アンドラ公国（Principality of Andorra）

首都アンドラ・ラ・ベリャ 、エンカンプ、エスカルデス・エンゴルダニ、カニーリョ等。

共同元首を擁する議会制

■共同元首：フランス大統領及びウルジェル司教

■一院制（28議席、2009年4月26日総選挙、任期4年）、14議席を全国区から、残り14議席を各教区2議席ずつ選出する。行政府の長である首相は、議会によって選出される。

■現在では７つの教区（パロキア）に区分されて地方行政されています。

■現在のアンドラ地域はもともと、教会の領土でありそれを支配していた司教は、1278年、フランスの伯爵と領主権を対等に共有する契約を結んだ。 司教の宗主権は代々司教に引き継がれ、伯爵の宗主権はフランス国王に譲渡され、フランスの元首へ代々引き継がれた。
■ フランス、スペインは、1993年6月1日、アンドラ公国を主権国家として承認し、 7月28日、アンドラは、国連に加盟した。
■アンドラ公国、通称アンドラは、ピレネー山脈東部に位置し、フランスとスペインに挟まれ、国土面積は468km2（金沢市の面積とほぼ等しい）のミニ国家。フランス大統領とスペインのウルヘル司教を国家元首としています。首都はアンドラ・ラ・ベリャ。
■最高峰はコマ・ペドローザ峰（2942m）、主な川はバリラ川。

■【ビザ】：日本とアンドラは、1996年より査証免除取極があり、 観光目的で90日以内の滞在には、ビザは不要です。スペイン/フランスと同等の扱い。90日以上滞在したい場合は、在フランス日本国大使館に問い合わせ下さい。
■【パスポート】：滞在期間プラス、残存有効期間が３カ月以上あること。旅券の未使用査証欄は2頁以上必要。
■【入国カード】：特になし。
■【留意事項】：ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。

■【駐日アンドラ公国大使館】：
駐日アンドラ公国大使館はありません。

■アンドラ政府観光局 のWEBサイト(英文) を参照下さい。

■アンドラの 通貨：ユーロ（Euro/s、略号：Er）、補助通貨：セント（Cent/s、略号：Ct）、1Er=100Ct
■1ユーロ＝約113円 、1ユーロ＝約1.4US$ （2011年4月現在）
■紙幣は5、10、20、50、100、200、500ユーロの７種類が、硬貨は1、2、5、10、20、50セント、1、2ユーロの8種類が流通しています。

■【ユーロへの両替】： 日本で事前にユーロを用意します。又はフランス、スペインに入国したときにユーロを入手します。
■ 【クレジットカード】：広く普及しています。ホテル、店で確認しながら利用してください。
■ 【T/C】：米ドルまたはユーロ建てT/Cなら、銀行で換金できます。
■ 【ATM】：普及しています。
■【制限】：通貨持込制限：無制限
<注>アンドラ入国時はフランスかスペインを通過するため、該当国の制限が適用されます。
通貨持出制限:無制限

■フランス、スペインに準じ、チップが必要です。
■ 【レストラン】：高級レストランにおいては、通常、サービス料が請求書に含まれており、チップの必要はありませんが、含まれていない場合は料金の5～10％が目安に
■ 【ボーイ・ポーター】：空港やホテルで荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、50セント～１Euro。
■ 【タクシー】：料金交渉制の場合は不要です。
■ 【ガイド・ドライバー】：タクシーやミニバスをチャーターした場合、各自料金の10%を目安に。

■アンドラ電圧は220Vで周波数は50Hz。プラグ形状は、「Ｃ」タイプ、「ＳＥ」
電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）

■日本とアンドラとの時差は-8Hr、サマータイム時は-7Hr(3月最終日曜～10月最終日曜) 。

■夏季は乾燥し、盛夏は6月末頃～9月。旅行シーズン
冬季の降雪は多く、真冬は12月～3月頃。谷間部は温暖で乾燥している。

アンドラの月別平均気温・降雨量

■日本からアンドラへの渡航者数は 近年数千人程度/年間。

■アンドラには空港はなく、バルセロナまたはトゥールーズからバスを利用して訪問します。

■空路、フランスやスペインに入国して、陸路アンドラにはいいます。日本からの所要時間約18～20時間。

■アンドラには空港はありません。

■国内の交通は自動車とバス、オートバイが一般的です。
スペインとフランスとの間はおおむね良好な幹線道路で結ばれており、長距離バスを利用します。スペイン側から入る場合ほぼまっすぐの道筋ですが、フランスから入る場合はヘアピンカーブが多いです。
■バルセロナ空港から1日5往復、アンドラ・ラ・ヴェリャまで約3時間30分、料金は片道29ユーロ
■トゥールーズ空港から1日2往復、アンドラ・ラ・ヴェリャまで約3時間、料金は片道32ユーロ 。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。
■化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。