| | |
国政 | . | . |
*最近情勢 | ■1960年に英国から独立、2004年にEUに加盟、2008年にユーロを導入した。ギリシアやロシアと関係が深い。特にロシアとは同じ東方正教の文化圏で互いに親近感がある。 ■2013年に入り、民間銀行はユーロ危機で多額の損失を計上したことが問題となる。キプロス政府は2011年12月、ロシアが25億ユーロの支援を受け、さらに、2012年6月には銀行に公的資金を入れるためにEUに支援を求めた。 ■島北部の北キプロス・トルコ共和国(北キプロス)はトルコだけが承認し、国際的孤立している。(2013,03,21朝日新聞より) | |
*正式国名 | キプロス共和国 (Republic of Cyprus) | . |
*主要都市 | ニコシア、リマソール、ラルナカ、パフォス等 | . |
*政体 |
共和制国家、EU加盟国 | . |
*国家元首 | ■大統領。(現在、ディミトリス・フリストフィアス(Demetris CHRISTOFIAS)大統領、2008年就任、任期5年)。大統領は元首兼行政の長である(首相職はない)。 | . |
*議会 | ■一院制80議席
(但し現在ギリシャ系56議席のみで構成、任期5年) | . |
*地方行政 | ■キプロス島は、現在、2つの国家に分断されており、南部はギリシャ系住民を中心とするキプロス共和国政府が支配する地域、北部はトルコ系住民による北キプロス・トルコ共和国として分かれて、行政されています。 | . |
地理 | ■キプロスは、四国の約半分の島国で、地中海ではシチリア島、サルデーニャ島に次いで3番目に大きい島です。
■トルコまで75kmという地理的な面からアジア(中東または西アジア)に分類される場合もあり、ギリシャ系キリスト教徒が多い為、ヨーロッパ(南ヨーロッパ)に分類される場合もあります。
■北部は海岸線に沿って山脈があり、首都ニコシアを中心とする中央部が平坦地となっている。南部は大部分が山地で、海岸線に沿って狭い平地があります。島の最高峰はオリンポス山で、標高は1951m。冬は雪も降り、スキーができます。 | . |
旅の基本データ | . |
*ビザ・ パスポート | ■ 【ビザ】:日本人の場合、3ヶ月以内の観光・商用などの短期滞在の場合には、入国の際に査証を取得する必要はありません。
■【パスポート】:有効期限は3ヶ月プラス滞在日数以上必要。(6ヶ月以上の余裕を推奨します。)
■ 【出入国カード】:ビザが省略される代わりに、出入国カードは明確に記入します。キプロスへの旅行者は、機内や空港で入手できる出入国カードへ、キプロスでの滞在先などを明記する必要があり、このため、事前にホテルの予約がのどまれます(空港にあるホテル協会の窓口でも手配できます)。出国カードは空港チェックインカウンターに置いてあります。入国の時、クレジットカードの提示を求められることも多いようです。
■ 【シェンゲン協定】:EU加盟国の多くが、お互いに国境を開放する取りきめ”シェンゲン協定(2009年末現在、31カ国で調印又は批准されて、25カ国で実施中です。)”を結んでいますが、キプロスもEU加盟国の一員として、この協定の批准国です。しかし、北キプロス問題を抱え、この協定の発効実施はおくれています。
■シェンゲン協定加盟の詳細に関しては添付の ”EU統合とシェンゲン協定”を参照下さい。 |
エコ・クラスの快適グッズ:
カナダ産木製、表面は 絶妙の曲面加工
スカイサーフィンをどうぞ
高さ(H)調整自由自在
(約150g,26x8x1.4cm) |
|
ムクミ、エコ・クラス 症候群を完全防止します。
ご利用者様のご意見、開発の経緯、ご購入要領をご参照下さい。
|
|
*在日大使館 | ■ 【在日キプロス名誉総領事館】: 在日キプロス大使館は中国・北京にあるキプロス大使館が兼務しています。そのかわり、在日キプロス名誉総領事館があります。
■名誉総領事館住所:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビル 7階
電話:03-3592-0611、Fax:03-3592-0618、受付:10:00~12:00、14:00~16:30
■観光情報はこちらの WEBサイトも参照して下さい。 | . |
*政府観光局 | ■ 在日キプロス政府観光局は2003年秋に閉鎖されましたが、分かりやすい、観光案内の WEBサイトもあり、参照下さい。 | . |
*通貨 | ■2008年1月1日からユーロ(EURO)が導入されました。。補助通貨はユーロセント(Euro Cent)。1EURO=100、1Euro=約115円(2010年5月現在)
■紙幣の種類:E5、10、20、50、100、200、500
■硬貨の種類:1、2、5、10、20、50ユーロセント、E1、2
北キプロスの通貨は、トルコ・リラ(TL)です。
| . |
*両替 カード | 【ユーロへの両替について】:
