| | 2020,08更新 |
国政 | . | . |
*正式国名 | モルディブ共和国 ( Republic of Maldives) | . |
*主要な都市 | 1200の島々からなるモルディブには、大都市と呼ばれる街はありません。最大の街は北マーレ環礁の南端にある首都マーレシティ(Male City)で人口は約14.1万人(at2020,02)です。 | . |
*政体 | 共和制 | . |
*国家元首 | ■大統領。首相は1975年以来空席。大統領が行政府の長を務めています。任期5年。議会が候補者を選出し国民が信任投票を行います。 | . |
*議会 | ■一院制の国民議会があります。全87議席、小選挙区制。任期は5年。 | . |
*地方行政 | ■モルディブの地方行政区画は、7つの大行政区で構成されています。地理的には、26の環礁から成り立っています。さらに小行政区として、首都マ-レシティの特別行政区と20の環礁区(アトル;Atholhu)に分けたものから成っています。 環礁区の最北端はハー・アリフ、最南端はシーヌ、又最小はニャヴィヤニ、最大は世界最大の環礁でもあるガーフ・アリフ。
■首都マーレシティは特別行政区で、マーレシティ島とヴィリンギリ島の2島のみで構成されています。
■行政区には知事、環礁区には環礁長 (Atholhu Veriyaa)、そして島にも Katheeb と呼ばれる長官がおり、それぞれ大統領により任命されている。 また、環礁区や島には大統領に対する責任を持つ部局が設置されています。
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地理・概要 | ■モルディブはスリランカの南西にあって、26の環礁から成り立つ、インド洋の環礁国家。この環礁群の広さは東西118km、南北754kmに渡り、その中には1192の島が点在します。それぞれの島の大きさは100平方キロメートル~2キロ平方キロメートル程で海抜1~2m程度(海抜の最高が2.4m)であるための砂州にヤシが生えてできあがった小さな島々です。
■この26の環礁は南北2列に並んで延びています。環礁とは珊瑚の隆起で成り立った島々が環状に連なったも。島と島が近く浅瀬が続いており、歩いて渡れるようなリゾートもあります。1192の島の内、約200の島に人々が住んでいます。さらにリゾート施設専用の島が100ほどあります。高温多湿の熱帯気候。
■国土の80%は海抜は1m以下、最高海抜は2.4mというまさに”洋上ビーチ国家”。そのため、近年の海面上昇と珊瑚礁の死滅により、国土が消滅する危険にさらされています。
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このため政府は | | 首都のマーレ |
モルディブの基幹産業である観光収入の一部を使って海外の土地(インドやスリランカ、オーストラリアなどを想定)を購入し、国民が移住できる土地を確保を検討しています。
■国家の主要産業は観光で、最大の外貨獲得源です。海外からの観光客を誘致するリゾート地(島)は85 - 100はあり、リゾート地は無人島です。1つの島に1つのホテルがある、『1島1ホテル』スタイルが基本です。
■モルディブを訪問する観光客は南海の孤島に流れついたようなイメージを楽しむことができます。各島への移動はドーニーと呼ばれる木製ボート、水上飛行機と呼ばれる高速艇(いわゆるモーターボート)や国内線用小型飛行機などが用意されています。
■旅行者がモルディブを訪れるとき、島の特徴を調べてリゾートを選びます。
島の形はそれぞれ異なり、それに伴いビーチやラグーン、ハウスリーフなど島の立地条件も違います。各リゾート地は、発電機や塩水ろ過装置など、必要な機能すべてを島内に備えています。
■マーレシティの東隣にあるフルフレ島にはヴェラナ国際空港があります。 マレは人口密度が世界一とも言われており、人口圧力を軽減するためにヴェラナ国際空港と陸続きの人工島「フルマーレ島」を造成し移住を促しており、2019年現在では約4万人が暮らしています。
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旅の基本データ | . |
*ビザ・ パスポート | ■ 【ビザ】:モルディブ共和国へ、30日間以内の観光目的で訪問する場合は、全ての渡航者は、事前のビザ取得は不要です。
入国審査時には、復路航空券の提示(次の訪問国がある場合はその国が必要とするビザ確認があります。)、予約済みホテルの確認、必要な滞在費(US$100+US$50以上/日)、パスポート(6ヶ月以上の残存期限)の所持が確認されて、空港で入国許可ビザが発給されます。
