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【カウアイ島(Island of Kaua'i)ご案内】
【1】 カウアイ島の概要:
海底火山でできた山が約500万~600万年前に海面に隆起し”島”となりました。この島の西側にあり、長い歳月の侵食によりできた、ワイメア渓谷は「太平洋のグランド・キャニオン」と呼ばれ、観光客が必ず訪問すると言われる、「シダの洞窟」、緑豊かな「熱帯雨林」、運河のような「穏やかな川」等々、将に自然による造園で、「ガーデン・アイランド(庭園の島)」とも呼ばれています。大きさ:オアフ島とほぼ同じ。郡庁所在地:リフエ 【2】島への行き方、空港: この島への玄関口空港はリフエ空港。ハワイ内の航空会社”ハワイアン航空”または”アイランドエアー”を利用して、オアフ島ホノルル国際空港から入ります。ホノルル国際空港から約30分で到着。 【3】島内の移動: 島内には公共の交通機関はありませんので、レンタカーがおすすめです。レンタカー・ショップは空港にありますので、到着便の時刻にあわせて事前に予約をしておくと確実です。 【4】島の気候: 島の北東側から吹き込む湿った貿易風は、島の中央部にそびえる標高1,569mのワイアレアラ山にぶつかり、上昇気流となって、山頂付近で雨雲を造り、雨を降らせます。340日近くも雨天となって、この山頂部の年間降水量約1万mmにも達しています。この天空水源のお陰で、島の自然は大きな恵みを受けています。一方で、リゾートがある南側や沿岸部はさわやかで、晴れの日が多く過ごしやすいものです。年間平均気温は21℃~29℃。海水温も22℃~27℃でとても快適です。カウアイ島は1年中ベストシーズンです。 リフエの月別平均気温(最高・最低)・降雨量
気温:℃ 降雨量:mm/M 資料:WMO(世界気象機関) のデータより
【モロカイ島(Island of Moloka'i)ご案内】
【1】 モロカイ島概要:
オアフ島から南東に約40km、マウイ島から約13kmの距離にあります。ハワイでは5番目の大きさで、東西に細長い島で、全長は61km、幅は最長で16km。北東の沿岸部には高さ1,100~1,200mもの世界最大の断崖がそびえ、カラウパパ国立歴史公園からその絶景を望むことができます。この島はフラ・ダンスの発祥の地でもあり、ハワイ最大の白浜;パポハク・ビーチでは毎年フラのイベントが開催されます。この島最大の町は中央部のカウナカカイ(人口約1,000人)で、モロカイ空港(Molokai Airport)はこの町の北西11㎞のところにあります。カウナカカイのカプアイワ・ココナッツ・グローブは、カメハメハ5世統治下の1860年代に植えられたココヤシの林。モロカイ島らしい自然のランドマークです。 大きさ:オアフ島の1/2以下、 郡庁所在地:マウイ島ワイルク 【2】島への行き方、空港、フェリー: 空港は、島中央にあるモロカイ空港。日本からの直行便はありません。オアフ島ホノルル国際空港からモロカイ空港を結ぶフライトはハワイアン航空、アイランドエアーのみ(2014年8月現在)。ホノルル国際空港から約30分で到着。またカウナカカイ港とマウイ島ラハイナ港を結ぶフェリーは毎日、朝夕の2便が就航。所要時間は約2時間。島巡りの拠点となるのは、小さな港町カウナカカイ。マウイ島に滞在して、日帰りでモロカイ島を観光するのもおすすめです。12月から5月末くらいはホエールウォッチングも楽しめます。 【3】島内の移動: 島内には公共の交通機関がなくタクシーの台数も少ないので、レンタカーがよく利用されます。カマコウ山の斜面に広がる自然保護地区や高原方面には4WDが必要。レンタカーの営業所は空港にあり、到着便の時刻にあわせて事前に予約をしておくのがおすすめです。 【4】島のよく利用されるホテル: ●ホテルモロカイ(Hotel Moloka'i):アクセス: カウナカカイ市内から車で約5分、 空港から車で約20分。