| | |
国政 | . | . |
*正式国名 | ■ジブチ共和国 / Republic of Djibouti、1977年にジブチ共和国として独立 | . |
*主要都市 | ■ジブチ、アリ・サビエ、ディキル、タジュラ、アルタ、オボック | . |
*政体 | ■共和制、大統領制をとる立憲国家 | . |
*国家元首 | ■大統領。国民の直接選挙により選出され、かつては任期は6年で3選が禁止されていたが、2010年に大統領の任期を5年に短縮する代わりに再選制限が撤廃された。首相と閣僚は大統領が任命する。 | . |
*議会 | ■1院制。定数65議席(イッサ人議員33議席、アファル人32議席)。議員は国民の直接選挙で選出され、任期は5年である。 | . |
*地方行政 | ■ジブチの地方行政は5つの州と1つの市で構成されています。 |
歴史・地理・概要 |
■紅海のインド洋への出口にあたり、「アフリカの角」地域にある国。アフリカ大陸にある国としては3番目に小さい国です。
■地理的には、アフリカを切り裂くように走る大地溝帯の出口にあたり、ジブチ中央部海抜-153mのアフリカで最も低い場所にある塩湖・アッサル湖や、溶岩台地の見学、大バラ砂漠など、見どころは豊かです。トラバーチン(右写真)と呼ばれる火成岩の塔が連なる風景は別世界です。
■スエズ運河の建設が始まった1859年にフランスが地元のダナキル族から租借(1862年に購入)したタジューラ湾のオボック港が元に、エチオピア帝国がハラールまでの鉄道敷設権をフランス企業に与えたのをきっかけに、その周辺地域を含めてフランス領ソマリとして植民地化、紆余曲折の末1977年に独立しました。
■地政学上非常に重要な場所故に、フランス、イタリア、イギリス、エチオピア帝国の力関係の緩衝地帯のような役割を果たしてきました。
■国を構成するのは、主にソマリ系のイッサ人とエチオピア系のアファール人の2大民族集団。両集団の対立もあって、アフリカ諸国の中では比較的遅くに独立を達成。独立後もこの民族間の対立は尾を引き、1990年から2001年までの内戦も経験しました。
■ 非常に過酷な気候のため農作物が育たず、国土も小さいため鉱物資源も少なく、これといった産業のない典型的な中継貿易国家で、エリトリア独立によって港を失って内陸国となったエチオピア相手の海上貿易や、ジブチ・エチオピア鉄道の収益、フランス軍や海賊に対応する各国軍の駐留による利益で経済が成り立っています。
■メネリック広場を中心に広がっている首都ジブチ・シティーは、どこへでも歩いていける小さな町で、夜になると明かりのともる中央市場では、絨毯や皮製品、貴金属などのお土産屋もオープンします。
■気候:海岸平野と西部の高原地帯からなり、国土の大半は砂漠か半砂漠。地球上で最も暑い地の1つといわれ、6~9月には50℃を超えることも少なくない。 10~5月までが涼季だが、全般に降雨は少なく、特に海岸部では年間150~200mm程度しか降らない。
■日本は、1977年にジブチを国家承認したにも関わらず長らく同国に常駐の大使館を設置してなかった。しかし2009年、日本がソマリア沖の海賊対策の拠点としてジブチを選定して、これが契機となり日本から見たジブチの重要性が急激に増した。その後、海賊対策の拠点となる基地の建設や法制定と連動しながら、2012年、在ジブチ日本国大使館が開設されました。
| . |
旅の基本データ | . |
*ビザ・ パスポート | ■【ビザ】:ジブチへの入国にはビザが必要です。ビザ申請書及び推薦状は英文か仏文でお願いします。ジブチ滞在中に、周辺諸国への旅行をお考えの方はマルチプルビザ(Multiple entries)が必要となりますので、くれぐれもご注意ください。在日ジブチ大使館で申請取得。
開館日:月曜から金曜日(土日及び日本とジブチの祝祭日は休館)
申請時間:10:30-12:30
受領時間:14:00-16:00
取得日数:翌々日
査証代:滞在期間1カ月 10,000円 / 3か月 15,000円
■【パスポート】:有効残存期間は6カ月以上必要。2ページ以上必要。
■【入国カード】:機内で配布されます。(配布されない場合は機内乗務員に申し出て下さい)入国カードに所定事項を記入の上、入国審査官に提出します。税関申告書は必要な人のみ。
■【留意事項】:ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
■【イエローカード】:日本から(寄港含め)直接入る場合は現在不要ですが、一旦汚染国に滞在してから入る場合は必要です。新情報に留意下さい。 |
エコ・クラスの快適グッズ:
カナダ産木製、表面は 絶妙の曲面加工
スカイサーフィンをどうぞ
高さ(H)調整自由自在
(約150g,26x8x1.4cm) |
|
ムクミ、エコ・クラス 症候群を完全防止します。
ご利用者様のご意見、開発の経緯、ご購入要領をご参照下さい。
|
|
*在日大使館 | ■ 【駐日ジブチ大使館】:〒153-0064 東京都目黒区下目黒5丁目18−10、TEL: (+81) 3 5704 0682,Fax: 03-5725-8305
ホームページは こちらを参照下さい。 |
*政府観光局 | ■【ジブチ政府観光局】:現在ありません。 | . |
