インドネシア共和国（Republic of Indonesia）

ジャカルタ、バンドン、スマラン、スラバヤ、パレンバン、デンパサル

立憲共和制国家

大統領（行政府の長を兼ねる。民選。任期：５年（再選１度のみで最大１０年））

二院制。上院にあたる地方代表議会（136議席）と、下院にあたる国民議会（575議席）で構成されています。ただし、地方代表会議がもっぱら地方自治や地方財政の関連事項を審議し、国民議会は立法、予算審議、行政監督について審議すると定められています。従って、必ずしも「両院制（二つの議院で一つの議会）」とは呼べないものすです。議員数：合計711、任期：５年

2020年現在、34州にて行政されています。2025年には44州にする計画があります。州では知事が最高責任者であり、5年ごとに改選されます。州の下には県（インドネシア語: kabupaten）・市（インドネシア語: kota）が置かれています。

■インドネシアという言葉は、ギリシャ語の「インドス（indos）」と「ネソス（nesos）」という二つの単語から成っており、”東インドの島々“という意味を持っています。
■インドネシアは世界最大の島嶼国家であり、主要な６島（ジャワ、バリ、スマトラ、カリマンタン、スラウェシ、パプア）と、小さな島々が集まった二大諸島（マルク諸島とトゥンガラ諸島）があります。島数は17,508島。このうちのおよそ9,000の島々に約2億7千1百万人もの人々が暮らし、約490の民族集団がそれぞれの多様な民族文化を継承し、美しい自然と動植物の多様性の保存に貢献してきました。(以上、文化観光省のHPより)
■マップは英語表示で、若干誤差が生じることもあります。あらかじめご了承ください。

■【新型コロナウイルス対策】：
（１）インドネシア共和国大使館は2020年4月1日よりビザ申請の受付を停止しました。再開時期は未定です。
（２）2020年4月2日午前0時から，一部の例外を除き，全ての日本人を含む外国人のインドネシアへの入国及びインドネシアでの航空便乗り継ぎ（トランジット）が禁止されまています。
【最新情報にご留意下さい。】

■【通常のビザ情報】：日本国籍の方が、(2015年より)観光や親族訪問が目的で、30日以内の滞在で訪問する場合はビザ免除となりました。観光目的でも31日以上滞在する場合や商談目的などの場合は、ビザが必要です。日本在留の大使館や領事館で申請して下さい。又は、ほとんどの国際空港や海港で到着時にビザ（VOA）を取得することもできます。
■到着ビザの料金はRp.500,000または＄２５（米ドル）、日本円の現金のほか、クレジットカード（MASTER、VISA）でも支払うことができます。帰路のチケットが必要です。パスポート条件は下記を参照下さい。
■【おすすめ】ビザを事前に取得していると、入国審査時、待つことなく専用ブースから出ることができます。出発前に、大使館、または領事館でビザ取得の手続きをおすすめします。
■地方空港や港以外から入国する場合や滞在が１ヶ月以上になる場合は、事前にインドネシア大使館でビザ申請、取得して下さい。（出国用のチケット提示が必要）。
■【パスポート】：パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上（インドネシア入国時）、連続した査証欄空白ページが3ページ以上が必要です。事前にパスポートをご確認ください。
■【留意事項】：ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合があります。事前に大使館・領事館にご確認ください。）

■【駐日インドネシア共和国大使館】：〒141-0022　品川区東五反田5丁目2-9、TEL：03-3441-4201、FAX：03-3447-1697、同大使館のWEBサイトを参照下さい。E-mail:こちらからどうぞ。

■【在大阪インドネシア共和国総領事館】：〒530-0005大阪市北区中之島6-2-40 中之島インテスビル 22階 、TEL：(06) 6449-9898, (06) 6449-9883 , E-mail:こちらからどうぞ。
大阪・京都・兵庫・三重・奈良・滋賀・和歌山の方は在大阪インドネシア共和国総領事館にて申請してください。

■【インドネシア政府観光局】：のデータはインドネシア共和国文化観光省のWEBサイトを参照下さい。

単位はルピア（Rp）、補助通貨はセン(Sen)。1ルピアは100セン。1000Rp=約\8。
紙幣は1,000、5,000、10,000、20,000、50,000、100,000ルピアの6種類。硬貨は25、50、100、200、500、1,000ルピアの5種類が発行されています。

