ウガンダ共和国 （Republic of Uganda）

カンパラ、ジンジャ、グル、エンテベ

共和制

■大統領（2010年5月現在：ヨウェリ・カグタ・ムセべニ大統領、任期は2011年まで）。国民の直接選挙で選出され任期は5年。大統領は首相・閣僚任免権など強大な権力が保障されている。

一院制

■ウガンダでは、 2006年7月以降の時点で行政区でない4つの地方に80の県が置かれて、地方行政されています。(Wiki参照）

■ウガンダはアフリカ中央部の東部に位置し、平均標高1,100mでの高原国です。全体としては、北のスーダン平原からなだらかに南に傾斜し、世界第２位のの淡水湖、ビクトリア湖に至ります。
■ 中央部にはキョガ（Kyoga）湖があり、南部のビクトリア湖との間には湿地帯があります。西部国境には世界最大といわれる東アフリカの大地溝帯が走っています。
■ アフリカの大河、ナイル川の水はキョガ湖から流れ出て、コンゴ民主共和国との国境にあるアルバート湖に注ぎ、そこから北のスーダンに流れて、エジプトを横断し、地中海に注ぎます。

■【ビザ】:ウガンダに入国するためにはビザが必要です。観光目的の滞在は3カ月まで。
（緊急時はエンテベ空港や国境での移民管理局でビザを取得することができます。）
■【パスポート】:パスポートの残存有効期間は最低6カ月必要。
■【入出国及び在留届】:空路からの入国の場合は、イミグレーション、税関チェックがありなすが、近年、観光を推進しているので、入出国手続きはスムーズです。
空港でのヘルスチェック（黄熱病のイエローカードの検査）は行われませんが、ウガンダと出て、他の周辺諸国を旅行する場合、イエローカードの提示を求められることがあります。予防接種を受けることをお勧めします。
■ ウガンダに3カ月以上滞在する日本人は、首都カンパラにある、日本大使館に在留届を提出しなければなりません。
Uganda Embassy of Japan:Plot 8, Kyadondo Road, Nakasero,Kampala, Uganda (P.O. Box 23553 Kampala, Uganda)
TEL: (256-41) 434-9542～4、Fax: (256-41) 434-9547
■ 【免税で持ち込めるもの】入出国に際し外貨の持ち込み持ち出しは自由ですが、現地通貨の持ち出しは禁止されています。但し、ウガンダ、タンザニア、ケニア間の旅行者は5GBP（イギリスポンド）相当額まで可。
免税持ち込み品の範囲は、アルコール類1L、香水類500ml、タバコ200本であり、狩猟した野生動物の頭部等は輸出入とも禁止。税関検査は、密輸防止強化、汚職対策のため、厳重に行われており、要注意です。
■ ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。

■【駐日ウガンダ共和国大使館・総領事館】：〒150-0035　東京都渋谷区鉢山町9-23、TEL：03-3462-7107、FAX：03-3462-7108、E-Mailは こちら へ。
同大使館のWEBサイトを参照下さい。

■ウガンダ政府観光局 の サイト（英文）........も参照下さい。

■ウガンダの通貨：ウガンダ・シリング（Uganda Shilling=Ush）、補助通貨：セント（Cent）、1Ush=100 cents。1円＝24.2ウガンダ・シリング（Ush）、US$1＝約2,218Ush（2010年5月）。
■ 紙幣は5万Ush、2万Ush、1万Ush、5000Ush、1000Ush。コインは200Ush、100Ush、50Ush、10Ush、が、流通しています。