全客室数 - 45室、 $178~$282、(早期割引利用で、$145~$254)(1泊1部屋) ●キャスル・モロカイ・ショアーズ(Castle Molokai Shores):アクセス: ビーチに位置する、カウナカカイ市内から車で約5分、 空港から車で約20分。カウナカカイのコンドミニアム、全客室数 - 31室、 $178~(1泊1部屋) ●モロカイ バケーション プロパティーズ – ウェイブクレスト(Molokai Vacation Properties – Wavecrest) :アクセス: カウナカカイ市内から車で約15分、 空港から車で約35分。3Fのコンドミニアム全客室数 - 75室、 $200~(1泊1部屋) 【5】島の気候: モロカイ島の気候は安定しており、年間を通して快適に過ごせます。島の西側は湿度が低く乾燥して、東側の山岳地帯は雨がよく降ります。 モロカイ島の月別平均気温(最高・最低)・降雨量
気温:℃ 降雨量:mm/M 資料:WMO(世界気象機関) のデータより
【ラナイ島(Island of lana'i)ご案内】
【1】 ラナイ島概要:
●ラナイ島は、古代ハワイ王朝の遺跡や古い漁村、珍しい地形のスポットなどもあり、文化的にも貴重な存在となっています。定住人口はわずか3000人程度で、古風な趣のあるラナイシティーが島唯一の集落です。人口のほとんどはこの街に住んでいます。この街はラナイ島のほぼ中央部にあり、標高が490メートルの高原の街です。 ●1920年代にラナイ島を買収したのは、フルーツ農園事業者、ジェームス・ドール(食品メーカーのドール・フード・カンパニーの創業者)で温暖な気候を利用して、パイナップル栽培を開始、世界有数の輸出用パイナップルの産地に育て、「パイナップル・アイランド」と呼ばれました。 ●現在は大規模なパイナップル生産は島外に移転しましたが、続いて、島の大部分は世界的大富豪ラリー・エリソンの私有地となって、環境保護などに注力されています。 ●ハワイ6島の中で一番人口の少ない島。島の東側に標高1,027mのラナイハレ山がそびえ立っています。そのふもとには、ごつごつとした巨大な岩や石がある神秘的な原野が広がり、「ケアヒアカヴェロ(神々の庭園)」と呼ばれています。また、ビーチは将に”天然ビーチ”、夜には”輝く星空”が広がり、自然の美しさに酔いしれることができます。 ●このほかチャンピオンシップも開かれる2箇所のゴルフコース【ジ・ エクスペリエンス・ アット・ コエレ (The Experience at Koele)】、【ザ・チャレンジ・アット・マネレ・ゴルフコース(The Challenge at Manele)】とミニコースの【キャヴィンディッシュ・ゴルフコース】があります。 ●島の大きさ:青く透明な海に包まれ、横に約21km、縦に29km、標高は海抜ゼロメートルから1036mを超える地帯までと多様な地形をもつ。面積:オアフ島の約1/4、郡庁所在地:マウイ島ワイルク。 【2】島への行き方、空港: ●オアフ島ホノルル国際空港から、島南西部にあるラナイ空港に入ることができます。ハワイアン航空、アイランドエアー、モクレレ航空(2014年9月現在)を利用して、約30分でアクセスすることができます。 ●マウイ島から ラナイ空港―マウイ島カフルイ空港間はモクレレ航空を利用することができます。また、ラナイ島マネレ・ベイとマウイ島ラハイナ港を結ぶフェリーは1日5往復、所要時間は約1時間、片道料金は大人$30、子ども$20。 ●ハワイ島から、ラナイ空港―コナ空港(モクレレ航空)。 ●モロカイ島から、ラナイ空港―モロカイ空港(モクレレ航空)。 【3】島内の移動: ●島内には公共の交通機関がないため、一般レンタカー又はホテル所有のシャトルバスを利用します。ラナイ島ご到着・ご出発時の送迎サービスにつきましては、72時間前までのご予約が必要です。