アラブ首長国連邦 (通称 UAE：United Arab Emirates)

アブダビ（Abu Dhabi）、ドバイ（Dubai）、シャジャフ（Sharjah）、アジマン（Ajiman）、ウムアル・クウィン（Umm Al Quwain）,ラスアルカマー（Ras Al Khaimah） ,フジャイラ（fujairah）アル・アイム（Al Ain）

7首長国による連邦制

■大統領：ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下（アブダビ首長）

■一院制の連邦国民評議会。定数は40。議員は連邦を構成する各首長国首長が任命する。議決にはアブダビ（首都アブダビ市がある）、ドバイ（最大の都市ドバイ市がある）を含む5首長国の賛成が必要。

■アラブ首長国連邦は、次の7つの首長国により構成される連邦
国家。......... ドバイ首長国 / シャールジャ首長国/ アジュマーン首長国 / ウンム・アル＝カイワイン首長国 / フジャイラ首長国 / ラアス・アル＝ハイマ首長国

■ アラビア湾の入口にあり、ペルシア湾とオマーン湾に面しています。国土の大部分は、砂漠地帯で、南部のルブアルハリ砂漠にはサウジアラビアとの地図上の国境があります。東部に僅かに山岳地帯があり、オアシスが点在します。
■世界で最も大きな人工島といわれる、パーム・アイランド（Palm islands：全てヤシの木（パーム・ツリー）を模している。）がドバイ沖合いに２箇所造られ、この島によってドバイの海岸線は約520km長くなったといわれています。

■【ビザ】：日本国籍者は 30日以内の観光目的の訪問であれば事前にビザ取得は不要。入国時に空港でパスポートへのスタンプビザが発行されます。追加手数料を払うことにより30日間の延長も可能です。
■【パスポート】：有効残存期間6カ月以上
■【入国カード】：なし。「ビザなしの上に、入国カードを書かなくてもいいというのが素晴らしい」との旅行者の評。
■【出国税】：陸路で出国する場合、Dh20
■【注記１】:ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合がございます。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

■[駐日アラブ首長国連邦大使館]：
〒150-0036　東京都渋谷区南平台町9丁目10 TEL：03-5489-0804 FAX：03-5489-0813
E-mailは"こちら"をどうぞ。
同大使館のWEBサイトを参照して下さい。

■[ドバイ政府観光局]： ドバイ市観光に関するウェブサイトを参照して下さい。

■アラブ首長国連邦の通貨単位はディルハムDh（Dirham）と補助単位はフィルス（Fils）。Dh1＝100Fils＝21.1円（2012年2月20日現在）。
紙幣はDh1000、Dh500、Dh200、Dh100、Dh50、Dh20、Dh10、Dh5の8種類。コインはDh1、25Fils、50Fils、の3種類。

■【ディルハムへの両替について】: 空港、銀行、ほとんどのホテルでも両替できます。日本円からも両替することができます。両替時にはパスポートの提示が必要です。
■【クレジットカード】:アメリカンエクスプレス、ダイナースクラブ、マスターカード、ビザなどのクレジットカードは、広く利用できます。 各商店には使用できるカードが表示されていますので確認しながらご利用下さい。
■【ATM】:主要都市の空港、銀行、シティセンターやショッピングセンターではATMも設置されており、外貨の両替に利用できます。
■【T/C】:トラベラーズチェックは、広く使用できます。余分な手数料のかからない、米ドルか英ポンド建てのものをお勧めします。トーマスクック、ＨＳＢＣは、国中にオフィスがあります。
■【制限】:通貨の持ち込み、持ち出しに制限はありません。但し、4万ディルハム相当額以上は申告が必要です。
■【銀行営業時間】:一般に土曜日から水曜日の午前７時３０分から午後１時までと、木曜日の午前７時３０分から正午１２時までです。中には土曜日から水曜日の午後４時３０分から午後６時まで営業している銀行もあります。木曜日と金曜日が週末となっています。

■アラブ首長国連邦では、ほとんどの料金にサービス料が加算されており、基本的にはチップ不要の国です。しかし、サービス料が入っていないときや、快いサービスを受けたときには、心づかいとしてチップを渡すと喜ばれます。下記を目安として下さい。
■【レストラン】サービス料込みの場合は不要。含まれていない場合、店の格にもよるが、高級レストランで、料金の15～20％。
■【ホテル】ポーター：Dh5～10程度　ルームメイド：Dh5～10程度
■【タクシー】Fils以下の端数を切り上げる程度。

■ 電圧は220／240Vで周波数は50Hz。プラグは正方形で３つ又のもの（BFタイプ）が広く使われています。日本の電気製品は変圧器内臓型がおすすめです。

■日本との時差はマイナス5時間。サマータイムはありません。

■アラブ首長国連邦は、雨がほとんど降らず、気温の高い砂漠気候に属します。一年を通して、輝く太陽と青い空が期待できます。基本的に、暑い季節と涼しい季節の２つに分かれます。
■【暑い季節】:6月～9月にかけては非常に暑く、気温は40℃を超え、湿度は100%になります。特に7月、8月は酷暑期で、気温は40℃後半、50℃まで上がることもあり、砂嵐も時々起こります。この時期は戸外へ出かけるのは不可能で、人々のほとんどは屋内にいるか、避暑地へと向かいます。この時期の観光業は閑期となり、６月から９月のホテルの料金は約50%下がり、多くの店やその他の施設でも、この時期はサービス価格が設定されています。
■【涼しい季節】:11～3月は、平均気温も20℃前後と大変過ごしやすく、観光シーズンとなっています。
■【留意事項】: 服装は年間を通じ、控えめなスタイルの薄手、長袖の服装となります。（イスラム圏であることから真夏でも半袖は好ましくありません。）
建物内ではエアコンが良くきいていますので、セーターもしくはジャケットも必要となります。

■ 日本からUAEへの渡航者数は近年約40,000人/年間。

■エミレーツ航空が関空と成田からドバイへ、エティハド航空が中部と成田からアブダビへの直行便を運航している。

■日本からドバイへは所要約11時間。

■【アラブ首長国連邦の玄関口】：アブダビ国際空港（国営のエティハド航空の本拠地）、ドバイ国際空港（エミレーツ航空のハブ空港）が中心。(右写真はドバイ国際空港の管制塔とエミの尾翼)
エミレーツ航空の発着はターミナル３に集約されています。ここから世界６大陸、130以上と都市と結ばれて運行されています。
その他、ドバイの北15Kmにある、シャールジャ国際空港（LCC中心）、ドバイの南西40Kmにあるアール・マクトゥーム国際空港があります。

■　タクシー：移動にはタクシーが最も便利。メーター制で、安心して使うことができる。但し、夜間にふっかける運転手がいるが、無視すること。
■ドバイでは2009年9月開通のドバイ・メトロ(日本企業による地下鉄)も利用できます。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。