イラン・イスラム共和国(Islamic Republic of Iran)

テヘラン、シラーズ、マシャド、イスファハン等<

イスラーム憲法の規定による立憲共和国制。

国家最高指導者:2011年2月現在ハメネイ師。

１院制（議席数:定数290名。任期4年）

■イランの 全土は30の州（オスターン）分割して地方行政されます。（Wiki参照）

■ イランは、東にはパキスタンとアフガニスタン、北東にはトルクメニスタンと国境を接し、南にはペルシア湾とオマーン湾が広がる。西にはトルコとイラクと、北西にアゼルバイジャン、アルメニアと国境を接し、北にはカスピ海にのぞむ。
■イランの景観では、近年観測された火星面を思い起こすような荒れた大地、赤茶けた山々が延々と続き、これらの山々が盆地や台地を互いに切り離している。人々はイラン西半部に偏って居住するが、この地域でも、山がちでザーグロス山脈やイランの最高峰ダマーヴァンド山（標高5,604m）を含むアルボルズ山脈がある。
■一方、イランの東半は塩分を含むキャビール砂漠のような無人に近い砂漠地帯が広がり、塩湖が点在する。平野部はごくわずかで、大きなものはカスピ海沿岸平野とアルヴァンド川,シャッタルアラブ川河口部にあたるペルシア湾北端の平野だけである。その他小規模な平野部はペルシア湾、ホルモズ海峡、オマーン湾の沿岸部に点在します。

■【ビザ】：イランへの入国にはビザが必要で、ビザの有効期限は発行日から３ヶ月（滞在期間含）です。
ビザの申請は下記に記載する在日イラン大使館で行こなって下さい。
■【パスポート】：イラン入国時、残存有効期間は６ヶ月以上必要です。スタンプ式のビザ発行のため、左右見開きの余白ページが必要です。
ビザ・パスポートに関する詳細情報については、下記の在日イラン大使館のサイトを参照下さい。
■【注記１】: 海外旅行損害保険には必ずご加入ください。
■【注記２】:ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合がございます。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

【駐日イラン共和国大使館】：〒106-0047東京都港区南麻布3-13-9 イラン大使館　VISA SECTION、TEL:03-3446-8021～３ EXT:７７、FAX:03-3448-9022　(電話対応時間　13：00～17：00）
（ビザ申請時間 09:00～11:00／ビザ受領時間 15:00～16:00）
同大使館のWEBサイトを参照して下さい。

【イラン政府観光局】： イランへの旅行に関する基本データはイラン政府観光局のWEBサイトを参照して下さい。

■イランの通貨単位はリアル(Rial:略してRls)、ペルシア語ではリヤールと発音します。日常的にはトマム（１トマム:Toman＝10リアル）という単位が使われます。
■2009年3月現在のレートは、US$1＝9900Rial、1円＝100ial。
■紙幣は5万、2万、1万、5000、2000、1000、500、200、100Rls。
■硬貨は500、250、100、 50、10、5Rls。

【イラン・リアルへの両替】：
■イラン・リアルへの両替は現地についてからになります。また、現地ではUSドルからイラン・リアルへの両替がたやすく、円からの両替はほとんど無理と思ったほうが良いようです。従って、出発前に空港や銀行で円からUSドルに換金しておきましょう。
■【クレジットカード】：国際的なクレジットカードのVISA,Master Cardは主要都市で使用できるようになりましたが、地方では不向きです。
■【T/C】：　ドル建てのT/C(トラベラーズチェック)を用意して行っても、支払いに使用できるところは少なく、両替のレートが悪く、使いづらいものです。
■【ATM】：イラン人用の現金引き出しATMはかなりあるようですが、外国人がカードで現地通貨を引き出せるATMは少ないようで、期待禁物です。
■【その他】：イランでの支払いは全てリアル現金又はUSドル現金と心得るべきです。生活費は贅沢しなけらば、５日間で約100ドルが目安です。
持ち込み外貨がUSD5千（相当）以上の場合は申告が必要です。

■イランでは、料金のほとんどに、サービス料が含まれており、チップは基本的には必要ありませんが、旅行中に親切なサービスを受けた場合は、チップでお礼します。下記を目安として下さい。
■【ホテル】：荷物を運んでくれたボーイには1000Rls～2000Rlsほど。ルームメイドにも1000Rlsほど。(＊ツアーで団体行動中の場合は不要です。）、ドアマン：1000Rlsほど（＊タクシーを呼んでもらった場合など）
■【タクシー】：荷物の積み降ろしのサービスを受けた場合、1000Rls～2000Rlsほど。通常はつり銭を渡します。
■【ガイド】：ガイド料の10～15％

■電気＝220V、50Hz、プラグ：Cタイプ,電気製品：変圧器内臓型必須

■日本との時差は5時間30分。サマータイムあり。実施中は4時間30分の差。（通常、サマータイム期間はノウルーズ明けにあたる3月21日～9月21日。）

■イランの気候区分は大部分が乾燥地帯あるいは半乾燥地帯で、カスピ海沿岸のみが亜熱帯です。

■日本からイランへの渡航者数は近年約4,000人/年間。

■イラン航空が成田空港より、北京またはソウル経由してイラン（テヘランのエマーム・ホメイニー国際空港）行きの便を週二便運行しています。
ほかには、イスタンブールやドバイなどを経由する便やヨーロッパ各地を経由して入国する便もあります。

■乗り継ぎ時間を入れて約１４時間。

■【イランの玄関口】：イランへの玄関口はエマーム・ホメイニー国際空港。 テヘラン市街中心部から南部に約30Km

■通常、観光客はテヘラン市内まで、政府公認のエアポートタクシーを利用します。道路事情は良くなく、渋滞が頻発し、所要時間は約1時間半～2時間をみる必要があります。バス便もありますが、所要時間約2時間。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。