ニュージーランド　(New Zealand）

ウェリントン、オークランド、ハミルトン、ネービア、クライストチャーチ、ダニーディン

立憲君主国

■元首はエリザベス二世女王（英国女王）であるが、国王により任命された総督が国王の職務を代行します。（総督：アナンド・サティアナンド（Anand Satyanand）、2006年8月就任、任期5年）

■ニュージーランドの本土は16地方に分けて地方行政されています。（Wiki参照）

■ニュージーランドは、南西太平洋のポリネシアに位置する島国で、2つの主要な島と、多くの小さな島々からなりたっています。北西に2,000km離れてオーストラリア大陸が、南方には2,600km離れて南極大陸があります。近隣には島嶼国家、トンガ、ニューカレドニア、フィジーがあります。
■北島（ノースアイランド）には、首都であり、政治の中心であるウェリントンや、同国最大の都市で、商業および経済の中心地あるオークランドがあります。オークランドの年間降水日は100日以上で、雨の多い街です。北島は、南島ほど険しい山脈はないが、火山活動が活発です。北島の中での最高峰は、2,797m のルアペフ山。
■南島（サウスアイランド）の中心都市はクライストチャーチ。島の中央には南アルプス山脈がそびえます。最高峰は、3,754m のクック山。クイーンズタウンは世界的に有名な観光・保養地である。温泉地も各地に点在します。

■【ビザ条件】：現在、日本とニュージーランド間の「ビザ免除協定」により、日本人訪問者は3ヶ月以内の滞在に限りビザは不要です。必要とされるものは下記の通りです。
(1)次の旅行目的地への航空券、またはそれを証明するもの。
(2)ニュージーランド滞在に十分な資金（一人ひと月およそNZ$1000が目安）を所有していること。またはそれを証明するもの。
■3ヵ月以上の滞在する場合、留学、就労を希望する場合は、ビザが必要です。駐日ニュージーランド大使館(下記参照下さい。)に申請してください。
■【パスポート期限】:パスポートのは、滞在日数プラス3ヶ月以上の残存有効期限があること。
■【出入国カード 】: 入国時の入国カード（機内で配布）、出国時の出国カード（出発ロビーにあります。）の作成が必要です。出入国審査時にパスポートと共に提示して下さい。特にNZ700ドルの外貨を持って入国する場合や、 合計金額がNZ700ドルを超える物品を持ち出す場合は申告が必要です。購入時のレシートの提示を求められることがあります。
■【留意事項 】:ビザ、パスポートなどの内容は予告なく変更される場合があります。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

[駐日ニュージーランド大使館 ]： のホームページを参照して下さい。
住所：〒150-0047 東京都渋谷区神山町20-40、TEL：03-3467-2271,Fax：03-3467-2278
E-Mailはnzemb.tky@mfat.govt.nzをクリックしてご利用下さい。

ニュージーランド政府観光局のホームページを参照して下さい。

■ニュージーランドの通貨はニュージーランド・ドル（NZドル）、補助通貨はセント、NZ$1=100￠、1NZドル＝約63円＝約0.68米ドル（2010年6月）
■紙幣は100ドル、50ドル、20ドル、10ドル、5ドルの5種類。
■硬貨は2ドル、1ドル、50セント、20セント、10セント、の5種類。(2006年に5セント硬貨が廃止され、10セントに満たない端数は、1～4セントの場合は切り下げ、6～9セントの場合は切り上げとなります。)

■【ニュージーランド・ドル「NZ$」への両替】：出発前に日本の空港や、一部の銀行でNZ$の両替ができます。当座に必要な額を用意しておくと安心です。（レートは国際レート）
現地では、空港や銀行、両替所、ホテルなどで両替します。交換レートや手数料は場所により異なります。
■【両替留意点】： 現地の空港では、飛行機の発着に合わせて窓口が開いています。また、現地の銀行の営業時間は平日、9時〜15時が一般的です。（土・日曜、祝日は休業。）などの事情で両替できないタイミングがあります。その点、現地のホテルでは若干、レートが悪い場合もありますが、随時両替できて便利です。
■【クレジットカード】：VISA, MASTER, AMEX, DINERS, JCBなど、広く普及しています。ほとんどのホテルやレストランで使用可能です。
■【ATM】：広く普及しており、クレジットカードでキャッシングができます。
■【トラベラーズチェック(T/C)】：両替に利用できます。