■30日を超えて滞在する場合は、モルディブの出入国管理局に申請しなければなりません。最大90日まで延長可能。出国税(US$12)は、航空券に含まれていますので、出国時に支払う必要はありません。
■ 【パスポート】:入国時に6ヶ月以上の残存期限がある機械で読み取りができるパスポート(MRZ)を所有していること。
■ 【出入国カード及び入国審査】:入出国カードは機内で配られるので、必要事項を記入して下さい。表面と裏面の上半分が入国用、裏面の下半分が出国用になり、検疫申請書も兼ねています。機内を出たら「Arrival」の案内に従って到着ロビーへ。その通路の先に「Immigration」があるので機内で配布された入出国カードとパスポートを一緒に係員に提示。ビザ免除条件を満たしている限り、スムーズに入国スタンプが押され返却されます。出国カードは出国時に提出する必要がありますので、なくさないように保管シテください。
■ 【電子健康申告書】:モルディブへのすべての乗客は、モルディブに入国する前に電子健康申告書を記入する必要があります。こちらのWEBサイトを開けて、必要事項を記入し送信下さい。 WEBサイト を参照下さい。
■ 【イエローカード】:予防接種は不要ですが、黄熱病汚染地区に滞在または通過後6日以内に入国する場合は、予防接種証明書(イエローカード)が必要です。
■ 【留意事項】:ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。事前に、領事館や旅行会社によく確認ください。
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*在日大使館 | ■ 【駐日モルディブ大使館】:〒106-0041 東京都港区麻布台1-9-10 飯倉ITビル8階、TEL:03-6234-4315、FAX:03-6234-4316、E-mailは こちらへ。
WEBサイトは こちら を参照下さい。 | . |
*政府観光局 |
■現在、駐日のモルディブ政府観光局はなく、駐日のモルディブ大使館が兼務しています。お問い合わせは、大使館にて確認下さい。よく利用される観光案内サイト(英文)は こちら です。 | . |
*通貨 | ■
モルディブ通貨はモルディブ・ルフィアRf(Maldives Rufiyaa)、補助通貨はラーリLa(Laari)。Rf1=La100=約6.8円(2020年08月現在)。
紙幣はRf500、100、50、20、10、5の6種類。硬貨はRf2、1、La50、25、10、5、1の7種類。 | . |
*両替・ カード等
| ■【モルディブ・ルフィアへの両替】:リゾート内の支払いは、すべてUS$に限られています。現地通貨への両替の必要はありません。毎日の支払いは、ほとんどがサインで、チェックアウト時にまとめ払い(クレジットカード)です。 地元の人が暮らすマーレシティのショップやレストランでも米ドルが通用します。ただし、マーレ以外の漁民の島々では米ドルが使えるものの、お釣りはモルディブ・ルフィアで渡されることが多いです。 どうしても現地通貨が必要な場合は、主要国の通貨であれば、空港の銀行、市内の銀行、ホテルなどで現地通貨に両替ができます。
■銀行の営業時間は通常、日曜~木曜が8:00~13:30、金、土曜は休みとなっています。空港の銀行は飛行機の到着時間に合わせて開いています。
リゾートでの両替時間は直接リゾートでお確かめ下さい。
■ 【クレジットカード】:VISA、MASTER、AMEXがたいていのリゾートで使用できます。JCB、DINERSはリゾートによっては使えないこともあります。
■ 【T/C】:米ドルまたはユーロ建てなら、ほとんどのホテル、レストラン、ショップでも利用できますが、一部のリゾートでは利用できない場合もあります。
■ 【ATM】:いざというときに現金をキャッシングできるATMは、空港又は首都マーレの銀行の一部にしかないことを留意ください。
■ 【制限】:外貨の持ち込みは制限なしです。
日本からアルコール類を持ち込むことも禁止されています。入国時にスーツケースをX線でチェックし、お酒が見つかった場合は、帰国時まで没収・保管されることに。その他持ち込み禁止のものは、わいせつな出版物、豚肉、麻薬など。アルコール類のみ、帰国時に返してくれます。逆に持ち出しが禁止されているものは、貝殻や砂、べっ甲、黒サンゴ(加工品を除く)など。貝殻や砂はついつい持ち帰りたくなりますが、ご注意を。
■リゾート島内やフルフレ島にあるフルフレ・アイランド・ホテルではお酒を楽しむことができます。ただし、マーレシティや漁民の島では飲酒はご法度。
■ 【再両替】:ルフィアは日本で両替ができないので、使い切るか、空港で日本円に両替し直す必要があります。両替レシートは再両替時に必要です。しっかりと保管しましょう。 | . |
