トーゴ共和国 ( Republic of Togo）

首都ロメ、バリメ、アタクバメ、ソコデ、ダパング等。

共和制国家

■大統領。国民による直接選挙で選出され、任期は5年。再選制限なし。大統領は強大な権力を憲法により保障されています。

■トーゴ議会は一院制の国民議会(81議席)で、議員任期は5年。

■トーゴでは トーゴの地方行政区画は5つの州（サバナ州 、カラ州 、中央州 、高原州 、沿岸州 ） に分けられ、また、5州は首都のロメ（コミューン）と30の県に分かれています。

■トーゴは、西アフリカに位置し、東にベナン、北にブルキナファソ、西にガーナと国境を接し、南は大西洋のギニア湾に面しています。
■国土は南北560キロメートルの細長い短冊状で、北部はなだらかに起伏するサバンナで、中部は丘陵で、南部は標高90メートル程度の熱帯雨林の台地が続き、さらに海岸平野にいくと砂州となり、マングローブが密生する湿地や潟湖（せきこ）が発達しています。最大の潟湖はトーゴ湖で、国名はこれに由来しています。

■【ビザ】：トーゴ入国にはビザが必要です。駐日フランス大使館が代行して、短期（2日間）滞在ビザを発行してくれます。それ以上の滞在予定の方はトーゴ到着時に空港の移民局にて延長手続きをおこないます。
■駐日フランス大使館（tel：03-5798-6000)での手続きに下記のような書類が必要です。
■【短期ビザ申請用】
＊申請書1部、＊証明写真1枚　(同じ写真でカラ－のみ・正面・無帽・白の背景・35ｘ45mm・顎から頭までの長さが写真全体の70〜80%以内のもの・デジタル写真不可)、＊飛行機の予約書もしくは往復航空券 オリジナル1部＋コピー1部、＊パスポート（オリジナル＋写真のページのコピー1部）、＊ビザ料金 10 000円前後、＊ビザ送付用600円切手を貼った書留の返信用封筒
■【個人旅行の場合】
＊銀行残高証明書 オリジナル1部＋コピー1部（1日の滞在につき50ドル以上）
■【出張旅行の場合】
＊出張証明書 オリジナル1部＋コピー1部
申請手続き後、2週間後にビザが出来上がります。書留送付されます。（直接受領の場合は、月－金曜日の9時から11時30分の間に引き換えチケット持参の上、大使館入口の受付にて受領して下さい。）
■隣国（ガーナ、ブルキナファソ、ベナン）から入国する場合は、国境の移民局でビザを取得することもできます。
■黄熱病の予防接種がビザを取得するときの条件です。
■ビザは駐日フランス大使館で代行発給されます。ビザ取得留意事項がいろいろありますので、事前に確認の上　手続きして下さい。
■【パスポート】：査証申請時3ヵ月以上必要。
■留意事項：ビザ、パスポートなどの内容は予告なく変更される場合があります。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

■【駐日トーゴ共和国大使館】：近年、駐日大使館の設置が計画されています。予定地：〒155-0031　東京都世田谷区北沢3-5-12、TEL：080-2212-4793（携帯） FAX：未設置（準備中）
■在東京トーゴ共和国名誉領事館:〒107-0052　東京都港区赤坂5丁目5-10 JASAコーポレーション内、TEL:03-3568-8730

■現在は、駐日トーゴ政府観光局はありません。

■トーゴ共和国の通貨：セーファーフラン（CFAフラン=Franc CFA）、補助通貨：サンチーム、1CFAフラン=100サンチーム
■1CFAフラン＝約0.17円、1CFAフラン＝約0.0021US$、1US$≒480CFAフラン、１Euro≒656CFAフラ（2010年10月現在）
■現在、紙幣は10000フラン、5000フラン、2000フラン、1000 フラン、500フラン紙幣が発行されています。
■硬貨 :500フラン、100フラン、50 フラン、25フラン、10フラン、5フラン、1フラン硬貨が発行されています。
■（注記）現在は、1ユーロ=655.957CFAフランです。セーファーフランには、西アフリカ（セネガル、マリ等計8カ国）CFAフランと中部アフリカ（トーゴ、中央アフリカ、ガボン、カメルーン、チャド等計6カ国）CFAフランがあり、通貨価値は同一ですが、相互の流通はできません。

■【CFAフランへの両替】：トーゴで両替しやすい外貨はUS$、ユーロで、首都ロメの空港や、銀行、ホテル、両替できます。日本円からの両替はできません。日本からの旅行者はUS$かユーロ（Euro）を持参し、そして、トーゴ共和国の主要都市で現地通貨に両替してください。特に街中の両替商からの両替では詐欺、だましがつき物、要注意です。
■【クレジットカード】：首都のメロにある主要なホテル で、VISAカードが使用できます。マスターカードは使用できません。
■ 【ATM】：主要な銀行ではATMの設置があり、CFAフランを引き出せます。但し使用できるのはVISAカードのみです。

■アフリカの最貧国の一つである、トーゴに正常なチップの文化は根付いていません。基本的にチップは不要です。
■ただ、おねだりチップや強要チップは日常茶飯であり、ケース・バイ・ケースで小銭を握らせて旅をします。

■トーゴの電圧：220ボルト、50ヘルツ。プラグはB/B3/Eタイプ。日本製の電気製品にはアダプターが必要です。

■トーゴ 日本との時差は-９時間。サマータイムはありません。

■南北に長い短冊状国家のトーゴでは、北部、中央部、南部で気候特色が異なります。
■ 【北部】：北部は乾燥した熱帯サバンナ気候ですが、5～9月大雨季となり、多量の降雨があります。この時期の降雨量は約1000mmとなります。また、11～2月は乾季でほとんど雨は降りません。 乾季には、砂漠の熱風”ハルマッタン”が吹きます。
■ 【中央部】：ガーナとの国境に近いトーゴ山地は降水量が最も多く年約1500mmとなります。12～1月は乾季ですが、砂漠の熱風”ハルマッタン”の影響もあり気温は最高で35℃近くになります。
■ 【南部】：大西洋に面した海岸部は高温多湿の熱帯性気候。 5～6月の雨期のほかに9～10月にも小雨期があります。しかし、年間の降雨量は中央部の約半分の700mm前後です。

■日本からの渡航者数は 近年数百人/年間。

■日本からの直行便はありませんが、ヨーロッパ経由では、エールフランス パリ経由が週3便運航あります。
■その他、アフリカ経由では、カサブランカよりロイヤルエアモッロコが週4便、リビア・トリポリ、アディスアベバからもフライトがあります。

■乗り換えを入れて、約20～24時間。

■首都ロメ近郊（市内より北東に約5Km）にあるロメ国際空港（英: Lomé-Tokoin Airport、別名ニャシンベ・エヤデマ国際空港（仏: Gnassingbé Eyadéma International）。

■空港ーロメ市内の移動にはタクシー、乗り合いタクシー、路線バスを利用します。通常はタクシーを利用します。タクシーは２４時間利用でき都心まで約20分。料金は交渉制です。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。