パラオ共和国　(Republic of Palau)

コロール、マルキョク等

大統領制

大統領（任期4年）

二院制（上院13名、下院16名）、任期4年

■パラオは、16の行政区域（州）に分かれている。州内の自治は州政府（州知事が首長）によっておこなわれ、伝統的な酋長制度も並存している。パラオには州単位の酋長で構成される酋長協議会がある。

■パラオ共和国は、フィリピンの東750km、カロリン諸島の一部でミクロネシアの最西端に位置します。パラオ最大の島バベルダオブ島は豊かなジャングルに恵まれ、ミクロネシアではグアムに次いで2番目の広さをもっています。
■パラオの島々は、ロックアイランドと呼ばれる島々を含め、大小200の島で構成されています。北に位置するカヤンゲル島とガルワングル島、アンガウル島や、南に位置する南西諸島のいくつかの島を除いて、ほとんどの島々はひとつの堡礁の中にあります。
■パラオは1914年から1945年迄の31年間、日本に統治されていました。その間、日本は教育、経済、インフラなど生活基盤を整備し、友好的な関係を築きましたので、パラオはとても親日的な国であるといえます。
■ パラオは1994年10月に独立、国連の第185番目の加盟国となりました。独立後は、観光事業に力をいれ、国際的なホテルチェーンの誘致、高級リゾート開発等を急ピッチで進めています。

■【ビザ】：30日以内の観光（短期商用含む）目的のために訪問し、往復航空券を所持していればビザ不要。入国カード記入日数が滞在日数となります。
■通常はグアム(USA領)経由で渡航し、グアムに一旦入国の手続きを余儀なくされますが、この時もビザは不要です。これはグアム滞在が45日以内の観光、商用目的で、往復航空券を所持していればビザ不要のルールが適応されるためです。
■ただし、グアムで入国手続きを行う時、新グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム（Guam-CNMI VWP）が適用されるため、「I-94」と「I-736」と呼ばれる出入国カードを提出する必要があります。ESTA（電子渡航認証システム）の申請は必要ありません。
■【パスポート】：入国時に滞在日数＋6か月の有効期間が必要です。
■【留意事項1】：グアムでトランジットする場合、グアムに一旦入国しますがESTAを所持していると入国審査や出国審査がスムースいく場合があります（特に混雑期）。ESTAの所持もお勧めです。
■【留意事項2】：ビザ、パスポートなどの内容は予告なく変更される場合があります。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

■パラオでは自国の観光資源の保全と維持のため、アクティビティーに参加する観光客に対して、州政府発行の許可証の購入と携帯が義務づけています。該当するアクティビィーの案内はこちらのサイトを参照下さい。尚、許可書購入の費用は現金で、クレジットカード払いはできません。

■【駐日パラオ共和国大使館】：〒160-0001　東京都新宿区片町1番1-201号、TEL:03-3354-5500、FAX：03-3354-5200、
Eメールはこちらへ。

■【駐日パラオ政府観光局】：〒160-0001、東京都新宿区片町１－１、パレクリスタルビル、TEL:03-3354-5353、FAX:03-3354-5200、
Eメールはこちらへ。 同局のWEBサイト（英文）も参照して下さい。

■パラオの通貨はUS$,補助通貨セント。１US$=100cents
紙幣の種類は1、5、10、20、50、100ドル。硬貨の種類はおもに1、5、10、25セントが流通しています。

■【USドルへの両替】：日本円からUSドルへの両替は、日本出国前に空港の銀行、現地到着後、空港の銀行で行います。また、コロール市内には、ハワイ銀行やグアム銀行が営業しており、両替することができます。但し銀行の営業時間は、月曜から木曜日の午前9時30分から午後2時30分まで、金曜日は午後5時まで。
■【クレジットカード】：国際的に流通している、ビザ、マスター、アメリカン・エクスプレス、ダイナース等は、ほとんどのホテル、レンタカー・ショップ、ダイブ・ショップ、高級レストランで利用できます。
■【ATM】：ハワイ銀行やグアム銀行には24時間使用可能なATMがあり、WCTCショッピングセンターの中にもATMがあります。ATMは$20単位で1回の上限が$200までのご利用となっています。
■【トラベラーズチェック（T/C）】：USドル建てのトラベラーズチェックも多くの店でご利用いただけます。
■【現地必要費用】：パラオ出国の際に20USドルと、グリーン税15USドルが必要となります。準備をお忘れなく。その他、参加オプショナルにもよりますが、ロックアイランドやジェリーフィッシュレイクの立ち入りや、釣りの際に許可証が必要となります。（20～35USドル）

■もともと、チップの習慣はありませんでしたが、近年、海外からの旅行者が増えるにつれて、とくにホテルのボーイや、ルームサービスには１～２US$程度のチップは普通となりました。