*チップ | ■モルディブのリゾートではウエーターやポーター、ルームメイド、ダイビングスタッフなどにチップを渡すのが習慣となっています。
首都マーレシティのホテル、レストラン、一部のリゾートでは5~10%のサービス料が加算されるので、この場合は不要です。
リゾートでのチップは次を目安にして下さい。
■ 【レストラン】:、滞在中同じテーブルが指定されるスタイルでは、最終日にまとめてチップを渡すのが通例。目安は一人1食につき1~2ドル。2人で4日間滞在ならば、最終日に2人×3回×4日=24ドルを担当ボーイに渡すか、テーブルに置いておきましょう。
■ 【ボーイ・ポーター】:荷物の運搬をサポートしてくれた場合は、荷物1個に付きUS1ドル。
■ 【ホテルのルームサービス】:枕銭として、一日:US1ドル。(最終日にまとめて渡すのも可)
■ 【ダイビングやエクスカーション】:ボートやドーニのスタッフにも1日1~2USドルのチップを渡す習慣があります。船内やダイビングショップ内にチップボックスが置かれている場合はそちらに入れます。 | . |
*電気 | ■モルディブ電圧は220~240Vで周波数は50Hz。日本国内用の電化製品はそのままでは使えないので変圧器が必要。プラグはBF、B3、B、C。リゾートではBFとSEが多いですが、ほとんどのリゾートでは、すべてのプラグを使用できるマルチプラグが用意されています。 | 2020,08. |
*時差 | ■モルディブと日本との時差は 4時間遅れ。サマータイムはありません。
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*気候 | ■モルディブは高温多湿の熱帯性気候で、年間を通して平均気温が26~33℃。モンスーンの影響により乾季と雨季があります。
■ 【乾季】:北東のインド大陸方面からモンスーンが吹く11~4月は、空気もさわやかで雨の少ない穏やかな時期となります。乾季でも時には雨が降ったり、強風が吹いて海が荒れることはあります。4月が最も暑く、12月が最も涼しくなります
■ 【雨季】:南西のインド洋方面からモンスーンが吹く5~10月はスコールの多い時期となります。スコール時には風が出て、波も高くなります。この時期、稀に何日もしとしとと雨が降り続く場合もありますが、ほとんど毎日、1~2回スコール(通常20~30分で通過)に見舞われます。それ以外は晴れています。
■【その他】:最近は、地球温暖化の影響か、乾季と雨季のはっきりとした違いが薄れつつあるようです。もっとも、水温は年間を通して24~28℃に保たれています。
服装は、全シーズン、Tシャツで過ごせますが、風の強い夜は意外に冷え込むことがありますので 薄手のウィンドブレーカーなどを持っていくとよいでしょう。赤道に極めて近いので、日光は大変強いです。サングラス・日焼け止めは必需品です。
マーレシテシの月別平均気温・降雨量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
最高 | 30 | 31 | 31 | 32 | 31 | 31 | 30 | 30 | 30 | 30 | 30 | 30 |
最低 | 26 | 27 | 27 | 28 | 27 | 27 | 26 | 26 | 26 | 26 | 26 | 26 |
降水量 | 90 | 25 | 50 | 100 | 220 | 160 | 150 | 190 | 200 | 230 | 230 | 190 |
気温:℃ 降雨量:mm/M 資料:WMO(世界気象機関) のデータより | . |
渡航データ | . | . |
*渡航者数 | ■モルディブへの日本人渡航者数は 近年約4万人前後/年間(2017年度は4万2千人)。 | . |
*フライト | 日本からモルディブへのフライトは直行便1便(往路のみ)、経由便は各種あります。旅行目的に応じて選択してください。(但しこの情報は2019年末の情報です。コロナ対策等で変更になる場合があります。)
■ 【直行便、往路のみ】:スリランカ航空:東京(成田)発着
【往路】 成田発:火・木・土・日曜
◇UL461 成田発 11:20 → マーレ着 17:25 ,<所要:10時間05分>
■【復路】 マーレ発:月・水・金・土曜
◇UL116 マーレ発 15:30 → コロンボ着 17:25 <所要:1時間25分>
◇UL460 コロンボ発 19:15 → 成田着 07:35+1(翌日)<所要:8時間50分>
■ 【経由便】:
(1)シンガポール航空:東京(成田・羽田)、大阪、名古屋発着
シンガポール乗換で毎日運行。ご希望にあわせて日程を組む事ができます。同日着可
