ガボン共和国 ( Gabon Republic）

首都リーブルビル、ポール・ジャンティ、フランスヴィル、リーブルヴィル、ポール・ジャンティ、マユンバ 等。

■ガボンは共和制・大統領制を採用する立憲国家。

■大統領。国民から直接選挙され、任期は7年。再選制限がなし。大統領は強大な権力を憲法により保障されています。

■ガボンの議会は二院制。上院：91議席、下院：120議席。上院議員は地方議会により選出され任期は6年。下院議員は国民の直接選挙で選出され任期は5年。

ガボンは9つの州に分かれて地方行政されています。

■赤道直下の国、国土の80%以上が熱帯雨林、即ちジャングルで覆われ、多様な動植物の生育環境を育んでいます。
■ガボン政府は、自然環境の保全に力を入れて、主要な熱帯雨林は国立公園に指定して保護しています。この国立公園は現在１３箇所となり。総面積は実に国土の11%を占めています。
■国境を接する国には、北側に赤道ギニアおよびカメルーン、南と東側にはコンゴがあります。
■また西側には大西洋に面し、950kmの絶壁が多い海岸線があります。内陸部は丘陵および高台が大半で、太平洋からの海洋風も吹きつけ、意外と涼しい気候を持っています。

■【ビザ】：ガボンを訪問するにはビザが必要です。駐日ガボン大使館にて手続きをして下さい。
■【パスポート】：ガボン入国時に残存有効期間が3カ月以上あること。
■【入国カード】：ガボン入国時に入国カードの記入が必要です。入国カードは機内で配布されるか、到着ロビー入口で担当官が配布しております。所定事項を記入の後、パスポートと共に、入国審査官に提示します。
■【イエローカード】：イエローカード（黄熱病予防接種済証明書）が必要です。カードの提示は入国審査後に求められるますので、必ずパスポートと一緒に携行し、すぐ提示できるようにしてください。
■【留意事項】：ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。

■【駐日ガボン大使館】：〒152-0021　東京都目黒区東が丘1-34-11、TEL:03-5430-9171、FAX:03-5430-9175
■email: こちらへ。
■同大使館のWEBサイト も参照下さい。
■【在ガボン日本大使館】：ガボンに入国された場合は在ガボン日本大使館に滞在連絡をしてください。
TEL:73-22-97/73-02-35、FAX:73-60-60
休日・時間外の緊急用　　06-22-19-31,領事担当官の携帯電話　 06-22-19-26

■駐日のガボン政府観光局はありません。

■ガボンの 通貨：セーファーフラン（CFAフラン=Franc CFA）、補助通貨：サンチーム、1CFAフラン=100サンチーム
■1CFAフラン＝約0.17円 、1CFAフラン＝約0.0021US$ 、1US$≒480CFAフラン、１Euro≒657CFAフラ（2010年10月現在）
■現在、紙幣は10000フラン、5000フラン、2000フラン、1000 フラン、500フラン紙幣が発行されています。
■硬貨 :100フラン、50 フラン、25フラン、10フラン、5フラン、1フラン硬貨が発行されています。
■（注記）西アフリカ（セネガル、マリ等計8カ国）CFAフランと中部アフリカ（ガボン、カメルーン、チャド等計6カ国）CFAフランがあり、通貨価値は同一ですが、相互の流通はできません。

■【CFAフランへの両替】： ガボンで両替しやすい外貨は圧倒的にユーロで、空港や、主要都市の銀行、ホテル、両替できます。USドルは受け付けてくれないところもあり要注意です。日本円からの換金 はできません。スーパーによってはユーロでの買い物も可能。
■ 【クレジットカード】：VISA、MASTER やAMEX は首都リーブルビルで、高級ホテルやレストラン、スーパーに限定されますが、利用可能です。クレジットカードによるキャッシングも可能。広く利用できるようになりました。
■ 【T/C】：米ドルまたはユーロ建てT/Cで、銀行で換金できます。手数料（3～5％）がかかりますのであまり勧められません。
■ 【ATM】：主要な銀行に設置してあります。

■ガボンは欧米文化の影響を強く受けており、チップの習慣があります。
■ 【レストラン】：高級レストランにおいては、サービスの質を考慮して、500CFAフラン～料金の約10％まで。
■ 【ボーイ・ポーター】：空港やホテルで荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、500CFAフラン（約90円）、枕銭も500CFAフラン。
■ 【タクシー】：料金交渉制の場合は不要です。サービスがよければ、おつりの小銭を渡す程度。
■ 【ガイド・ドライバー】：タクシーやミニバスをチャーターした場合、各自料金の10%を目安に。

■ガボンの電圧は220Vで周波数は50Hz。プラグ形状は、「Ｃ」タイプ。電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）

■日本とガボンとの時差は-8Hr、サマータイムはありません。

■ガボンの気候は熱帯海洋性気候で、１年を通じて高温多湿です。年間気温は22～32℃、年降水量も平 均1,500ｍｍ以上に達し、年2 回の雨季と乾季があります。赤道直下にかかわらず、絶えず、海洋風を受けて、水分蒸発による気化熱放散もよく、意外と涼しい。
■ 【一次乾季】：1～２月に短い準乾季で、雨天はあります。
■ 【一次雨季】：３～６月は長い雨季。多雨の毎日が続き高温多湿です。
■ 【二次乾季】：７～９月は長い乾季 。ほとんど雨がふりません。赤道直下、ジャングル体験ツアーの旅行シーズンです。
■ 【二次雨季】：10～12月は短い雨季。スコール風の雨が 毎日降ります。この時期の旅行には十分な雨具の用意必須です。
■日中の服装は、年間を通じて日本の夏服となりますが、野外では長袖、防虫対策は必要。

■日本からガボンへの渡航者数は 近年数百人/年間。ビザの取得に日数がかかり、人気は低調。

■ 日本からガボンへの直行便はなく、ヨーロッパまたはアフリカ経由となります。エールフランス航空、KLMオランダ航空がシャルル・ド・ゴール国際空港 (CDG)発リーブルビル (LBV)行きの直行便を持っています。
■経由便は、エチオピア航空、ケニア航空、ルフトハンダ航空などがあります。

■ガボンの首都リーブルビル国際空港 まで、所要時間 21時間～24時間。

■ガボンの玄関口空港はリーブルヴィル国際空港。首都リーブルヴィルから北へ約10kmの距離にあります。

■リーブルビル国際空港から、市街地へはタクシーを利用します。約20分、2,000～4,000CFAフラン。タクシー料金は時間帯、交渉力で変動します。
主要ホテルは送迎バスを持っています。予約時に確認下さい。
■その他、ハイヤー(白タク)：1 時間4,000～5,000CFA フランほど。運転手付きレンタカーは、乗用車なら5 万CFA フラン/日、4 輪駆動車なら10 万～15 万CFA フラン/日が相場。それ以外にガソリン代がかかります。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。
■化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。