ご利用リゾートまで直接ご連絡ください。 ●フォーシーズンズ・リゾート・ホテルのシャトルバスは * ラナイ空港⇔ラナイシティー:5名用SUV 一台$195、シャトルバス:1名様$45~50(こども半額) * マネレ港⇔ラナイシティー:5名用SUV 一台$85、シャトルバス:1名様$20(こども半額) ●レンタカーは *ラナイ島の自然と景色を満喫するなら、ドライブがお勧め。舗装道路はわずか48kmと短いですが、本格的ドライブのため四輪駆動車が用意されています。ご希望の方はラナイアンバサダーにご連絡ください。ラナイアンバサダーデスク: +1-808-565-2388またはambassador.lanai@fourseasons.com *費用:トヨタ 4ランナー⇒1日$195、Jeepラングラー⇒1日$195、トヨタ ランドクルーザー⇒1日$275 *注記:契約時に1回分のガソリン満タン料金が必要です。レンタル料金には、任意保険は含まれておりません。運転される方は25歳以上で、有効な運転免許証を所持せれていること。お車はIsland Adventure Centerにあります。 四輪駆動車は地図に記載されたトレイルでのみ走行できます。ラナイハレマンロートレイル、またはアワルアやツインピークス、ベンチズといった火山岩のトレイルに乗り入れることはできません。 【4】シップレックビーチ(難破船海岸:Shipweck Beach (Lanai)): ●18世紀なると、隣の島マウイ島はハワイ発祥の地と栄え、そこの主要都市”ラハイナ”はハワイの首都(1845年にはホノルルに移転)でした。そして、近海はクジラの回遊ポイントでもあり、捕鯨の盛んな地域でした。 ●そして、ラナイ島とマウイ島間の海域は多くの船の行き交う重要航路でありましたが、特にラナイ島近くは岩礁が多いため、船の座礁事故が多発しました。 ●1950年頃、USAは戦時中に輸送船として活躍した、半コンクリート製の「リバティ船」を処分する時、意図的に座礁させて、危険海域の目印としました。これが現在の観光ポイント:シップレックビーチ(難破船海岸)となりました。(右写真) ●リバティ船(liberty ship):第二次世界大戦の最中、USAで大量に建造された規格型(ブロック工法と溶接結合による)輸送船(戦時標準船(10,000 DWT))の総称です。1941年から1945年までの短期間のうちに2,710隻が急速建造された。戦後は非効率船となり、敗戦国への売渡、スクラップ、海洋投棄などにより処分されました。このラナイ島の難破船は海洋投棄の一例でした。(日本語の観光案内では、タンカーの座礁と言われていますが、実際は意図的なものでした) ●シップレックビーチ(難破船海岸)へのアクセス:ラナイ島の北東、ラナイシティから約9マイル(14.4km)に位置します。ラナイシティから幹線のケオムク・ハイウエーを北上し、約20分で海岸近くの三叉路に突き当たります。ここに、左方向;シップレックビーチ方面の⇒表示があり(右写真)、海岸沿いを北西に進みます。約10分(2.5Km)で、車終点位置に到着します。ここにも「難破船海岸」の看板あり、ここから難破船の正面まで約1.5Kmを徒歩でいきます。車は四輪駆動の利用がお勧めです。 【5】島のよく利用されるホテル: ●フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレベイ(Four Seasons Resort Lana'i at Manele Bay) ) ●フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・ザ・ロッジ・アット・コエレ(Four Seasons Resort Lana'i, The Lodge at Koele) ●ホテル・ラナイ(Hotel Lanai) 【6】島の気候: ラナイ島の天候は他の島より快適で乾燥しています。ラナイ・シティは標高518mで、年間を通しての最高気温は22℃。薄手のジャケットがあると便利です。マネレとフロポエ湾の気温は4~5℃高くなります。 ラナイ市の月別平均気温(最高・最低)・降雨量
