ドイツ連邦共和国　（Federal Republic of Germany）

ベルリン、ハンブルク,ミュンヘン,ケルン,フランクフルト・アム・マイン,
シュトゥットガルト,エッセン,デュッセルドルフ,ブレーメン等

連邦共和制

■連邦大統領。その権能は儀礼的なものに限られ、任期5年で、ドイツ連邦議会（下院）の全議員と各州議会代表の選挙人とで構成される連邦会議（上院）において選出されます。ドイツ連邦議会の解散権は連邦大統領にあります。

■ドイツの議会は、国民の直接選挙で選出される連邦議会（下院）と、州政府の代表からなる連邦参議院（上院）との両院制で構成されます。
■下院は、622議席（小選挙区比例代表併用制の関係で超過議席が出るため、選挙のたびに実際の議席数は変わる）で任期4年。上院は、69議席で各州政府が任命します。
■行政府の長である連邦首相は、任期4年で、大統領の提案を受け連邦議会で選出され、下院の信任を必要とする議院内閣制を採用しています。内閣の閣僚は、首相の指名に基づき、大統領が任命します。

■ドイツの地方行政は16の連邦州でおかなわれます。ベルリン、ハンブルクブ、レーメン、ブレーマーハーフェンは都市州と呼ばれ、各々単独で連邦州を形成しています。（Wiki参照）

■ドイツの地形は北から南へ、北ドイツ低地、中部山岳地帯、南西ドイツ中部山岳階段状地域、南ドイツアルプス前縁地帯、バイエルン・アルプスと、大きく5つの地域に分けられます。
■北ドイツ低地は全体的に標高100m以下の平坦な地域で、エルベ川などの川沿いにはリューネブルクハイデと呼ばれる大きな丘陵地があります。
中部山岳地帯は、北はハノーファーの辺りから南はマイン川におよぶ地域で、ドイツの西部と中部に広がり、ドイツを南北に分けています。
■中部山岳階段状地域にはオーデンヴァルトや、ドイツ語で「黒い森」を意味するシュヴァルツヴァルトの標高1000mを超える広大な森林があります。
アルプスはドイツ国内ではもっとも標高が高い地域で、山々に囲まれた絵のように美しい数々の湖や観光地があります。オーストリアとの国境地帯にはドイツの最高峰ツークシュピッツェ（標高2962ｍ）がそびえています。
■ドイツにある大きな河川は東から、ポーランド国境に伸びるオーデル川、エルベ川、ドイツ西部のヴェーザー川、エムス川、ライン川があります。

■【ビザ】：日本人旅行者が観光を目的としてドイツに入国する場合、滞在期間が９０日以内に限りビザは必要ありません。
■【パスポート】：2頁以上空白ページが残っていて、ドイツを最終的に出国する日より3ヶ月以上の期限が残っていること。（当工房では入国時に６ヶ月以上の残存有効期間があることを推奨します。）注意！パスポートには所持者のサインが必要です。確認下さい!。
■【入出国カード】： このカードは不要です。
■【シェンゲン協定】：ドイツはEU加盟国であると共に、シェンゲン協定に加盟し、国境開放を目指しています。滞在については、シェンゲン協定の基本ルール・・・・最初に入国した日から数えて180日の間で、滞在日数は累積カウントされ最大90日間・・・・ビザ無し滞在可能が適応されています。シェンゲン協定を超えて滞在を希望される場合は、別途ビザが必要となります。ビザの詳細については下記の在日ドイツ大使館に問い合わせてください。
■【留意事項】：ビザ、パスポートなどの内容は予告なく変更される場合があります。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認して下さい。

■【在日ドイツ大使館】：〒106-0047 東京都港区南麻布4-5-10（地下鉄日比谷線広尾駅下車　出口1）Tel: 03-5791-7700、Fax: 03-5791-7773
同大使館のWEBサイトを参照して下さい。

■【ドイツ政府観光局】：〒107－0052東京都港区赤坂 7－5－56　ドイツ文化会館4階,Tel: 03-3586-5046(テープ案内）,Fax: 03-3586-5079
E-Mailは こちらから連絡下さい。
また、同観光局 のWEBサイトも参照して下さい。

■ドイツはＥＵの主導国。通貨はユーロ（EUR）及びユーロセント（Cent）。1EUR＝100Cent＝約￥113（2011,03ベース）。
紙幣は5、10、20、50、100、200、500ユーロの７種類、硬貨は1、2、5、10、20、50セント、1、2ユーロの8種類が流通しています。