■【ルピア(Rp)への両替】：都市、主な観光地では銀行、両替所、ホテルなどで、日本円から直接ルピアへ両替できます。
■【クレジットカード】：主要な都市では、VISA、MASTERならば、たいていのスーパー、デパートで使えます。JCBなどそれ以外のクレジットカードは使えないことが多く、また、地方の小売店やレストランなどではルピアの現金しか受け付けないところが大半です。
■【T/C】：銀行で、ドル建てT/C（トラベラーズチェック）から現地通貨に両替できます。支払い等にはほとんど使用できません。　
■【ATM】：観光都市部を中心に広く普及しています。 安全な場所での利用に心がけて下さい。

基本的には不要ですが、チップの習慣があります。高級レストランにおいては、通常、サービス料が請求書に含まれており、チップの必要はありませんが、含まれていない場合は料金の5～10％が目安に。ホテルにおいては、サービス内容にもよるが、ポーターに5,000～10,000Rp、メイドに5,000Rp程度。タクシーでは Rp.100単位のおつりは要求しないのが一般的です。

220V。50Hz。プラグは丸ピン2本足のCタイプ、一部Bタイプ。日本国内用電気製品を利用の場合は変圧器必須とアダプターが必要です。（変圧器内蔵型が便利）。

時差：−2時間（ジャカルタベース）サマータイムはありません。

■赤道直下に入るインドネシアは典型的な熱帯性気候を持ち、乾季と雨季のふたつの季節があります。気温は年間を通してほとんど変わりません。首都ジャカルタでの気温は、26℃から30℃程度です。毎日夏服で過ごせますが、ホテル内の強冷房には注意して下さい。
■【乾季】：4～9月、湿度があまり高くならずに過ごしやすい日が続きます。この時期は観光に適した季節です。
■【雨季】：10～3月、午後になるとスコールのような大雨が降り、湿度も約80%と高くなる日が続きます。

■日本からのインドネシア渡航者数は（2016年ベース）年間、約５４万人。内約３０万人がバリ島を訪問しています。

■日本から首都ジャカルタ、観光地バリ島への直行便あり、ANA、ガルーダ・インドネシア航空、JAL、インドネシア・エアアジア Xが（直行便を）運航しています。東南アジアの主要都市を経由すれば各種な便を利用できます。（航空会社の事情により変更される場合あり、旅行会社等に確認下さい。）

日本からジャカルタ（スカルノ・ハッタ国際空港（CGK）までの直行便は次のような便があります。
*成田国際空港から日本航空が一日２便、全日空が一日１便で直行便を運航しています。 ガルーダ・インドネシア航空傘下の格安航空会社（LCC）シティリンクが2020年5月2日から開設する予定です
*羽田国際空港から全日空とガルーダ・インドネシア航空の2社がデイリーで直行便を運航しています。
*関西国際空港からガルーダ・インドネシア航空が週2便(水、日)体制で直行便を運航しています。
*中部国際空港直行便なし(ガルーダ・インドネシア航空が19年3月24日から運行していましたが、20年3月28日で運航終了・運休。
*福岡空港直行便なし
*新千歳空港直行便なし
(注記)：日本からデンパサールへは、成田、羽田、関西から直行便があります。こちらのバリ島への旅のページを参照下さい。

CGK空港ガイド WEBサイトを参照下さい。(英文）

スカルノ・ハッタ国際空港までの直行便による、おおよその所要時間は以下の通りです。
*成田国際空港から：7時間50分
*羽田国際空港から：7時間45分
*関西国際空港から：7時間10分
(注記)：日本からデンパサールへは、約8時間53分です。

■日本からインドネシアへの空の玄関口はジャカルタ国際空港（別名：スカルノ・ハッタ国際空港　Soekarno–Hatta International Airport）、首都中心から北西へ約35km。と、バリ島のデンパサール国際空港（別名：ングラ・ライ国際空港）はデンパサール市内から南西に約13km。

■スカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内へは（電車はありませんので）、タクシー（メーター付き、約50分、213,000Rp≒￥2130、高速込み）か、バス（ダムリ）サービス（60分、20,000～25,000Rp）を利用します。
■バリ島のングラ・ライ国際空港kからデンパサール市内又はクタ、ジンバラン、ヌサドゥア、ウブドなどのリゾート地へは空港タクシー（ングラライ・エアポート・タクシー）のみが利用可能。所要時間は約10～60分、料金は約30,000Rp～175,000Rp。認可されていないタクシーは利用しないでください。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。