チェコ共和国
（Czech Republic）

プラハ,ブルノ、オストラバ、プルゼニ、オロモウツ、リベレツ

共和制

■大統領 (議会によって選出される。任期は5年で3選は禁止。）

■議会:２院制（上院は議席数81、任期は6年。下院は議席数200、任期は4年）、 首相は大統領により、17名の大臣とともに任命されます。

■チェコの地方行政区画は2000年に再編され、プラハ首都特別区および13のクライと呼ばれる行政区に区分され、行政されています。（Wiki参照）

■チェコの地形は非常に変化に富んでいます。国土は、西に隣接するドイツとの国境線から東のスロバキアまで広がるボヘミア高原の中にあります。北西から北東にかけては山脈が高原を囲み、南西部ドイツとの国境地帯にはボヘミアの森が広がり、高原中央部はなだらかな起伏のある丘陵や農耕地、肥沃な河川流域からなっています。右写真：世界遺産、プラハ旧市街地

■【ビザ】：日本人が観光または非営利の業務目的でチェコを訪れる際は、90日まではビザなしで滞在することができます。
■【パスポート】：チェコ出国予定日より90日以上の有効残存期間があること。ビザが必要な場合は在日チェコ大使館で申請を行こなって下さい。
■【入国カード】：出入国カード、税関申告書は不要です。チェコはEUに加盟し、さらにシェンゲン協定加盟国です。出入国に関するルールはこのシェンゲン協定にのっとて実施されます。詳細は別紙資料の[EU統合とシェンゲン協定]を参照下さい
■【留意事項】：ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合があります。事前に大使館・領事館にご確認ください。

■【駐日チェコ共和国大使館】：〒150-0012、東京都渋谷区広尾2丁目16番14号、TEL： 03-3400-8122 、FAX： 03-3400-8124
お問合せ： emailは こちら を利用下さい。
同大使館の WEBサイトも参照下さい。

■【チェコ政府観光局 】：〒150-0012　東京都渋谷区広尾2-16-14、チェコ共和国大使館内、TEL：03-3797-7383、FAX:03-3797-7385、emailは こちらを利用下さい。
同観光局の WEBサイトを参照下さい。

■チェコ・コルナ（Czech-Koruna：略記：Kc)。１コルナ＝100ハレーシ(Haler)、1チェコ・コルナ＝約5円 （2009/6ベース）
紙幣が20,50,100,500,1000，5000(コルナ)
硬貨は1，2，3，10，20，50（コルナ）。10、20、50（ハレル）
（※現在、ハレルはほとんど流通していません。）
■(注記：チェコはユーロ加盟国として、通貨ユーロへの切り替えを2012年には実施したいと検討してきたが、それも”難しくなった”とチェコ財務省は発表しました。（2009,11,04現在）)

■【チェコ・コルナへの両替】：日本の主要空港（成田、関空、中部）内にある、トラベレックス（英国に本社をおく世界的な両替会社）の事務所にて、チェコの現地通貨：チェコ・コルナに換金することができます。
■チェコに持ち込む外貨として、最も便利な通貨はユーロ、USドルです。ほとんど どこでも両替できて、大きいホテルでは直接支払うこともできます。
■チェコ入国後、空港や主要都市にある銀行、大きい駅、ホテルのフロント、両替所で日本円から両替できます。両替に関する限り、日本円で不自由することはありません。
■【トラベラーズチェック(T/C)】：T/Cも有効に使用できます。
■【クレジットカード】：広く普及しております。通用度が高いのはマスター・カード、ビザ、次にAMEXで、主要都市のホテルやレストラン、旅行会社、観光客相手のショップでは、ほとんど使用することができます。（地方都市では使用不可のところもあります。）
■【ATM】：ATMもほとんどの町にあり、1枚カードを持っておれば急に現金が必要になった時でも安心です。
■【再両替】：余ったクルナは出国時、空港で再両替しましょう。紙幣のみ可能です。最初の両替時の両替証明書を提示する必要があります。 ■【税の払い戻し】：チェコでは、商品の代金にVATと呼ばれる付加価値税が10～20％かかっており、旅行者は手続きをすれば最高で14％の税金が払い戻されます。旅行者は「TAX FREE、TAX REFUND」と表示のある店で1回2001Kc以上の買い物をし、店側に免税書類を作成してもらい、空港で手続きをすれば、払い戻しを受けることができます。
■払い戻しの詳細は別紙資料の[EU統合とシェンゲン協定]の第3項
[物品税（VAT/TVA）の払い戻しについて]を参照下さい。

■チェコにもチップの習慣がありますが、必ずというのもではありません。サービスに満足した時の気持ちとして渡します。下記を目安にして下さい。
■ 【レストラン】：高級レストランにおいては、通常、サービス料が請求書に含まれており、チップの必要はありませんが、含まれていない場合は料金の5～10％が目安に
■ 【ボーイ・ポーター】：空港やホテルで荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、10～20コルナ。ルームメードは10コルナ程度。
■ 【タクシー】：料金交渉制の場合は不要ですが、荷物の積み降ろしのサービスを受けた場合は、荷物一個につき、10～20コルナ。
■ 【ガイド・ドライバー】：タクシーやミニバスをチャーターした場合、各自料金の10%を目安に。
■ 【トイレ】：金額の指定がない場合5～10コルナ。

■220V、50Hz。（電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）。プラグタイプ:Cタイプ）

■-8時間の時差。サマータイム時は-7時間。(サマータイム実施期間は3月の最終日曜 AM2：00から10月の最終日曜 AM1：00まで。)

■ヨーロッパ大陸の内陸に位置するチェコは、大陸性気候で、長い夏や冬の間に短い春と秋があります。
■春：春の期間は５月の一ヶ月間程。朝晩10℃以下になるなど、冷え込みがあります。
■夏：6月から8月末まで。気温は20℃前後。日中30℃近くまで上昇することもありますが、乾燥して湿度が低いため過ごしやすいです。
■秋：9月の一ヶ月間程。
■冬：10月～次年度の４月まで。平均気温が10℃を下回り、山間部だけでなくプラハなどの都市部でも雪が舞い、厳しい寒さとなります。

■日本からチェコへの渡航者数は近年約15万人/年間。

■日本からはチェコ行きの直行便はなく、いろいろな経由便を利用します。通常はオーストリア・ウイーン経由して入国します。
■成田・関西〜ウィーン間には、オーストリア航空と全日空が共同運航する直行便（所要時間は約12時間）が就航しています。チェコのみならず、隣国のハンガリー、ポーランド、クロアチアへもウィーンからの乗り継ぎ便が利用されます。
■プラハのルズィニェ空港に乗り入れている主要な航空会社には、エアリンガス、エールフランス、英国航空、チェコ航空、イージージェット、KLM、ルフトハンザ等が挙げられます。このように、ヨーロッパ主要航空会社がオーストリア・ウイーンに乗り入れていますので、接続は容易。

■ウイーン乗換え便で、約１4時間～16時間。ヨーロッパ経由便で、約16～20時間

■プラハ国際空港。(別名：ルズィニエ国際空港)。チェコ唯一の国際空港。プラハ市街中心部から北西部に17Kmの場所にあります。

■プラハ空港（ルズィニェ空港）には電車や地下鉄が乗り入れていません。市バス､空港バス、又はタクシーを利用するのが一般的です。
■バス：空港ターミナルから119番のバスに乗り、地下鉄メトロA 線のジェイヴィツカー駅で降りて、メトロに乗り換えて市内までアクセスできます。所要時間はおよそ45分。
■タクシー：市内まで約30分、料金は約650コルナです。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。