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【ビザ】:1995年、国連において「永世中立国」を宣言し、承認されたが、これは海外からの影響を避けるための、「半鎖国宣言」であったのかもしれません。
■トルクメニスタンへの入国にはビザが必要ですが、その手続きは下記のような事情により、世界でも、もっとも煩雑といわれています。
(1)在外大使館が少ない。日本にもトルクメニスタン大使館はありません。
(2)あらかじめトルクメニスタン側の受入元(観光会社や商談相手の政府機関・企業など)が必要。
(3)必要な書類 (パスポートのコピー、ビザ調査票、写真)を送付して、ビザを入手するのに、最低1ヶ月は必要。費用は約40~80$。
■入国後においても、次の留意事項があります。
(1)持ち込む外貨はすべて申告が必要。未申告は没収。
(2)滞在する外国人は常時、パスポートを携帯すること。国内移動時は20~30km毎に検問所があり、提示する必要があります。パスポートの盗難・紛失には十分注意してください。トルクメン人もパスポート持参で国内移動してます。
(3)トルクメニスタンに3労働日(土、日を除く)以上滞在する場合には、滞在登録が必要です。滞在先が変更した場合にも再度滞在登録を行う必要があり、出国時は滞在抹消登録が必要です。御注意ください。
(4)出国時、滞在中に購入した絨毯を国外に持ち出す際は、購入した店で発行される証明書が必要です。また、バザール等、証明書を発行しない店で購入した場合は絨毯博物館で証明書の発行を受けること。
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【パスポート】:残存有効期間は滞在日数+6カ月以上。スタンプ式のビザ発行のため、左右見開きの余白ページが必要です。
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【ビザ取得】:国境(ファラーブまたはダシャウズ)かアシガバット空港で申請・取得できます。ただし、入国の1ヶ月前に現地手配と招待状申請が必要です。現地ではVISA代US$40~80(アメリカドルでの支払いです)程、出入国審査官に直接、払って頂きます。
トルクメニスタンの隣国ロシア、トルコ、ウズベキスタン、中国にある、トルク大使館で申請・取得することも出来ます。
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【トランジットビザ取得】:招待状や現地ガイドが不要で、陸路で移動する、首都などを、3日(最大5日)程度で観光する条件でトランジットを取得(5日間必要)することができます。通常、ウズベキスタン<・・>イランのルートでよくこのビザが利用されます。
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【在トルク日本大使館】:資源大国トルクメニスタンに関与するため日本は首都、アシュガバットに大使館を持っています。
住所:Bld.60,1945 str.,"Paytagt"Trading Center Ashgabat,Turkmenistan,744017、TEL:+(993-12) 477081、477082
Fax :+(993-12)477083、
E-mail: jp-embassy@ah.mofa.go.jp
■当国へのビザ取得は煩雑なため、中央アジアへの旅行業者に依頼されるのも一策です。
こちらの
サイトも参照して下さい。
トルクメニスタンへの渡航を希望される方は、事前にこの日本大使館とも連絡をとり、ビザ入手の要領に関して相談してください。
■【注記1】:渡航時には外務省発表の海外危険情報
トルクメニスタン危険情報を参照下さい。
■【注記2】:ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合がございます。事前に関係大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。
■【注記3】:海外旅行損害保険には必ずご加入ください。