ベラルーシ共和国（Republic of　Belarus）

ミンクス、ゴメリ、ブレスト、モギリョフ、グロドノ、ヴィテブスク

共和制国家

大統領(任期：5年）

■二院制（上院：共和国院（定数64名）、下院：代表者院（定数110名）（任期4年）

■6つのオーブラスチ（州）とミンスク市の7つに大きく分けられ地方行政されています。（Wiki参照）

■ベラルーシは、ロシア平原に属し、大部分が標高100～200mの平坦な内陸国。リトアニア、ラトビア、ロシア、ウクライナ、ポーランドと国境を接しています。国土面積は日本の約半分。
■国土の北半分には、ベラルーシ丘陵が東西に延び、氷河時代の氷食作用による湖沼が点在しています。西部ではネマン川が隣国リトアニアに流れています。南部ではプリピャチ川やドニエプル川が隣国ウクライナに流れています。
■南部のプリピャチ川やドニエプル川には、多くの支流が流れ込み、この流域はポレーシェとよばれる湿地帯となっています。
■国土の45％以上が森林に覆われ、湖は1万以上あります。最高点はジェルジンスカヤ丘陵で、海抜345m。最低点はネマン川の海抜90mです。

■【ビザ】： ベラルーシに入国する場合やベラルーシを通過して第三国に抜ける場合でも、ビザが必要です。日本、又は第三国のベラルーシ大使館でビザを取得してください
■【パスポート】：ビザ申請時に有効残存期間は6ヵ月以上必要です。
■【出入国カード】：ベラルーシ入国や出国の際に、出入国カードが必要です。このカードは機内で配布されるか、空港到着ロビーで入手し、所定項目を明確に記入します。このカードはパスポート見開きサイズの白い用紙で、中央から左が入国用、右が出国用です。ベラルーシ入国の際に、左右同じように記入し、入国審査官に提出してください。審査が終わると出国部分は返却されます。この部分は、出国の際に必要なりますので、なくさないよう注意し、滞在中はパスポートとともに携行してください。
■【保険証書】：ベラルーシ入国の際には、ベラルーシの健康保険に加入する義務があります。海外からの旅行者は、入国審査前に必ず、保険に加入することが必須で、指示や案内に従って加入手続をして下さい。この保険は在留登録を行う際に必要となります。なお、陸路（列車やバスなど）でベラルーシに入国した場合は、保険会社に出向いて保険に加入する必要があります。
■【外貨申告】：ベラルーシに3,000米ドル相当以上の外貨を持ち込む場合、3,000米ドル相当以上の外貨を持ち出すときに、税関申告書を提示する必要があります。申告者はこれらの書類を通関時に提示します。申告を怠り、出国時にこの金額以上の外貨所持が発覚した場合、拘束される場合もあります。
■【滞在登録】：海外からの旅行者は滞在登録が必要です。ホテルに宿泊する場合は、チェックイン時にパスポートを提示すると、自動的に登録されます。登録証は小さな紙片にスタンプを押して作成されます。紛失なきようパスポートと一緒に保管して下さい。
■【留意事項】：ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。

[在日ベラルーシ大使館]： 〒108-0072　東京都港区白金4丁目14-12　白金Kハウス、TEL：03-3448-1623、03-3448-1639、Fax: 03-3448-1624
受付時間:10：00－12：30（ビザの件）月曜日～金曜日 （土曜日・日曜日、ベラルーシ共和国休日を除く）
同大使館のWEBサイト１やWEBサイト２を参照下さい。

サイト（英文）も参照下さい。

■2016年にデノミと新通貨発行が実施された。ベラルーシの通貨はベラルーシ・ルーブル(BYN:Belarus Rubles )、補助通貨はカペイカ、1ルーブル＝100カペイカ。1ベラルーシ・ルーブル=約43.4円（2020年8月現在）
■2020年現在、5、10、20、50、100、200 及び 500 ルーブルの７種類の紙幣が発行されていますが、200 及び 500ルーブル紙幣はほとんど流通していません。硬貨はありません。

■【ベラルーシ・ルーブル への両替】：現地入国後、両替しますが、日本円からは難しく、通常、US$かユーロからベラルーシ・ルーブル へ両替します。空港、ホテルやデパート等に多くの両替所が設置されています。
■【クレジットカード】：国際的内広く流通しているアメリカン・エキスプレス、ダイナーズ・クラブ、マスターカード、ビザを使用して、銀行にあるATMからキャッシングすることができます。地方にもATMがありますが、故障が多く要注意です。
■【トラベラーズチェック】：米ドルまたはユーロ建てであれば一部の銀行で換金できますが、支払いには利用できません。

■過って、共産国ソ連の１連邦であったベラルーシにはチップの習慣はありませんでした。1990年に独立後、独裁的体制が続き、閉鎖的でしたが、近年、徐々に開放、観光政策も取り入れられるようになり、海外からの観光客もくるようになると、良いサービス＝チップの習慣も広がってきました。
■現在は、必ずという程でもないですが、心付けとして下記をご参に。
■【レストラン】：サービス料が含まれていない場合、約10％。ただし、街中お飲食店ではへおつりの小銭程度。
■【空港、ホテル】：荷物の持ち運びで、快いサービスを受けた場合は、US$1相当前後の現地通貨を渡します。
■【タクシー】：料金交渉制の場合不要。メーター制の場合、つり銭程度。

■220V、50Hz。プラグ：Cタイプ（二つの丸いピン付きヨーロッパタイプ）。日本の電化製品を使う場合はアダプターと変圧器が必要。外国使用可能か、必ず確認を。

■－7時間。サマータイム期間は－6時間。

■東ヨーロッパで、平坦な内陸国。バルト海に近いことから比較的温暖です。年間を通じて、適度に降雨があり、大陸性湿潤気候です。

■日本からベラルーシへの渡航者数は近年約500人/年間。

■日本からの直行便はありません。ルフトハンザ航空、オーストリア航空、フィンランド航空、アエロフロート・ロシア航空等を利用して、ヨーロッパの主要都市を経由してミンスクに入るのが一般的です。

■平均的な所要時間は乗り継ぎを入れて約16～20時間。

■ミンスク国際空港（ミンスク第2空港、 Minsk 2 International Airport）、ミンスク市内中心部から東へ42キロメートル

■大平原のまっただ中に建設されたミンスク第２空港。空港からミンスク市内へはバスかタクシーしかありません。市内に続くM2道は、車も少なく、大平原の高速道。市内まで約1時間。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。