ハンガリー共和国
（Republic of Hungary）

ブダペスト、デブレツェン、ミシュコルツ、セゲド、ペーチ

議院内閣制

■大統領（議会により選出される。任期は5年。首相を任命するなど、儀礼的な職務を遂行する象徴的な存在）

■国民議会は1院制、386議席、任期4年、国民から選ばれる。大統領により任命された首相が国民議会を通じ行政をおこなう。国民会議は国家の最高権威機関であり、全ての法は国民議会の承認を経なければ成立しない。

■独立した自治体の首都；ブダペスト市と19の県と20の都市郡の計40の地方行政区分に分かれて地方行政される。（Wiki参照）

■ハンガリーは、東にウクライナ、ルーマニア、北にスロバキア、西にオーストリア、スロベニア、南にクロアチア、セルビアの７カ国に囲まれた中央ヨーロッパの内陸国。国土の大部分はなだらかな丘陵で、南部ではドナウ川に、東部ではティサ川によって潤される肥沃な農地が広がります。西部にはヨーロッパでも有数の大湖であるバラトン湖があります。
■また各地に温泉が湧き出て、古くから公衆浴場が建設されてきた。ヨーロッパ有数の「温泉大国」であり、多くの観光客が温泉目当てにやってきます。

■【ビザ】：日本人が観光（短期商用含む）を目的に入国する場合は、90日以内の滞在ならばビザは不要。
■【パスポート】：入国時、残存有効期間が3ヶ月以上あること。
■【入国カード】：特にありませんが、税関申告書（Customs Declaration）は該当事項を記入し提出する必要があります。
■【シェンゲン協定加盟国】：ハンガリーは同協定加盟国です。EU加盟国を中心に、従来の国境手続きをしない協定が結ばれています。協定加盟国間の入出国は国内移動と同様に扱われ、入出国時の税関審査はありません。日本など協定加盟国以外から入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国、税関審査を受けることになります。
■2010年1月現在、EU加盟国を中心に、25カ国が加盟しています。詳細は別紙資料のEU統合とシェンゲン協定を参照下さい。
■【留意事項】：ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合があります。事前に大使館・領事館にご確認ください。）

■【駐日ハンガリー共和国大使館】：〒108-0073 東京都港区三田2－17－14
Tel: (3) 3798-8801/2/3/4、Fax:(3) 3798-8812、
emailは こちらへ。
同大使館の WEBサイトを参照下さい。

■【ハンガリー政府観光局】： WEBサイトを参照下さい。

■単位はフォリント(Forint;HUFやFtに略されます)。補助通貨はフィレール（Filler）で、1フォリント＝100フィレール。2010年4月1日現在、1Ft＝約0.47円。1Ft＝約0.60円、
紙幣が200、500、1,000、 2,000、5,000、10,000、20,000Ft。
硬貨が5、10、20、50、100Ft。
■2004年5月にEUに加盟しましたが、EUの通貨であるユーロ(EUR)が使用開始されるのは2010年頃といわれていましたが、莫大な財政赤字のために断念されています。

■【フォリントへの両替】：ハンガリーの通貨は日本で両替して行く事は出来ず、現地で始めて可能となります。外国の主要な通貨（USドル、日本円、英国ポンド、スイスフラン等）からの両替は、現地の空港や主要銀行、主要ホテル、旅行会社、郵便局等の正規の両替カウンターでのみ換金することができます。
■両替時は、所持する本人が直接両替し、その際パスポートが必要です。また、換金証明書は出国するまで保管しておかなければなりません。正規の両替所以外での両替に伴うトラブルの責任やリスクは本人が負うことになります。
■【クレジットカード】：ハンガリーでよく使われているクレジットカードは、VISA、JCB、AMEX、マスターカード、等です。これらは、市内のATMでの現地通貨へのキャッシングやホテル、レストラン、商店などでの支払いに使用できます。商店やレストランなどの入口などに、使用可能なクレジットカードのシールが貼ってありますので、確認してください。
■【ATM】：市内には外貨両替のできるATMもあります。ATMで発行されたレシートも出国までは厳重に保管しましょう。
■【トラベラーズチェック(T/C)】：最近は、円建ての旅行小切手(トラベラーズチェック）などからでも両替・再両替が可能となりました。

■チップの習慣があります。レストラン、ホテル、タクシーなどで料金の10%程度が期待される。ホテルなどで荷物の搬送を依頼した場合は200フォリントが目安。
トイレの多くは有料で、70～100HUFです。

■220V、50Hz。（電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）。プラグタイプ:Cタイプ）

■-8時間の時差。サマータイム時は-7時間となる。サマータイム実施期間は3月の最終日曜 AM2：00から10月の最終日曜 AM1：00まで。

■気候は、全般的に、大陸性気候に属し、比較的穏やかで、四季があります。緯度は高いので、冬は冷え込みますが、地中海から海洋性気候の影響も受け、湿潤で、曇りがちです。概ね、北海道に似た気候。

■日本からの渡航者数は近年約11万人/年間。

■日本からハンガリーへの直行便はなく、いろいろな経由便を利用します。オーストリア航空と全日空が共同運航する成田・関西〜ウィーン間に直行便が就航しています。所要時間は約12時間です。この便を利用しウイーンで乗り換えブダペスト入りするのが便利です。

■ウイーン乗換え時間を2時間入れて、約16～17時間。

■フェリヘジ国際空港（ブダペスト空港）。ブダペスト中心部から東へ約16キロメートル。首都市内から約20～30分。

■フェリヘジ国際空港からブダペスト市内へは、次の３つの方法があります。
(1)市バスと地下鉄:最も安く市内に行く方法です。約410Ft,約50分
(2)エアポート・ミニバス（Airport Minibus）:空港から市内（その逆も）を結ぶ乗り合いバスです。片道チケットが2,500Ft、往復チケットが3,600Ft
(3)タクシー:空港に止まっている"Zóna Taxi"（空港が唯一契約を結んでいるタクシー会社）が安くって安全と言われています。行き先によってあらかじめ料金が決められおり、ブダペスト中心地までは3,500Ft前後です。約20分。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。