気温:℃ 降雨量:mm/M 資料:WMO(世界気象機関) のデータより
【マウイ島(Island of Maui)ご案内】
【1】 マウイ島歴史概要:
■ハワイ諸島で2番目に大きいマウイ島は、有史以来、ハワイの歴史を伝える島と言われています。西暦450年ごろから本格的に、南太平洋、オセアニア方面の島々に住んでいたポリネシア人が渡来するようになり、移住し始めたと言われています。それから、1000年以上にわたり、往来は繰り返され、タロイモ、ココナッツ、バナナといった植物から、豚、犬、鶏といった動物までがハワイ諸島に持ち込まれました。 ■人口も増えていくと、島々間で、勢力争いもおきるようになり、18世紀の初頭には、ハワイ島を支配する勢力(部族)とそれ以外の島々を支配したマウイ島の勢力(部族)ができ、この2勢力がハワイ諸島を統治する時代が続きました。 ■島の生活が一変する大事件となったのは、1778~1779年頃、イギリスの海洋探検家ジェームズ・クックが、ハワイ諸島を次々と発見し、神の到来として上陸したことでした。このニュースはたちまち、欧米列強に伝わり、太平洋の中間点にあるハワイの利権をえようと列強はあの手この手でハワイにアクセス、干渉するようになりました。そして、ハワイ諸島の2大勢力の内、ハワイ島の部族長であったカメハメハ王は、外国勢力を利用してハワイ諸島を統一、1795年にマウイ島を拠点に、ラハイナを首都にして、統治を行いました。 ■その後は欧米の影響(干渉)が強まるばかりがで、白人の力が増して、軍事拠点、交易基地として、主力島はオアフ島に変わり、1845年には首都はラハイナからホノルルに移されました。最終的には、USAの支配下におかれ、ハワイ州となりました。このような大きな歴史の流れの中で、温暖で、雨は少なく、雄大な自然に包まれたマウイ島は観光の島として発展していきました。 【2】 観光ポイント: ■島には、カアナパリ、ワイレア、新たに注目を集めるキヘイなどのリゾート地が点在。年間200万人もの観光客が訪れ、観光業は島の一大産業となりました。 ■1795~1845年の間、首都として栄えたラハイナは、過っての面影を色濃く残し、ノスタルジックな雰囲気に溢れる港町として、今は歴史保護区に指定されています。ラハイナ市内の探訪スポットとしては、1901年にオープンし、100年以上の歴史を誇るホテル&レストランのパイオニア・イン、樹齢が120年を超えるバニアン・ツリー、中国系移民達により創建された道教寺院、ウォ・ヒン・テンプルなど、探訪ポイントは多くあります。 ■また、ラハイナの近海は鯨の生息、繁殖に大変良い環境にあり、1800年代の初頭には、アメリカの捕鯨の拠点として栄えました。今は捕鯨産業は衰退してしまいましたが、替ってラハイナから出発するホエール・ウォッチング・ツアーは有名となり、毎年冬には出産のためにやってくるクジラの姿を見ることができます。 ■マウイ島で1番の人気スポット、ハレアカラ国立公園です。その中心にある、ハレアカラ山(標高3,055m)に登ると、山頂から見る息をのむような絶景には、創造主、地球の力に驚嘆すると共に深い感動を覚えます。公園内には3ヶ所のビジターセンターがあります。①は南東岸のハナを過ぎ、美しいオヘオの池近くの海抜ゼロ地点にあるキパフル・ビジターセンター、②は標高2,000mにある公園本部ビジターセンター、③は標高3,000mの山頂にあるハレアカラ・ビジターセンターです。また、2ヶ所のキャンプ場とキャビンがあり、宿泊も可能です。ハレアカラ国立公園の壮大な自然を堪能してください。 【3】島への行き方、空港: ■メインの空港は島の北側にあるカフルイ空港。他に、カパルア・ウエスト・マウイ空港があるが乗り入れている航空会社は少ない。 