ニジェール共和国 ( Republic of Niger）

首都ニアメ、マラディ、ジンデル、アガデス等。

共和制国家。

■元来、国家元首は大統領。国民の直接選挙により選出され、任期は5年。3選禁止と規定されたが、2010年クーデターにより大統領は失脚しました。今後の展望は不透明です。

ニジェール議会は 一院制で、正式名称は国民議会。定数は113議席で、議員は国民の直接選挙により選出される。議員の任期は5年。

■現在ニジェールでは、7つの州 (région) と1つの首都特別区 (capital district) から構成されて行政されています。

■ニジェールは西アフリカのサハラ砂漠南縁のサヘル地帯に位置する内陸国であり、アルジェリア、マリ、ブルキナファソ、ベナン、ナイジェリア、チャド、リビアに包囲されるように隣接しています。
■国土の3分の2は砂漠で、北部は乾燥地帯。南部はステップ気候（BS）に属し、6月～10月が雨季に当たり多湿。農耕は南部に限られるものの、南部全域がサヘル地帯に属しており、近年砂漠化が激しい。

■【ビザ】：ニジェール入国にはビザが必要です。ビザは東京のニジェール名誉領事館又はフランスのニジェール大使館で1～3ヶ月のシングルビザを取得することができます。長期滞在の場合は、6ヶ月有効のマルチビザをとることもできます。
■入国時に黄熱予防接種証明書（イエローカード）の提示を求められます。
■【パスポート】：帰国時まで有効なもの。（６ヶ月以上を推奨します。）パスポート等の身分証明書の携帯が義務づけられています。夜間の検問等で提示を求められることがあります。携帯していない場合は、身元引受人が迎えに来るまで警察に留置されますので注意が必要です。
■【留意事項】：ビザ・パスポート、出入国審査や税関申告等などの情報は予告なく変更されることがございます。必ず、領事館または旅行会社でご確認ください。
■外務省の海外安全対策のページも参照下さい。

■【駐日ニジェール大使館】：駐日ニジェール大使館は日本にはなく、中国-北京にある在中ニジェール大使館が兼務しています。
■【駐日ニジェール共和国名誉領事館】は下記にあります。
〒105-0011 東京都港区芝公園2丁目6-15
TEL：03-5405-3687、FAX：03-5405-1075
■email: icemb.tokyo@utn.stjr.is
■大使館WEBサイト も参照下さい。

現在未定です。

■ニジェールの通貨単位はCFAフラン(CFA FRANC/S) 、補助通貨はサンチーム(CENTIME/S)。 1CFAフラン=100サンチーム 。
１CFAフラン≒0.17円、1US$≒480CFAフラン （2010年10月1日現在）
■ 紙幣は500、1000、2000、5000、10000CFAフラン5種類、硬貨は1、5、10、25、50、100、200、250、500の9種類が流通。

■【CFAフランへの両替】： USドルかユーロから、ニアメ国際空港やニアメ市内で両替されることをお勧めします。 ユーロか米ドル建てのトラベラーズチェックであれば、ホテルや銀行で換金できます。その際に、購入時の領収証の提示が求められます。一部のホテル、銀行にATMもあります。
■クレジットカードは大型ホテルでのみお使いいただけます。
■入国時の外国通貨の持ち込み額に制限はありませんが、CFAフランのCFAフラン圏外への持ち出しは禁止されています。

■基本的にチップは必要ありません。しかし、快いサービスを受けた場合は、臨機応変にチップを出します。

■ ニジェールの電圧は220Vで周波数は50Hz。プラグ形状は、「C」、「B」と「BF」タイプ。電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）

■日本とニジェールの時差は8時間。サマータイムはありません。

■ニジェールでは、6月から9月までは雨季となり、その時期には気温や湿度が高くなっていますので、外出の際には直射日光を避ける服装を着用し、水分補給を心がけてください。10月～翌5月は乾季で、朝、夕は涼しく快適ですが、日中、気温は30℃以上となり、暑く、乾燥して埃っぽく、帽子が必需品となります。

■日本からニジェールへの渡航者数は 近年約1000人前後/年間。

■日本からニジェールへの直行便はなく、通常はフランス経由で入ります。
エール・フランス(Air France)がニジェール行きの便を持っています。
アフリカ経由の場合は、ロイヤル・エア・モロッコ（カサブランカ）、 アルジェリア航空 (アルジェ)、 エチオピア航空（アディスアベバ、バマコ、ロメ）などのニジェール直行便を利用することもできます。

■フランス経由で所要約18～22時間。

■ニジェールの玄関口は、首都のニアメからは東南へ10kmにあるディオリ・アマニ国際空港（英語：Diori Hamani International Airport）。

■ニアメ市内まではタクシーを利用します。料金は交渉制ですが、相場は夜間到着で、約3,500ＣＦＡ（7米ドル）程度、15分ほど。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。
■化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。