■【ユーロへの両替】：　出国前に、空港や日本の一部の銀行で円からEURに換金して下さい。
■ 現地では、空港、銀行、両替所、ホテルなどで両替できます。 銀行は、営業時間(土・日・祝日を除く8：30～13：00、14：30～16：00の営業。木曜日と金曜日は17：30まで）に留意して下さい。
■【クレジットカード】：AMEX、ダイナースクラブ、VISA、マスターカードなど、国際的なクレジットカードは広く利用できます。ホテル、商店、レストランなどは使用できるカードのサインを表示しています。
■【ATM】：カード会社と提携しているATMで、現金も引き出せるので持って行くと便利です。
■【トラベラーズチェック（T/C）】：T/Cも広く利用できます。ドルやユーロ建てT/Cであれば、処理が早くなります。
■【通貨制限】：旅行者が税関での申告をせずにドイツへ持ち込めるのは、現金（ユーロ以外の通貨も含め）で最高15,000ユーロ（又は、15,000ユーロ相当の外貨）まで。金額がこれを超える場合には入国時に申告をする必要があります。同様に、ドイツを出国時に、15,000ユーロ以上の現金、又は15,000ユーロ以上の価値ある商品をドイツから持ち出す場合は、その旨を空港の税関で申告する必要があります。
■【税金払い戻し】：ドイツではほとんどの商品に付加価値税Mehrwertsteuer（略Mwst.）が19％もかかっています。（書籍と食料品は7％）。 ドイツを旅行中の日本人（第三国人）が、[TAX FREE、またはTAX　REFUND]（グローバル・リファンド社の加盟店）表示のある店で、一店舗につき、50ユーロ以上（店によっては25ユーロ以上のところもあります。）買い物をした場合、”リファンドチェック"の手続きをして、商品の付加価値税の還付を受けることができます。（但し手数料は差し引かれます。）
「TAX FREE」以外の店でも、還付申請用紙がもらえれば手続きできます。店側に確認下さい。
■ドイツが旅行の最終国の時、空港税関窓口で手続きをし、帰国後、成田国際空港と関西国際空港にあるキャッシュ・リファンド・カウンターで払い戻しを日本円で受け取ることができます。ドイツが旅行の途中国の場合は、別のEU最終国でまとめて手続きをすることになります。ちなみに戻ってくるのは買い物で支払った税金。ホテル代や飲食代の分は還付されません。
■払い戻しの詳細は別紙資料のEU統合とシェンゲン協定の第3項を参照下さい。

■ドイツもチップ（ドイツ語ではトリンクゲルトという）文化の国です。よいサービスを受けた場合は下記を目安にチップを弾んで下さい。
■ 【レストラン・ホテル】：レストランやホテルの請求書には、ほとんどサービス料が含まれていますので、必ずしもチップは必要ありませんが、サービスをしてくれた人に感謝の心づけとして、料金の5～10％を渡すか、おつりの小銭をテーブルに残します。
■ 【ボーイ・ポーター】：空港やホテルで荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、50セント～１ユーロ。
■ 【タクシー】：料金の10％程度。荷物の積み降ろしのサービスを受けた場合は、荷物一個につき、50セント～１ユーロ。
■ 【ガイド・ドライバー】：タクシーやミニバスをチャーターした場合、各自料金の10%を目安に。
■ 【トイレ】：掃除の係員がお皿を前に置いて座っていたら0.20～0.30ユーロ。

■230V、50Hz、プラグ：Cタイプ。電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）。

■-8時間（サマータイムは３月下旬から１０月下旬まで、時差は-7時間。また、毎年サマータイムの日付けは変更されます。）

ドイツにも四季があります。
■【春(4月～5月)】：天気の変動が大きいですが、日中はあきらかに冬を脱した暖かさが感じられます。初夏を思わせる陽気になることもありますが、朝晩は冷えるので、セーターやコート類を持っていくことをお薦めします。
■【夏(6月～8月)】：日本のような梅雨はなく、晴天が続きます。また、湿度が低いので、暑くても快適に過ごすことができます。
■【秋(9月～10月)】：天気の変動は大きく日々の寒暖の差が激しくなります。朝晩は冷え込みがきつく、セーターやコート類での防寒は必須です。
■【 冬(11月～3月)】：真冬の防寒対策が必要。気温は氷点下まで下がることが多いので、路面の凍結に注意して下さい。

■日本からドイツへの渡航は約70万人/年間（2005年）

■日本からドイツへはルフトハンザ航空が直行便を毎日運航しています。ほかに日本航空や全日空も運航しています。
また、ヨーロッパの国々を経由する便も各種あります。時間はかかりますが、料金が安い等検討の余地はあります。
日本の主要空港からの便は次のようになります。
■ 【東京・成田】直行便：　ルフトハンザ・ドイツ航空、全日空、日本航空　※経由便例：KLMオランダ航空、オーストリア航空等
■【大阪・関空】直行便：ルフトハンザ・ドイツ航空　※経由便例：KLMオランダ航空）、アシアナ航空（ソウル経由）等
■【名古屋・中部】直行便：ルフトハンザ・ドイツ航空　※経由便例：フィンランド航空（ヘルシンキ経由）、大韓航空（ソウル経由）等
■【福岡】直行便無し。経由便：※経由便例：大韓航空（ソウル経由）、キャセイ・パシフィック航空（香港経由）
[注意]:昨今の航空事情により、突然変更になる場合があります。渡航前には再確認下さい。

【東京・成田】直行便で約11時間40分、【大阪・関空/名古屋・中部】直行便で約12時間10分、【福岡】直行便無し。経由便で約14時間

■ドイツを代表する玄関口空港は
●フランクフルト・マイン国際空港（Frankfurt International Airport）、フランクフルトの南西11Km。
●ハンブルグ国際空港（Hamburg Airport）、ハンブルグ市街中心部の北西9km
●ベルリン・テーゲル空港（Berlin International Airport in Tegel, TXL）、ベルリン中心部から9Km、（2011年にベルリン・ブランデンブルク国際空港が開港する予定で、そのときにはベルリン・テーゲル空港は閉鎖される予定になっています。）

■フランクフルト・マイン国際空港（Frankfurt International Airport）：タクシー約30分、20ユーロ。列車（Sバーン）約12分 3.35ユーロ。空港バス、約20分。
■ハンブルグ国際空港（Hamburg Airport）：タクシー約20分、約15ユーロ。列車、約10分、約3ユーロ。空港バス、約20分。
■ベルリン・テーゲル空港（Berlin International Airport in Tegel, TXL）：タクシー約20 分、 約15ユーロ。列車、約10分 約3ユーロ。空港バス、約20分。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。