日本からの直行便はありません。 ■オアフ島ホノルル国際空港からカフルイ空港、またはカパルア・ウエスト・マウイ空港までのフライトを就航しているのはハワイアン航空、モクレレ航空、アイランドエアー(2014年8月現在)。ホノルル国際空港から約35分で到着。 ■またラハイナ港とラナイ島マネレ・ベイを結ぶフェリーは1日5往復、所要時間は約1時間。ラハイナ港とモロカイ島カウナカカイ港を結ぶフェリーは毎日、朝夕の2便を運航。所要時間は約2時間。 【4】島内の移動: ■公共のバスがカフルイ、キヘイ、ラハイナなどのエリアを運行していますが本数が少なく、レンタカーがあったほうが便利です。レンタカーの営業所は空港にあるので、到着便の時刻にあわせて事前に予約をしておくのがおすすめです。 ■日の出のベストスポットとして知られるハレアカラは、マウイ島観光のハイライト。一方、島西側の豪華なリゾートエリアは、バカンスを過ごすのに最適です。冬季(12月~4月頃)だと、南下してくるザトウクジラを内陸から見ることができるチャンスも多くあります。 【5】島内のホテル・コンドミニアム: マウイ島には、各種の宿泊施設あり、168軒登録されています。 【6】島の気候: カパルア、カアナパリ、ラハイナなど豪華リゾートがある島の西側は、晴天率が高く過ごしやすい気候で内陸部より気温が8~10℃くらい高め。標高3,055mのハレアカラでは11月~4月ころが冬場、雪が積もることもあります。 マウイ島の月別平均気温(最高・最低)・降雨量
気温:℃ 降雨量:mm/M 資料:WMO(世界気象機関) のデータより
【ハワイ島(Island of Hawa'i)ご案内】
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(注記) Google Mapの初期画面では、多くのマーカは重なって表示されています。ご覧になりたいポイントを、画面中央に移動し、徐々に拡大(+方向)してご覧下さい。また、をブルーのエリアにドロー&ドロップして戴くとストリートビューもご覧戴けます。
【1】 ハワイ島概要:
■ハワイ島は、ハワイ諸島の中でも最も新しく(約50万年前に海底火山が隆起)、最も広大(四国の約半分、10,433Km2)で、ビッグ・アイランドとも呼ばれています。長い年月をかけて、土が運びこまれ、植物も植えられたので、今は緑豊かな島となっていますが、溶岩の塊のような島です。 ■島は5つの楯状火山(たてじょうかざん:溶岩がゆっくりと流れ出てゆるやかな傾斜をもつ火山)で構成されていて、互いに噴火期間が重なり合いながら、成長していきました。活動順に、コハラ(死火山)、マウナ・ケア(休火山、海抜4205m、海底から測った高さでは、10,203 mで世界で最も高い山)、フアラーライ(休火山)、マウナ・ロア(活火山、海抜4,169m)、キラウエア(活火山)であり、これらのうちマウナ・ロアの一部とキラウエアがハワイ火山国立公園に含まれています。この地域図は左図で示されます。 ■ハワイ式噴火の特色は、地下には大きなマグマ溜まりが形成され、そこから玄武岩質のマグマが連続的に流れ出る、非爆発的タイプの火山です。活動中は大きく盛り上がり、マグマや溶岩は、左右に流れでます。やがて出尽くすとマグマ溜まりは空洞化して、陥没し円筒形の凹地ができます。こうして出来たのが、直径約4.5km、深さ約130m、外周12kmのキラウエアカルデラです。そして、このカルデラの中にもは、今なお活動するいくつかの噴火口がありますが、最大のものはハレマウマウ(Halemaumau)火口で、直径は約800m。毎年のように側面噴火を起こし、最近の大噴火は1983年に発生しました。 ■マウナケア山頂付近は、天候が安定し、空気が澄んでいることもあり、世界各国の研究機関が天文台を設置、日本の国立天文台が設置したすばる望遠鏡もここにあります。