*通貨 | ■ジブチ・フラン(Dfr),1米ドル=177.7ジブチ・フラン(固定レート),100dfr=約62円)
■補助通貨:便宜上はサンチームという補助単位があり、1フラン=100サンチームだが、インフレーションにより現在サンチーム硬貨は発行されていません。
■硬貨と紙幣:2、5、10、20、50、100、500フランの硬貨と、1000、2000、5000、10000フランの紙幣が発行されています。 | . |
*両替・ カード |
■【ジブチ・フランへの両替】:正式な両替所はありません。路上両替商で交換してもらいます。米ドルからのみが多いです。
■ 【クレジットカード】:主要なホテルなどの支払いに使用できますが、そのほかではほとんど利用できません。
■ 【T/C】:ジブチではT/Cの決済には現地の銀行口座がないと交換できないうえ、交換までには2,3ヶ月掛かるという状況。ということで、小切手の大部分は「塩漬け」になるとのこと。
■ 【ATM】:主要ホテルでキャシュ化可能。普及していません。
| . |
*チップ | ■チップの習慣があります。空港、ホテルでの荷物運搬などには、通常、荷物1個につき1USドル程度。レストランでは、料金の約10%が目安です。
| . |
*電気 | ■ジブチの電圧は220ボルト、周波数は50ヘルツです。 コンセント(プラグ)タイプはCタイプ又はEタイプです。電気製品:変圧器必須(変圧器内蔵型が便利)。) | . |
*時差 | ■-6時間の時差。サマータイムはありません。 | . |
*気候 | ■ジブチはステップ気候で非常に暑くて乾燥しています。2季しかなく、5月から10月は乾燥シーズン、11月から4月が比較的涼しいシーズンです。気温は変化に富み、12月、1月、2月の間は非常に温かく(平均気温は23-29度)、一方、7月は猛暑(31-41度)に見舞われ、湿気が強く、不快感が増します。
■雨は沿岸部で通常、11月から3月、内陸部では4月から10月に降ります。ジブチ市の年間平均降雨は130ミリメートルです。
ジブチ市の月別平均気温(最高・最低)・降雨量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
最高 | 28.9 | 28.9 | 30.6 | 32.3 | 34.2 | 37.5 | 41.3 | 39.6 | 35.9 | 33.4 | 31.1 | 29.4 |
最低 | 22.7 | 23.6 | 24,8 | 26 | 27.8 | 30.1 | 30.7 | 29.6 | 29.5 | 26.6 | 24.8 | 22.7 |
降水量 | 10 | 9 | 15 | 13 | 9 | 0 | 6 | 7 | 4 | 14 | 22 | 12 |
気温:℃ 降雨量:mm/M 資料:WMO(世界気象機関) のデータより
| . |
渡航データ | . | . |
*渡航者数 | ■日本からジブチへの渡航者数は近年約数百人/年間(自衛隊関連中心)。 | . |
*フライト |
▲直通なし:アジスアベバ(エチオピア)経由が一般的。その他、イスタンブール経由、ドーハ経由等があります。
▲1. アフリカルート:エチオピア航空 アディスアベバ経由が週4便運航(仁川で給油駐機2018/06/02より)※2018/06/01までは香港で給油駐機、週3便の運航。
▲2. ヨーロッパルート:ターキッシュエアラインズ イスタンブール経由で毎日運航。エールフランス パリ経由で週1便運航。
▲3. 中東ルート:カタール航空 ドーハ経由で週4便運航。しかし慢性的に混んでいる。
| . |
*所要時間 | ■アジスアベバ(エチオピア)、ドバイ、ドーハ等の1ヶ所経由だと約19時間 。ソウル等を入れて、2ヶ所経由だと約23時間。
| . |
*玄関口空港 | ■ジブチ・アンブリ国際空港
(Djibouti–Ambouli International Airport )、 滑走路に隣接して、アメリカ軍、フランス軍、自衛隊の基地がある(航空管制はジブチが行っている)。 帰国時、空港利用税として10000 ジブチフランかかるため、財布の中に最低その金額は残しておいてください 。 | . |
*玄関口空港 アクセス | ■飛行機で:ジブチ・アンブリ国際空港が空の玄関口となる。空港から市内まではタクシーで移動することが多い。相場は概ね1000ジブチフラン程度で所要時間は20分程度。
■列車:エチオピアのディレ・ダワ(Dire Dawa:は、エチオピア東部にあり、エチオピア第2の都市)から、列車があるが、現在は運休中である。
■バス:鉄道が運行されていないため、エチオピアからの陸路によるアクセスはバスに依存している。ディレダワから毎日運行されている様だが現地で要確認。
■ 船:イエメンのモカから木造船による航路があるが、海賊被害などを考慮すれば利用は勧められない。
■国内移動:地下鉄等の軌道系公共交通機関は存在しないため、ミニバス・タクシーがメインとなる。ミニバスは一乗車あたり40ジブチフラン、郊外の場合は60ジブチフランかかる。タクシーはそれよりも高く500ジブチフラン程度を目安にしたい。 | . |
*機内へ の持込 | ■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。 | . |