■ニュージーランドは元来、チップ不要の国ですが、特に海外からの、旅行者はホテル、レストランやタクシーで、サービスがよければチップをはずむと、好意、謝意の交換ができます。チップの目安は下記をご参考に。
■【レストラン】サービス料が含まれていない場合、約5～10％。
■【ホテル】ボーイや、ルームサービスには、さりげなく、NZ$1～NZ$2程度。
■【その他】空港からの送迎タクシーは料金の5～10％。

■電圧：230/240ボルト 50ヘルツ ,プラグ：三股のOタイプ 、日本製は変圧器内蔵の電器製品のみ使用可能で、プラグの形状が異なるので、アダプターが必要です。

■ニュージーランド ではあらゆる商品やサービスに対し12.5％の物品サービス税（GST=Goods & Service Tax）が課せられていますが、欧州・カナダ・オーストラリアのように、税金還付制度がなく、海外からの旅行者は、還付を受けられません。免税店では、この税は含まれていません。

■南半球に位置するニュージーランドの気候（四季）は日本とは逆。概ね、9〜11月が春、12月〜2月が夏、3〜5月が秋、6〜8月が冬に当たります。
■ニュージーランドは２島に別れ、北島地域は亜熱帯、南島地域は温帯の気候区分に属し、酷暑、厳冬のない温暖な気候に恵まれています。
■平均的気温は温暖でも、ニュージーランドの天候は変わりやすいのが特徴です。夏でも急に寒くなったりして、朝＝春、昼＝夏、夕＝秋、夜＝冬などと比喩される場合があります。
■夏季でも薄手のジャケットやセーターを携帯し、柔軟は脱着が必要です。雨具の用意も必須です。

ニュージーランドを訪問する日本人は近年年間、約14万人。(日本旅行業協会のデータによる)

■観光立国のニュージーランドへは直行、経由便等多くの航空便があります。
■成田空港や関西空港から、フラッグ・キャリアのニュージーランド航空が日本航空との共同直行便を運行しており、北島のオークランド、南島のクライストチャーチとを結んでいます。
■エア･ニュージーランド、カンタス航空、シンガポール航空、キャセイパシフィック、大韓航空、マレシーア航空、JAL、Jetを利用して、シンガポール、香港、バンコクなど東南アジアを経由しても入国できます。
■[注意]:昨今の航空事情により、突然変更になる場合があります。渡航前には再確認下さい。

■ニュージーランド直行便：約 11時間
■オーストラリア経由便：約14時間
■香港経由便： 約18時間
■シンガポール経由便：約 21時間
■【注意】上記は最短時間です。出発地、曜日、季節により異なることがあります。 詳細は各航空会社にお問い合わせください。

ニュージーランドを代表する玄関口は次の３空港です。
■国際便が最も多いのはオークランド国際空港。オークランド市中心部から約20km南に位置するマンゲレ地域にあります。
■ウエリントン国際空港。ウエリントン市中心部から8km南東に位置するロンゴタイという地域にあります。
■クライストチャーチ国際空港。クライストチャーチ市中心部から約12km北西に位置しています。南島でいちばん大きく最も発着便の多い空港です。

■観光立国のニュージーランドでは、空港交通アクセスはよく整備されています。
■オークランド国際空港。エアバス（16ドル）、シャトルバス（約26ドル）、タクシー（約50～65ドル）、所要時間：タクシー約30分～バス約60分
■ウェリントン国際空港。エアバス（約5ドル）、シャトルバス（約17ドル）、タクシー（約30～40ドル）、所要時間：タクシー約20分～バス約30分
■クライストチャーチ国際空港。エアバス（7ドル）、シャトルバス（約15ドル）、タクシー（約25～40ドル）、所要時間：タクシー約20分～バス約30分
■レンタカー:各空港には主要なレンタカー会社のカウンターがあります。出発前に予約しておくことをお勧めします。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。