アメリカ合衆国 （United State of America）

ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、デトロイト、ボストン、ヒュ－ストン、アトランタ、サンフランシスコ等

連邦共和国

■大統領。間接選挙で大統領選挙人を介し、選出されます。任期は4年で3選は禁止。

■議会は、上院と下院から構成される二院制。上院は、各州から2議席ずつの計100議席、任期は6年で2年ごとに3分の1ずつ改選。
■下院は、各州の人口を考慮した定数の合計435議席（その他に投票権のない海外領土の代表など5人）からなり、任期は2年。一般的に、上院は上流層の意見を反映し、下院は中流下流層の意見を反映しているとされています。大統領は上下両院のバランスをとる役割を期待されています。

■本土48州、アラスカ州、ハワイ州とコロンビア特別区（首都ワシントンD.C.）で構成される連邦制。それぞれの州は高度な自治権を持っていますが、連邦政府の有する権限は非常に強大です。連邦政府は、立法、行政、司法の三権分立制をとりますが、その分立の程度が徹底しているのが大きな特徴です。

■北アメリカ大陸の中央部に位置し大西洋と太平洋に挟まれた本土、カナダを挟み、飛び地となっている大陸北部のアラスカ、太平洋のハワイ諸島、アリューシャン列島を国土とします。
■本国の他にプエルトリコやバージン諸島、グアム島、米領サモア、ウェーク島など保護領、自治領として保有しています。
■USA本土だけでも東西4000km、南北2000 kmの広がりを持ち、北はカナダ、南はメキシコ、西は海を隔ててロシアと接します。また、国土は東部のアパラチア山系、西部のロッキーおよびシエラネバダ山系、その中間に横たわるミシシッピ川流域の中央平原に大別されます。
■USA大陸の南東側にはフロリダ半島があり、北西部のカナダとの国境には氷河期の遺物である五大湖が存在します。アパラチア山脈の東側はニューヨーク、ワシントンD.C.、ボストンなどの都市があり人口集中地帯になっています。
■また、ロッキー山脈の西側の太平洋沿岸にもロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルなどの大都市があり、五大湖沿岸にはシカゴやデトロイトなどの大都市があります。大陸の中西部には大都市は比較的少ないです。（Wiki参照）

■【ビザ】：90日以内の短期滞在（観光、商用、乗り継ぎ等）の目的で入国する場合は、ビザ免除プログラム(VWP)によって渡米することができます。この場合、ESTA認証をとるというインターネット手続きが義務つけられており、航空券の購入と共に事前準備が必要です。
■詳しくは当工房編集室がとりまとめましたESTA:電子渡航認証システムのよくあるご質問集（Q＆AのNo.４記載のサイトより申請することができます。）を参考にして下さい。
■このESTA認証を取れなかった方や90日以上の長期滞在（観光、商用）及び、期間に関係なく就労や留学を希望される方は別途、目的に応じたビザが必要です。駐日アメリカ大使館、領事館に確認して下さい。
■【パスポート】：米国への渡航者は、通常、滞在期間＋6ヶ月間有効なパスポートを所持しなければなりません。
■これは”パスポートの6ヶ月ルール”と呼ばれていますが、日本人がUSAに短期に滞在する場合（観光、商用、乗り継ぎ目的で９０日以内の滞在）は上述のように、ビザ免除プログラム（VWP）により渡米するこになり、パスポートの残存有効期間は米国に入国する日から少なくとも90日必要となります。
■残存期間が90日以下の場合は、パスポートの有効期限日までが可能滞在期間となります。このように必ずしも、6ヶ月ルールが適応されるわけではありませんが、弊工房ではこの６ヶ月程は余裕のあるパスポートの所持を推奨致します。
■VWPによって渡米しようとする旅行者はESTA認証が必要となり、パスポートもe-パスポート（IC旅券）と呼ばれる、デジタル写真が搭載された機械読取り式となります。
■このよう状況下で、パスポート要件を満たしていない場合、VWPに適したパスポートを取得するか、またはビザの申請が必要となります。
■【留意事項】：ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合があります。事前に大使館・領事館にご確認ください。）