■【ウガンダ・シリングへの両替について】現地通貨に両替しやすい外貨はUS$です。続いて、Euro,Poundとなります。
■エンテベ国際空港内の銀行、カンパラ市内の銀行で両替できます。
カンパラ市内には、バークレイ銀行（Barclays Bank）、スタンダード・チャータード銀行（Standard Chartered Bank）、スタンビック銀行（Stanbic Bank）、ボロダ銀行（Bank of Baroda）などがあります。
■カンパラ市内の銀行にはATMも設置されており、クレジット・カードより両替できます。 銀行の営業時間（月曜日から金曜日は朝9時から夕方4時まで、土曜日は朝9時から午後1まで）両替制限金額（US$700かUKPound400 及び140万UShが上限です。ATMからの引き落とし上限は、50万Ush。）に留意下さい。
■カンパラ以外の都市では両替ができないことが多いので、カンパラにて、十分にして必要な金額を両替しておくことをおすすめします。最後に、ウガンダ・シリングから米ドルなどの外貨に再両替することもできます。
■【クレジット・カード及びT/C】クレジット・カードが使えるのは、高級ホテルや旅行社の一部のみです。
トラベラーズ・チェック（T/C）で支払いができるところは殆どありません。両替商にて両替に使用できますが、レートは悪く、手続きが複雑です。

■ウガンダには元来チップの習慣はありませんでしたが、欧米からの観光客が増えるにつれ、現在では、ホテル、レストラン、タクシー等でチップの習慣は定着しつつあります。下記を目安にして下さい。
■ 【レストラン】：高級レストランにおいては、通常、サービス料が請求書に含まれており、チップの必要はありませんが、含まれていない場合は料金の5～10％が目安に
■ 【ボーイ・ポーター】：空港やホテルで荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、1000Ush（約50円）、ルームメイド（枕銭）500シリング/日。
■ 【タクシー】：料金交渉制の場合は不要ですが、荷物の積み降ろしのサービスを受けた場合は、荷物一個につき、1000Ush（約50円）程度。長距離ドライブの時は約費用の10％。
■ 【ガイド・ドライバー】：サファリドライバー：US$5～10/日。

■電圧は220～230Vで周波数は50Hz。プラグはBFが多く、Cタイプもある。電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）。

■-6時間の時差。サマータイムはありません。

■ ウガンダは、赤道直下で豊かな日光を受け、高原国家で、気温は上がらず、多くの湖に囲まれて、適度な降雨があり、これらのバランスによって、アフリカでも秀でた自然環境をもっています。
■かつて、英国のチャーチル首相は、「アフリカの真珠」、「緑の国ウガンダ」と賛美しましたが、この国の美しさは、今でも健在です。
■ 気候は場所により少し異なります。南部は年間を通して雨が多多く、ビクトリア湖北岸のエンテベやカンパラでは、雨季は3月～6月と10月～12月の2回あります。北部では乾季が多く、スーダンから120kmのグルでは11月から2月が非常に乾燥しています。
■ 旅行の服装は、１年を通じて夏物衣類で十分ですが、乾燥した高温時期用に、サングラスや帽子を、雨期には十分な雨具、レインコートが必要です。

■日本からの渡航者数は近年約2,000人/年間。

■日本からエンテベ国際空港に入る直行便はありませんが、多くの経由便があります。代表的な便はブリティシュ・エァウエイズ（ロンドン経由）、南ア航空（ヨハネスブルク経由）、ケニア航空（ナイロビ経由）、タンザニア航空（ナニエスサラーム経由）、エジプト航空（カイロ経由）、エチオピア航空（アジスアベベ経由）にてエンテベ国際空港にはいります。

■全てが経由便となります。日本からカンパラまでの飛行時間は16～17時間ですが、経由地での待ち時間が長く、4～5時間を要しています。
■合計所要時間は20～22時間を予定する必要があります。（最短で約14時間と報告がありますが、便名不明）

■エンテベ国際空港（英語：Entebbe International Airport）はヴィクトリア湖畔にあり、首都のカンパラからは西南に32km。

■エンテベ国際空港(Entebbe International Airport) からカンパラ市内なでは、タクシーを利用します。また、カンパラ市内の主要なホテルは送迎バスを運行しています、事前に予約してご利用ください。所要時間は車でおよそ40 分。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。