(2)マレーシア航空:東京(成田)・関空発着
クアラルンプール乗換で週5便運行。ご希望にあわせて日程を組む事ができます。お帰りにはクアラルンプールで買い物なども楽しめます。同日着可
(3)エミレーツ航空:東京(成田)・関空発着
ドバイ首長国連邦のドバイを経由してモルディブやヨーロッパ主要都市に運行。翌日着
(4)バンコク・エアウェイズ利用のバンコク乗継ぎ
バンコク乗継ぎは週2便があります。バンコク宿泊、翌日着となります。
モルディブへの旅では、コロンボ、シンガポール、クアラルンプール、ドバイでの寄り道観光も一般的です。ツアーの目的に応じて旅程を計画下さい。変更になる場合もありますので、最新情報にご留意下さい。
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*所要時間 |
■モルディブの玄関口マーレ国際空港まで、スリランカ航空の直行便(往路のみ)をご利用いただく場合には、成田から約10時間05分。
■シンガポール及びクアラルンプール乗継ぎの場合、所要約14~16時間。
■バンコック、ドバイ一泊乗り継ぎの場合、所要約24~26時間。 | . |
モルディブの玄関口空港ヴェラナ国際空港はフレフル島にあります。首都のマーレシティ島と人工島:フルマーレ島の3島は橋で結ばれました。 |
*玄関口空港 | ■モルディブの玄関口は首都マーレシティの近くに浮かぶ空港の島、フルフレ島にあるヴェラナ国際空港(注)があり、新滑走路が旧滑走路の東側を一部埋め立て新設された。
■(注)1966年4月に、モルディブ唯一の国際空港としてフルフレ島にフルフレ国際空港(Hulhule IAP)開港、2011年7月、政府はイブラヒム・ナシル元大統領(2008年に死去)に敬意を表し、イブラヒム・ナシル国際空港(Ibrahim Nasir International Airport)に改名、2017年1月、ヴェラナ国際空港(Velana International Airport)に名称変更。ヴェラナはイブラヒム・ナシル大統領の家の名前に由来する。
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*玄関口空港 アクセス |
■従来は空港島から首都のマーレシティ島は、船やボートなどの水上交通により結ばれていましたが、2018年8月30日に空港島とマーレシティ島間に橋梁が開通し、車両での行き来が可能となりました。この橋は中国モルディブ友好橋(China-Maldives Friendship Bridge)とも呼ばれ中国援助で建設されました。
■タクシー:マーレシティ⇔空港間:片道75ルフィア(約20分)。フルマーレ⇔空港間:片道60ルフィア(約15分)。マーレシティやフルマーレン内移動:25ルフィア、
■公共バス:24時間営業、30分毎の運行、片道:20ルフイア又は2USAドル、所要時間:約15~20分
■シャトルバス:宿泊ホテルにて用意されます。事前に予約して下さい。所要時間:約15~20分
■フェリー:従来の主要便、到着ゲートを出て右に進み、国内線ターミナルの向かいにフェリー乗り場とチケット販売窓口があります。10~15分毎に運航、所要時間は約10~15分です。空港前の港からリゾートがある島に直行する船も出ています。
■フルマーレ島にもほぼ同じ要領で移動することができます。
小さな島で構成されている国の為、鉄道やバスはありません。移動は船(ドーニと呼ばれるボート、水上飛行機と呼ばれる高速艇)、国内線の小型飛行機です。
■空港のあるフルフレ島と首都マーレシティ島(南北約1.5km、東西約2.5kmの小さな島)約2km離れています。ドーニ(フェリー)で10分(約10分間隔で運行)。それ以外のリゾートへはドーニ、水上飛行機と呼ばれる高速艇または小型飛行機にて移動となります。
■フルフレ島にあるフルフレ・アイランド・ホテルへはバスで。所要時間は約5分。
■北マーレ環礁、南マーレ環礁以外のリゾートへは水上飛行機(アリ環礁やバァ環礁など)や国内線小型飛行機(ハーアリフ環礁やアッドゥ環礁など)を利用しての移動になります。※水上飛行機移動の場合は、日本からの到着が夜間となりますので翌日の移動となります。
■首都マーレシティにはタクシーが走っています。運賃は走行距離に関係なく、一律2USドルになります。最近の交通量の増加により、信号機が各地に設置されています。 | . |
*機内へ の持込 | ■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。 ■化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。 | . |