アルジェリア民主人民共和国
（People's Democratic Republic of Algeria　）

アルジェ、コンスタンチーヌ、オラン、

共和制国家

大統領（民選で、任期:5年、３期まで継続可能。）

二院制。下院：380 議席　直接選挙。
上院：144議席　(外務省データより)

■その国土を48の県に区分し行政を行う。（Wiki参照）

■アフリカ北西にあるアルジェリアは両隣国のモロッコ、チュニジアと共に「マグレブ３国」と呼ばれる国々。アラビア語で「西の果て」「太陽が沈む所」の意味。アルジェリアは、この３国の真ん中に位置する共和制国家。東にチュニジア、リビアと、南東にニジェールと、南西にマリ、モーリタニアと、西にモロッコと国境を接し、北は地中海フランスが存在する。首都はアルジェ。アフリカ大陸ではスーダンに次ぎ、2番目に領土が大きく、世界全体でも第11位の領土面積を誇ります。
■北部アトラス山脈の北側にはオアシスが点在し、そこにはわずかに耕地があるが、大部分は砂漠や荒々しい岩山が拡がり、内陸は広大なサハラ砂漠で国土の約88％を占めます。（Wiki参照）

■【ビザ】：　日本人は入国に際しビザが必要です。滞在希望日数に応じ、30日間、90日間、180日間のビザがあり、複数入国の場合にも１ヶ月、３ヶ月、６ヶ月用のビザがあります。詳細は駐日アルジェリア大使館に確認し、申請して下さい。
■【パスポート】：残存期間は滞在期間＋6ヵ月以上あること。旅券の最終頁の「所持人記載欄」や血液型（Blood Type）の欄は漏れなく記載しておいてください。
■【入国カード】：これは非常に重要なことですが、入国前に飛行機内で貰う黄色い書類（DECLARATION OF HOLDINGS CURRENCY AND VALUABLES；外貨・貴重品申告書）にて、アルジェリア内に持ち込む外貨(紙幣のみ)や、貴重品として、カメラやパソコン類などを申請します。この黄色い書類が出国時に大変重要な書類になります。なるべく正確に記載し、紛失なきように保管することで出国がスムースになります。）
■【留意事項】：ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合があります。事前に大使館にご確認ください。）

■【駐日アルジェリア大使館】：〒153-0062　目黒区三田2丁目10-67、TEL：03-3711-2661、FAX : 03-3710-6534、 E-mail : こちらへ。同大使館のWEBサイトも参照下さい。

■【アルジェリア観光局】：WEBサイト（仏語）も参照下さい。

■単位はアルジェリア・ディナール（DZD）、補助通貨：サンチーム、1ディナール=100サンチーム、 【円換算】1ディナール≒ 1.13円（2011年2月10日現在）
■【紙幣】：20,50,100,200,500,1000DZD、【コイン】:25,50サンチーム、1,2,5,10,20,50,100DZD

■【アルジェリア・ディナールへの両替】：旅行者にとって、DZDHの扱いは（国策により）特殊です。下記に留意されてご利用下さい。
■DZDの持ち込み、持ち出しは厳禁です。
■日本円をはじめ、主要な外貨からDZDへの両替は、入国後、空港をはじめ大都市の主要銀行、ホテルで、外貨からからDZDに換金できます。
■ 【クレジットカード】：VISA、MASTER が、主要都市の高級ホテル、高級レストラン、高級ブティックで、支払いに利用できます。地方ではほとんど使えないので予めカード使用ができるかどうか確認が必要です。
■ 【T/C】：米ドルまたはユーロ建てT/Cなら、銀行・一部の高級ホテルで換金可能です。この場合は入国時の外貨申告が条件となりますので入国時に必ず外貨申告をしておく必要があります。（アルジェ市のホテルHotel EL Aurassi、Hotel El Djazair 共にTC の換金は可能でした。
■ 【ATM】：主要都市にはATM機（自動現金引き出し機）も設置されており、VISAやマスターカード（この２カード以外はむずかしいようです。）から両替することができます。地方では円からの両替はむずかしいこともあり、ユーロ（又はドル）の利用をお勧めします。
■ 【その他】：入国時に作成した入国カード（黄色い書類）に申告した外貨金額と両替した金額、そして、実際に財布の中にあるDZDや外貨の金額が合わないと問題となります。出国前には、通貨の収支を十分確認して下さい。
■外貨からDZDに両替した時、レシート（両替証明書）を紛失しないよう、十分に留意して保管して下さい。出国時に、空港両替所で、外貨に再両替する時に必要です。

■バクシーシ（施し）の意味合いあり、チップの習慣があります。料金の5～10％が目安に。ホテルにおいては、サービス内容にもよりますが、ポーターに50～100DZD、メイドに20～50DZD程度。

■127V/220V。50Hz。（電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）。プラグタイプ:Aタイプ、BFタイプ、Cタイプ）。

時差：−8:時間、サマータイムはありません。

■北部の海岸地帯は温暖な地中海性気候で、5～9月が乾季（兼夏季）、10月～4月が雨季（兼冬季）となります。年降水量は600～800mm程度。
■アトラス山脈以南の内陸高原はステップ気候、南部は砂漠気候で、雨はほとんど降りません。平均気温は夏は20～25℃、冬は10～12℃。
■春になると国中でシロッコと呼ばれる砂混じりの熱風が吹きます。特に朝夕の冷え込みに関しては年間を通して注意が必要です。

アルジェの月別平均気温（最高・最低）・降雨量

■日本からの渡航者数は近年約1,700人/年間。

■日本からの 直行便はありません。ヨーロッパ、又は中東に一度寄港し、アルジェリアに入ります。 日本からアルジェリア行きでよく利用されるのは、エールフランス航空によるパリ又は、マルセーユ発、アルジェ行きです。
■かって、アルジェリアはフランスの植民地であった時代もあり、現在も結びつきは強いようで、エールフランスは毎日定期便を運行しています。その他、ロンドン経由、カタールの首都ドーハ経由もよく利用されます。

■約18～24時間。

■アルジェ国際空港 （正式名称はウアリ・ブーメディアン（Houari Boumedienne）空港）、首都中心から東へ約20km。

■アルジェ国際空港 （正式名称はウアリ・ブーメディアン（Houari Boumedienne）空港））からアルジェ市内へは、タクシーが主流です。値段は交渉価格で約1000　DZD（約30分～40分）。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。