのシャージャラル国際空港からは鉄道を利用することもできます。
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*機内へ の持込 | ■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。 | . |