フィジー諸島共和国　(Republic of the Fiji Islands)

スパ（Suva）、ナディ（Nadi）、ラバサ（Labasa）、レブカ（Levuka）、ラウトカ（Lautoka）等

共和制、議院内閣制

大統領。象徴的大統領制。

2院制。
■上院：議員数32名、任期5年（解散あり、下院解散時には上院も解散。）伝統的評議会（Great Council of Chiefs : GCC）、首相、野党代表、ロトゥマ評議会の助言により大統領が任命します。
■下院：議員数71名、任期5年（解散あり）民族別割り当て議席46議席と民族に関係なく選出されるオープン議席25議席より成ります。
■伝統的評議会（Great Council of Chiefs : GCC）:フィジーが英国の植民地となった際、初代ゴードン総督を迎えるため各地の高位の伝統的指導者が集まった会合が起原。

■4つの地域(division)に区画されて地方行政されます。
中央地域　Central Division（スバ、Suva）、北部地域　Northern Division （ランバサ、Labasa）、東部地域　Northern Division （レブカ、Levuka）、西部地域　Western Division （ラウトカ、Lautoka）、群島の北部にあるロツマ島は、保護領です。 （）内は地域政府所在地。（Wiki参照）

■フィジーは南西太平洋の中央部（メラネシア地域）に位置し、約330の諸島（有人島:110島、無人島:220島）から成る島嶼（とうしょ）国家です。大きい島は火山活動ででき、小さい島は珊瑚礁の隆起によりできたものです。総面積は1万8千平方Kmほどで、日本の四国よりやや大きいくらいです。代表的な島は下記の３島です。
■ビチレブ島（Viti Levu Is'）:最大の島で首都スバ市やナンディ国際空港があり、多くの大型リゾートホテルがあります。また、まだ若干の火山活動を示しており、北部には、フィジーの最高峰のTomanivi山（Mt Victoria、標高1,323ｍ）があります。
■バヌアレブ島（Vanua Levu Is'）:２番目に大きい島。ランバサとサブサブという２つの代表的な町があります。
■その他主要な島:オバラウ島（スバに遷都される以前の旧首都レブカがある。）、タベウニ島（別名ガーデン・アイランドと呼ばれる緑豊かな島）

■【ビザ】： 観光目的で、１ヵ月以内の滞在であれば査証（ビザ）は不要です。（1ヵ月以上の滞在の場合は、フィジー政府観光局までお問い合わせください。）
■【パスポート】：フィジー入国日から入国時滞在日数＋3ヵ月以上有効なパスポートを所持していること。
■【留意事項】：ビザ、パスポートなどの内容は予告なく変更される場合があります。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

■【駐日フィジー諸島共和国大使館】：〒106-0041　東京都港区麻布台2-3-5　ノアビル14F 、TEL：03-3587-2038、FAX：03-3587-2563、業務時間： 10:00～18:00（13:00～14:00を除く）、休　日： 土・日、祝祭日、フィジーの祝祭日
同大使館のWEBサイトを参照して下さい。

■【在大阪フィジー諸島共和国名誉領事館 】：〒530-0046　大阪市北区菅原町11番11号　大作AMビル7階　伏見印刷株式会社内、電話：06-6312-0711

■【フィジー政府観光局】：〒106-0041　東京都港区麻布台2-3-5　ノアビル14F　フィジー共和国大使館内、TEL：03-3587-2561
同観光局のWEBサイトを参照して下さい。

■通貨単位はフィジー・ドル（F$）。補助単位はフィジー・セント（F￠）。F$１＝F￠100で、F$１＝約52円 （'2019年1月）です。
■紙幣:F$50、F$20、F$10、F$5、F$2の5種類。
硬貨はF$1、F￠50、F￠20、F￠10、F￠5、F￠2、F￠1の7種類。

■【フィジー・ドル（F$）への両替】：通常はフィジー到着後の両替となります。ナディ国際空港の到着ロビーには24時間営業の銀行があり、銀行、大きなホテルで両替も可能です。
■【クレジットカード】：大きなホテル、高級レストランのみならず、ほとんどの観光関係の施設ではクレジットカードが使えます。店頭やフロントには使用できるカードが表示されています。国際的に流通している、ビザ、マスター、アメリカン・エクスプレス、ダイナース、ＪＣＢなどが使えます。ただし、小さい、地方の店では一般的ではありません 。
■【ATM】：主要都市に設置されているATMは24時間利用でき、シティバンクなど主要な銀行口座から引出しができます。
■【トラベラーズチェック（T/C）】：現地通貨への両替のために使用します。日本円建てT/Cからも両替できますが、日本円建てより米ドルやオーストラリア、ニュージランド・ドル建てT/Cからの方が手続きが早く、レートも有利です。

■もともと、チップの習慣はありませんでしたが、近年、海外からの旅行者が増えるにつれて、とくにホテルのボーイや、ルームサービスにはF$１～F$2程度のチップは普通となりました。

■電圧/周波数：110／240V 50HZ。コンセントマルチタイプ要（Ｂ，Ｃ、ＳＥタイプ）。日本の電器製品は変圧器内蔵型が必要。（変圧器内蔵型が便利）。

＋3時間（サマータイムはありません。）

■熱帯性気候で、年間を通じて気温は、20～30℃であまり変動はありません。10月頃～4月頃にかけてが雨季（夏場）にあたり、特に1月～3月にかけては、年間降水量の半分くらい降る時があります。一方、5月から10月が乾季（冬場）となります。
■ヴィチ・レヴ島やヴァヌア・レヴ島などでは、島の中央に高い山があり、水分を含んだ貿易風が先ず当たる東側で雨が多く、西側では雨が少ない位置関係となっています。リゾート地が西側に多いのはこのためです。
■当地は我々日本から見れば、常夏の国ですが、5月から10月にかけて乾季（冬場）となりますと、朝晩は冷え込むことがありますので、防寒のため長袖のカーディガンなどを１枚持つことをおすすめします。

■フィジーを訪問する日本人は近年年間、約2.5万人。(日本旅行業協会のデータによる)

■現在（2016,05）直行便はなく、下記のような経由便が利用されます。
■代表的経由便は次のようなフライトがあります。

[注意]:昨今の航空事情により、突然変更になる場合があります。渡航前には再確認下さい。

■直行便：8時間30分。経由便：約10～12時間。

■フィジーの玄関口は、ナディ市の北東およそ８Km のところに位置するナディ国際空港。
空港に到着するとすぐ、入国審査があります。パスポートと機内で記入済みの出入国カードを提示します。

■空港行きバス、路線バス、タクシーを利用します。市内ー空港間　約20～30分。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。