デンマーク王国（Kingdom of Denmark）

コペンハーゲン、オーフス、オーゼンセ、オールボ、エスビャウ

立憲君主制

マルグレーテ2世女王（1972年1月即位）

一院制（179議席、任期4年）

■デンマークは5つの地域（デンマーク語：regioner、単数形region）に分けられます。地方行政は98の基礎自治体により運営されます。（Wiki参照）

■デンマークはユトランド半島と443の島（そのうち76島に人が住んでいます）。中でも重要な島は、古都オーデンセのあるフュン島と現在の首都があるシェラン島です。また、シェラン島の南にはファルスター島、ロラン島が、フュン島の南にはエーロ島などがあります。
■多くの島が橋で結ばれていて、コペンハーゲンのあるシェラン島とスウェーデンもエーレスンド橋で繋がっています。そのエーレスンド橋を渡り、スウェーデンの港街イースタードに行き、そこからフェリーに乗るとコペンハーゲンから東南東に150km離れたボーンホルム島に辿り着きます。
■この島は位置的にも歴史的にもデンマークの多くの島とは際立って異なっています。デンマークの国土はおおむね平坦で、最高地点は173mです。
■デンマークの海外領土としてグリーンランドとフェロー諸島があり、これらは自治領となっている。住民は、デンマーク国籍を有し、また、デンマーク議会の議員として各々2名の代表を選出することが認められています。他州と比べ、この両自治領は強い独立性を持っています。
■　世界でも最高の福祉国家。結婚・葬式、医療費・介護サービスが無料、失業手当は所得の90%相当が最長4年間支給される。教育に関しては、大学までの学費は無料であり、出産・育児休暇は男女で56週間とれるだけでなく、給料も支払われる。なお、デンマークの最高税率は、所得税・地方税をあわせて51・5%である。デンマークの平均月収は、48万円であるが、手取りは27万円となる（2009年時点）。（Wiki参照）

■【ビザ条件】： シェンゲン協定加盟国内で、観光目的で6ヵ月以内90日間の滞在なら、ビザは必要ありません。
■【パスポート】：
入国時に必要なパスポートの有効残存期間は3カ月以上＋滞在日数。スカンジナビア諸国内の旅行では国境を越える際の手続きはありませんが、どこへ行くときも旅券は常に携帯していてください。
■【出入国カードや、税関申告書】：ありません。
■【シェンゲン協定加盟国】：EU加盟国を中心に、従来の国境手続きをしない協定が結ばれています。協定加盟国間の入出国は国内移動と同様に扱われ、入出国時の税関審査はありません。日本など協定加盟国以外から入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国、税関審査を受けることになります。
■2010年1月現在、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーを含め25カ国が加盟しています。詳細は別紙資料のEU統合とシェンゲン協定を参照下さい。
■ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがあります。 必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。

■【在日デンマーク大使館】:住所:〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町29-6 Tel: (03)3496-3001 、Fax:(03)3496-3440
■E-Mail: tyoamb@um.dk
■当大使館のホームページを参照して下さい。

■スカンジナビア政府観光局のホームページ等も参照下さい。

■デンマークの通貨はデンマーク・クローナ（svensk krona=一般的表示：Kr、国際表示はDKK）。補助単位にオーレ (Ore)があり、1kr＝100 Ore、1Kr=約Yen17～19。
■紙幣：50kr、100kr、200kr、500kr、1000krの5種類。
■硬貨：25 Ore、50 Ore、1kr、2kr、5kr、10kr、20krの6種類
■デンマークはEUに加盟していますが、欧州統一通貨のユーロは2009年現在導入していません。

