タンザニア連合共和国
（United Republic of Tanzania）

ダルエスサラーム（商都）、ドドマ（首都）、ムワンザ、ムベヤ、タンガ、アルーシャ

共和制

大統領（直接投票による選出で、任期は5年、(議会の同意のもと、首相を任命する。)）

一院制。議員定数は295人。任期は5年。

タンザニアは26の地区に分けて行政されている。
（Wiki参照）

■ タンザニアは日本の約2.5倍の面積を占める東アフリカ最大の国。東はインド洋に面し、北はケニア、ウガンダと、西はルワンダ、ブルンジと、南はザンビア、マラウイ、モザンビークの7カ国と国境を接しています。
■ 国土の1/4は動物・自然保護のために保存されて、雄大な自然と様々な野生動物が見られることで有名です。毎年草原を求めて平原を移動する、ヌーやシマウマの大群はサバンナの一大スペクタクルです。
■ 北東部にはアフリカの最高峰、山頂はいつも雪に覆われたキリマンジャロ山(5895ｍ)があります。北部にはアフリカ第一の面積を持つビクトリア湖、西部にはアフリカで最も深いタンガニーカ湖、野鳥や魚類の宝庫、マラウイ湖がある。タンザニア東部の沖合い約50kmにあるザンジバル諸島（ザンジバル、ペンバ、マフィアの島々）にある美しい海辺は、アフリカを代表するエキゾチックなリゾート地となっています。
■タンザニア連合共和国はタンガニーカの本土よりも、島々からなるザンジバルの方が経済的にはレベルが高いとの事です。その要因は香料で“金のなる木”と呼ばれる丁子に恵まれいるからです。「ザンジバルの富がタンガニーカに回されている」との思いが島民には根強いですが、分離・独立運動が起きる迄には至っていません。

■ 【ビザ】：日本人がタンザニアに入国する場合はビザが必要です。ビザは大きく分けて（1）渡航ビザ、（2）通過ビザに分けられます。観光の場合は渡航ビザが必要で、滞在日数により、次の3種類があります。
■ a) シングル入国ビザ:有効期限は発行日より９０日間で、ビザ発行時にパスポートの残存期間が６ヶ月以上あることが発行の条件。
■ b) ダブル入国ビザ:有効期限は６ヶ月及び最大滞在日数は９０日で、ビザ発行時にパスポートの残存期間が９ヶ月以上あることが条件。
■ c) マルチプル入国ビザの有効期限は１２ヶ月及び最大滞在日数は合計１２０日で、一回の滞在日数が９０日を超えてはならないことと。
■【パスポート】：ビザ発行時にパスポートの残存期間が１５ヶ月以上あることが条件。
■【留意事項】：ビザの申請は本人による窓口申請です。またパスポートには２ページ以上の未使用ページがあること。ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合があります。事前に大使館・領事館にご確認ください。

■【駐日タンザニア連合共和国大使館】：〒158-0098　世田谷区上用賀4丁目21-9,TEL:03-3425-4531、Fax: (03)3425-7844、E-Mailは こちらへ。同大使館の WEBサイトを参照下さい。

■【在大阪タンザニア連合共和国名誉領事館】：〒530-8517 大阪府大阪市北区梅田3-4-5 、Tel: (06)6343-3478 、Fax: (06)6343-3492

■タンザニア政府観光局 　(サイト：英文)........等を参照下さい。

■ 通貨単位はタンザニア・シリング（Tanzanian Shilling:Tsh）。
1タンザニア・シリング（Tsh）＝約0.09円。
■ 紙幣は1万Tsh、5000Tsh、2000Tsh、1000Tsh、500Tsh。
コインは200Tsh、100Tsh、50Tsh、20Tsh、10Tsh。(50、20Tshコインは六角形)。があります。

■【タンザニア・シリングへの両替】：両替しやすい外貨はUSドルです。USドルからであれば国際空港や、主要都市の銀行、ホテル、両替店で両替できます。
日本円は国際空港、都市部の一部の銀行、旅行代理店、両替商でしか両替できません。交換レートは、平均で、1円＝約10～11Tsh、US$1ドルが約1,300Tsh（1ポンドが約1,100Tsh）です。
■【クレジットカード】：国際的なカード（Access、マスターカード、ビザ、AMEX、Eurcard）が使用できましすが、メジャーな観光地でしか使えません。
■【ATM】： 大手銀行の支店にあるATMなども使うことができます。主要都市以外では利用は難しいです。
■【T/C】： トラベラーズチェックは米国ドル、英国ポンド建てであれば主要都市の銀行で現地通貨に換えられます。

■ タンザニアには基本的にはチップの習慣はありません。高級レストランや高級ホテルでサービス料が含まれていない場合、チップを渡すこともあります。

■230V、50Hz。（電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）。プラグタイプ:B3タイプ、BFタイプ、Cタイプ）

■-6時間の時差。サマータイムはありません。

■ タンザニアの気候は、概ね熱帯サバンナ気候。明確な四季の区別はなく、季節は雨季と乾季に大別されます。
■ダルエスサラームなどの海岸地方は高温多雨の熱帯気候で、３～５月が大雨季、気温は22℃～32℃、７～10月が乾季で、気温は18℃～30℃である。
■ 中央の高原部は高度1,000～1,500mで、降水量は少なくサバナ気候。さらに内陸の山岳地帯は、気温の年間差が小さく湿潤で降雨も平均した熱帯性の山岳気候である。
■ キリマンジャロ山腹の村、ンゴロンゴロ、セレンゲティは暑い時期でも朝晩は冷え込みが厳しく、長袖のセーターが必要です。

■日本からの渡航者数は近年約6,000人/年間。

■日本からの直行便はありませんが、日本からタンザニアに行く場合は、エミレーツ航空、カタール航空、ブリティシュ航空などを利用し、途中で飛行機を乗り換える必要があります。

■エミレーツ航空、ドバイ経由にて、約20～21時間。

■ ダルエスサラーム国際空港（別名：ジュリウス・ニエレレ国際空港(Mwalimu J.K. Nyerere International Airport））。空港は市内中心から、南西へ約8Kmの場所にあります。
■ その他、ザンジバル国際空港（ZIA）は市街地から5キロメートル、キリマンジャロ国際空港（KIA）はアルシャから約30キロメートル、モシから35キロメートルです。

■ ダルエスサラーム国際空港から市の中心部まではタクシーで約15～20 分程度です。料金はおよそ20～25 米ドル。
■ 「ダラダラ」と呼ばれる乗り合いバスも利用できる。所要時間：約40～60分

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。