また、山頂では常夏の島でありながら冬場には積雪も見られます。 ■ 贅沢なリゾート、溶岩丘の起伏を利用して見事に造成されたハワイ島ならではのゴルフ・コース、神聖なハワイの史跡、カメハメハ大王の生誕地、古い歴史を持つカイルア・ビレッジ(カイルア・コナ)にあるハワイ最初の教会。情緒あふれる素朴な町々、フアラライ山の中腹【コーヒーベルト】にはたくさんのコーヒー農園があります。広大な島に観光スポットがたくさんあります。 【2】島への行き方、空港: ■ ハワイ島の主要空港は、西部にコナ国際空港と東部にヒロ空港があり、ほとんどの観光客はこのいずれかの空港から入ります。 ■日本からの直行便は、2015,06,01より、ハワイアン航空(HAL/HA)にて、羽田-コナ線が就航。1日1往復のデイリー運航、機材はエアバスA330-200型機(ビジネス18席、エコノミー276席、計294席)。運航スケジュールは季節により異なりますが、5月から10月までのHA842便は羽田を午後11時55分に出発、午後0時50分にコナに到着。HA841便は午後6時10分にコナを出発、羽田着は翌日午後10時。 ■ホノルル国際空港でハワイ島行き、国内線に乗り換えるのが一般的。 航空会社はハワイアン航空、モクレレ航空の2社が飛んでいます。特に理由がなければ、ホノルルからコナ行き、ヒロ行きの直行便があるハワイアン航空がおすすめ。 ホノルル空港での乗り換え時間は2時間が求められています。実際平均の時間は約1.5時間。飛行時間はコナ約40分、ヒロ約50分。安い席で片道$61からとなっています。 【3】島内の移動: ■大勢の観光客はツアーで旅をされて、旅行会社の手配した観光バスで、島を一周観光されます。 ■レンタカー:随時、好きな所へ旅ができるので、利用者も多いです。通常はコナ国際空港及びヒロ空港で借りて、空港返しとなります。良く利用されるレンターカー会社は、*ダラー・レンタカー*アラモ・レンタカー*バジェット・レンタカー*ハーツ・レンタカー*ニッポン・レンタカー*エイビス・レンタカー等で、費用(予約バースで)は小型車:$110~、中型車:$120~。 ■路線バス: へレオンバス(Hele-On Bus)という路線バスがあります。コナ~ヒロ間は1日1往復だけで、片道3時間。ドル。観光旅行にはあまり役立ちません。 ■シャトルバス:空港と主要なホテルやショッピングセンターを結ぶシャトルバスサービスがあります。 ■タクシー:空港からホテルへの移動など近距離なら利用価値はあります。 【4】溶岩ツアー: ■ブルー・ハワイアン・ヘリコプター・ツアー:料金(税込)・・・お一人様 $230~$570,ワイコロア発・ヒロ発とも、毎日催行 ■溶岩ボートツアー(日本語ガイド・送迎付き): 料金(税込)・・・ 大人 $300、小人(5~11歳)$270、火曜・木曜以外は毎日催行、ツアー発着はコナ側(コナ、ケアウホウ、コハラコーストの各リゾートへの送迎付き)※参加人数によって変更になる場合もあります。 ■陸上からのアクセス:レンタカーを利用してアクセスするのみ最適です。 コナ、ヒロから溶岩流の街と言われるカラパナ(Kalapana)へ、ルート130号線を下ってアクセス。所定の道路脇駐車場に車を止めて、徒歩で最寄りの溶岩ビューポイント(ホワイトマーカ”2”)に行きます。昼間でも溶岩が海中に流れ込むシーンを見ることができます。 【5】島の気候: ■太平洋をわたって北東から吹く、貿易風は湿った空気を、島の中央部にある山にぶつけて、雨雲を発生させるため、島の北東部での雨量が増え、島の西南部は、雨量が少なく、晴天の日が続きます。このため、リゾートは、通常西南部にあるのがほとんど。 ハワイ島の月別平均気温(最高・最低)・降雨量
気温:℃ 降雨量:mm/M 資料:WMO(世界気象機関) のデータより
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