■110V、60Hz。 プラグは日本と同じ。短時間なら日本の製品もそのまま使用できます。また精密機器のご使用には変圧器をご利用ください。

■日本と時差はありません。ただグアム経由の際、グアムは日本より1時間早いので、トランジット（乗り換え）のときに注意が必要。くれぐれも飛行機に乗り遅れないように。

■パラオは海洋性熱帯気候で高温多湿。年間平均気温は27℃（±１℃）で一年を通じてほぼ一定しています。
■一般的に11月～4月を乾季、5月～10月を雨季と分けますが、必ずしも明瞭ではありません。毎日のように一時雨(スコール)が降り後は晴天となります。雨季は多少雨量が多い感じです。なお、台風の襲来はほとんどありません。
■雨季と乾季で風向きが異なり、ダイビングでは乾季がベストシーズンとされています。観光客は雨季・乾季に関係なく年間を通じてパラオを訪れます。
■携帯品では、紫外線は日本の10倍と言われていますので、帽子、サングラス、日焼け止めが必要です。

■パラオを訪問する日本人は近年年間、約2.5万人。(日本旅行業協会のデータによる)

■【直行便】：
*デルタ航空が直行便を運航しています。成田からパラオ国際空港
（バベルダオブ島）までノンストップで飛ぶことができます。
.成田－パラオ便の運航スケジュールは以下のとおりです。

便名	出発	到着	運航開始日	運航日
DL97	成田発 18:30	パラオ着 23:25	2011年 12月28日～	月、水、金
DL96	パラオ発 4:30	成田着 9:15	2011年 12月29日～	火、木、土
詳しくは、こちら でご確認下さい。

*その他、JALは観光シーズンに合わせて、期間限定の直行便（チャーター便）を3都市（成田、名古屋、関空）から全35便運航しています。
フライトスケジュールはこちら(PDFファイル)からご覧になれます。(2012年4月～2012年10月）
季節チャーター便につきましては、パラオ取り扱い旅行会社にお問合せください。
■【経由便】：
*通常はグアムで飛行機を乗り換えてパラオへ飛ぶことになります。
日本からグアムまでは、ユナイテッド航空が日本の主要な10空港（東京、札幌、仙台、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、福岡、沖縄）から定期便が運航しています。またグアムからパラオまでもユナイテッド航空の定期便があります。
*この路線に関するユナイテッド航空のフライトスケジュールは
こちら（PDF） にあります。
*また、大韓航空も日本の14都市（札幌、函館、青森、秋田、成田、羽田、静岡、新潟、小松、名古屋、大阪、岡山、福岡、鹿児島）からソウル経由パラオ行きの便を運航しています。詳しくは、こちらでご確認ください。
*その他、マニラ、ヤップ（ユナイテッド航空）、台北（中華航空）を経てもパラオに入ることもできます。
■【留意事項1】：昨今の航空事情により、突然変更になる場合があります。渡航前にはよく再確認下さい。
■【留意事項2】：パラオツァー関連航空会社のパラオ事務所のTEL＆FAXは次のとおりです。 帰りの飛行機のリコンファームは、パラオに到着直後に済ませて下さい。
■ユナイテッド航空（UNITED AIRLINES MICRONESIA-Palau Office）:P. O. Box 367 KOROR Republic Of Palau , PW 96940 Koror Office: Reservations: +680 488 1029 or 2448,Office Fax: +680 488 2164
■デルタ航空（DELTA AIR LINES Check-In Counter）:Palau International Airport(Business Hours are from 10am to 6pm, Monday to Friday.): (680) 488 - 2255. All
■日本航空(JAL)（JAPAN AIRLINES- Palau Office）:P. O. Box 8004 KOROR Republic of Palau, PW 96940,Tel.: +680 587 2400,Fax: +680 587 2401

■日本からパラオへは、直行便で約5時間20分。グアム経由の場合、乗り継ぎ時間を入れて約8時間。（成田からグアムへは所要時間3時間30分。グアムからパラオへは直行便で1時間10分）

■パラオの玄関口は、バベルダオブ島にあるパラオ国際空港。

■ 【交通手段】：空港からコロール市内へは車で約20分。交通手段はタクシー、レンタカー、ホテルの送迎バス（シャトルバス）。出発前にホテルが決まっていたら空港までの出迎えがあるかを確認して、料金も聞いておきましょう。
■【タクシー】：数社が営業しており、台数も多く不便はない。決まった乗り場はなく、街を流している車を止めて利用するか、ホテルやレストランで呼んでもらう。日本語を話せる運転手もいるので、時間を指定して送迎を頼むこともできる。料金は交渉制で、乗る前に必ず交渉を。（タクシーにメーターは付いていない）、空港からコロールの中心地まで10〜15米ドル。4〜5分の距離なら5米ドルほどで、1時間チャーターすると20米ドル程度が目安。乗る前に必ず料金を確認して下さい。
■【レンタカー】：島内を自由に移動できるレンタカーが便利。1日50米ドルが目安で空港やホテルで申し込める。ほとんどが日本車だが整備が悪く、ドライブの途中で故障することも十分に考えられるので事前のチェックが重要。
■【バス】：送迎バス（シャトルバス）は夕刻から夜にかけて運行しています。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。