■日本から渡航の場合は、成田、関空等、空港でユーロに両替して、出発するのが理想的です。現地では、ラルナカ国際空港、パフォス国際空港にある銀行(24時間の両替サービスあり)や主要都市にある銀行、一部ホテルで、日本円からユーロに両替できます。空港以外にある銀行の営業時間は季節や曜日によって変則的です。月~金で8:30~13:30は営業時間です。
【カード、T/C、ATM】:
■ホテル、大きな店、レストランでは通常クレジットカード、トラベラーズチェックが利用でき、主要外貨の紙幣が利用できることもあります。銀行の外には、多くのATMがあります。
【外貨制限】:
■外貨持込に制限はありませんが、1万ユーロ相当以上の現金を持ち込む場合は、税関での申告が必要です。 | . |
*チップ | ■”観光立国”を目指すキプロスでは”チップ”も一般的です。下記を目安にチップを弾んで下さい。
■【ホテル】:ポーターには荷物1個あたり1Euro、ルームサービスを呼んだ場合1Euro。ベッドメーキングには1泊あたり1Euroを枕元に置く。
■【レストラン】:サービス料が含まれている場合は不要です。含まれていない場合は、料金の5~10%程度、上乗せして払います。
■【タクシー】:料金の5~10%程度を。
■【ガイド】:グループでバスツアーやクルーズにでた場合は、グループ単位でガイド及び運転手に、1日あたり5~10Euro程度を。 | . |
*電気 | ■240V,50Hz,プラグ:BFタイプが主流、B、B3が必要な場合もあります。電気製品:変圧器必須 | . |
*時差 | ■日本より7時間遅れ。ただし3月最終月曜日から10月最終日曜日までの期間はサマータイムで、日本との時差は6時間となります。 | . |
*気候 | ■典型的な地中海性気候で、四季があり、1年を通して300日以上の晴天があるという太陽の国です。
■ 【春】:3月~5月、野山の緑が濃くなり、季節の変わり目が感じられます。
■ 【夏】:6月~9月、気温が高く、ほとんど雨が降らず、雲ひとつない青空が広がり、乾燥した毎日が続きます。
■ 【秋】:10月~11月、雨の降る日もあり、昼間は暖かですが、朝夕は肌寒くなります。
■ 【冬】:12月~2月、冬と言っても、温暖で穏やかな気候です。時々雨が降り、年間降水量の約60%はこの時期に得られます。また、トロードス地方の山々では雪が積もり、スキーも楽しめます。
■ 【観光シーズン】:ヨーロッパからの観光客は5月~10月にやってくるので、観光地は混雑します。少し降雨がありますが、暖かい冬場(11月~3月)も
おすすめシーズンです。
ニコシアの月別平均気温(最高・最低)・降雨量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
最高 | 14 | 16 | 19 | 25 | 29 | 34 | 37 | 37 | 34 | 28 | 21 | 17 |
最低 | 5 | 5 | 7 | 11 | 15 | 19 | 22 | 22 | 19 | 15 | 10 | 7 |
降水量 | 70 | 50 | 30 | 20 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 20 | 40 | 70 |
気温:℃ 降雨量:mm/M 資料:WMO(世界気象機関) のデータより | . |
渡航データ | . | . |
*渡航者数 | ■日本からキプロスへの渡航者数は近年約1000人/年間。 | . |
*フライト | ■日本からのキプロスへの直行便はなく、日本からヨーロッパ主要都市(ロンドン、フランクフルト、アテネ、パリ、ローマ等)又は中近東の都市(ドバイ、カイロ、ベイルート等)を経由して行くのが一般的。
■キプロス共和国の出入国は、ラルナカ国際空港、パフォス国際空港、ラルナカ港、レメソス港のいずれから行なうこと。上記以外の空港及び港からの出入国は一切認められません。 | . |
*所要時間 | ■経由便利用で約16~20時間となります。 ヨーロッパの主要都市からラルナカ国際空港への所要時間:ロンドンから約4時間30分、モスクワ約4時間30分、フランクフルト約3時間30分、ドバイ約3時間、ウィーン約3時間、ローマ約2時間30分、アテネから約1時間40分。 | . |
*玄関口空港 | ■ラルナカ国際空港(キプロス島で最大の国際空港で、ラルナカ市内から南に6km)
■パフォス国際空港(パフォス市の南東約15Kmの海辺にあります。) | . |
*玄関口空港 アクセス | ■キプロスには鉄道がなく、移動手段はバスかタクシー、レンタカー利用となります。タクシーには通常のタクシーと、4~8人で乗る、乗り合いタクシーがあります。車の走行は、日本と同じ右ハンドル、左側通行なので、レンタカーは日本人にも運転しやすいものです。 | . |
*機内へ の持込 | ■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。 | . |