【デンマーク・クローナへの両替について】：
■空港、銀行、郵便局、ホテル、街中の両替所で日本円の現金やトラベラーズチェックから簡単に両替できます。
■銀行の営業時間の目安：月～金曜 9:30～16:00（木曜 9:30～17:30）、土･日曜 休業
■空港両替所（営業時間）：コペンハーゲン国際空港（カストラップ空港）到着・トランジットホールにあります。（6:00～22:00、年中無休）
[クレジットカード]：
■AMEX、ダイナースクラブ、VISA、マスターカードなど、クレジットカードは広く利用できます。ホテル、商店、レストランなどは使用できるカードのサインを表示しています。また、カード会社と提携しているATMでは現金も引き出せるので持って行くと便利です。 T/C（トラベラーズチェック、ドルやユーロ建てが安心）も広く利用できます。
[税の払い戻し]：
■デンマークでは、物品に最大25％の付加価値税が課せられております。日本人のように第三国の旅行者が、1店舗あたり、300kr以上の買い物をした場合、還付手続きをすることにより、最大で購入金額の13～19％を還付してもらうことができます。
■詳細に関しましては、別紙資料の「EU統合とシェンゲン協定」の第3項　[物品税（VAT/TVA）の払い戻しについて]を参照下さい。

■デンマークでは、ほとんどの商品に12～25％の付加価値税（VAT）やサービス料が含まれており、チップは不要ですが、荷物の持ち運び等のサービスを受けた場合はお礼のチップを出しています。下記を目安にして下さい。
■ 【レストラン】：料金にサービス料が含まれていないときのみ、7～10％程度。
■ 【ボーイ・ポーター】：大きな荷物を持ってもらうなど、特別な用事を頼んだときに、荷物一個に付き、5Kr～10Kr。
■ 【タクシー】：荷物の積み降ろしがあった場合、荷物一個に付き、5Kr～10Kr。
■ 【ガイド・ドライバー】：タクシーやミニバスをチャーターした場合、各自料金の10%を目安に。

■220V、50Hz プラグB,Cタイプ。電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）。

■日本時間との時差は、-8時間。サマータイムは、3月最終日曜から10月の最終日曜まで。この時期は-7時間。
■また、グリーンランド南西部都市と日本との時差は12時間です。

■ケッペンの気候区分では、西岸海洋性気候になります。沿岸を流れるメキシコ湾流の影響で、緯度のわりには穏やかな気候。四季も比較的はっきりと分かれています。
■【春】:4月〜5月、4月下旬のチボリ公園の開園とともに春が訪れます。5月になっても、肌寒い日が多いので、カーディガン、セーターや軽めのコートなど、寒暖の調節できる服装が必要です。
■【夏】:6月〜9月、昼間は日差しが強く、日焼けするほどですが、朝・晩は冷え込みます。気温の変化に対処する、薄手のジャケットなどを持参要。急な降雨もあり、雨具も必要。
■【秋】:10月〜11月、9月の末になると、急に気温が下がり、樹木は紅葉し、短い秋がやってきます。10月に入ると完全に秋。天候は安定していますが、気温は低いので、軽めの防寒具、コートが必要です。
■【冬】:12月〜3月、沿岸を流れるメキシコ湾流のおかげで、この時期、最低平均気温は-2℃レベルで他の北欧諸国に比べて、暖かい冬となります。 この時期日本と同じように、厚手のコート、マフラー、手袋など、万全の防寒対策は必要です。また、室内は暖房がよく効いているので、室内外で調節できる服装がよいでしょう。靴は滑り止め付き、歩きやすくて防寒タイプがいいでしょう。
■雨について、量は少ないですが、年間を通して小雨がよく降りますので、携帯雨具をお忘れなく。

■日本から渡航者数30万人/年間。

■スカンジナビア航空Scandinavian Airlines（SK）が成田国際空港からコペンハーゲンへの直行便を運航、

■日本からの所要時間は約11～12時間

■デンマークの玄関口はコペンハーゲン国際空港（カストロップ国際空港）コペンハーゲン市から、東南に約８Km（Kastrupにある空港）。

■空港から市内へは、通常、地下鉄のM2系統を利用します。15分程度。タクシーも利用できます。約20分。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。