■【駐日アメリカ合衆国大使館】：〒107-8420　東京都港区赤坂1-10-5, TEL: 03-3224-5000, FAX: 03-3505-1862
同大使館のWEBサイトを参照下さい。

■【アメリカ合衆国政府観光局】： のWEBサイトを参照して下さい。

■通貨単位はUSドル。1ドル＝100セント、１ドル＝約82円（2011,03ベース）
■ 紙幣（$1, $5, $10, $20, $50, $100および、余り一般的ではない$2）、 貨幣（1¢、5¢, 10¢, 25¢ および、一般的ではありませんが、50¢と$1）があります。

■【USドルへの両替】：外貨は、主要な空港内のエージェントや銀行、旅行者センター、およびターミナルでUS$に両替する事ができます。 ■【クレジットカード】：主要なクレジットカードは、アメリカ全土の至る所で使う事ができます。ホテルなどでは、予約確認にクレジットカードが必要です。
■【トラベラーズチェック(T/C)】：US$建てT/Cは、支払いに利用でき、安全性が高いので、持参をお勧め致します。
■【ATM】： 広く普及しているATMが1番良いレートで両替できます。
■【制限】：アメリカ合衆国に持ち込む、あるいは持ち出す現金と貨幣証券の量に制限はありません。 しかし、貨幣証券（アメリカおよび外国のコイン、貨幣、トラベラーズチェック、郵便為替、譲渡可能証券、投資証券などの合計）すべてを含め合計が１万ドルを超えると申告義務が必要となります。
■【税還付】：USAには、全国一律的な消費税、や物品サービス税制度はありませんが、個々の州および地域（群や市）により独自の消費税を設定しています。
■基本的には商品の購入時にかかるセールスタックスSales Tax、レストランで食事をした場合はセールスタックスやホテル宿泊時にかかるホテルタックスHotel Taxがあります。これら税は、全国レベルで集められているわけではないため、ほとんどの州で、出国の際に返金はされませんが、ルイジアナ州とテキサス州の2つの州では、金額限度付で、税金の払い戻し制度があります。(www.taxfreetexas.com; www.louisianataxfree.com)
一方、多くの州において、州外に送られるものに関して税金がかかりません。高価なものを買い、送品するときは、お店でよく確認してください。
■また、アラスカ州、デラウェア州、モンタナ州、ニューハンプシャー州、オレゴン州では、消費税はありません。

■USAはチップ文化の国で、チップは洗練されたものです。あらゆる接客サービスをする人々にチップを渡します。チップは彼らにとって重要な収入源です。
■たとえば代表的なチップ対象者はウェイトレス、バーテンダー、タクシー運転手、美容師、ホテルのポーターおよび客室係、コート預かり所の係員、駐車場の係員、空港の手荷物運搬人など人々です。そして、レストラン、タクシー等の料金請求の発生する場合は請求額の約15％、ホテルのボーイ、メード等の個人が対象の場合は1ドル～２ドルとなります。
■【留意点】チップはある意味、神聖なものです。労働やサービスに対して、感謝の交換だからです。受ける方は来店や指名に感謝して、心のこもったサービスを提供し、出す方は良いサービスに感謝して、心をこめて寸志を出します。だから、出すときはドル札で、クレジットカードの時は切れの良い数字に切り上げて出します。財布に残った小銭をバラバラ出すのは見っとも無いことです。

■禁煙場所は増え、ほとんどの公共の場所は禁煙となりました。タバコの好きな方は、喫煙場所を探すか、周囲の方に喫煙可能か確認して吸うようにしてください。

■110～120V、60Hz。Aタイプ。電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）

■アメリカ本土には4つ、ハワイ・アラスカに２つ、計6つの時間帯があります。
（1）東部標準時
（都市例：ニューヨーク、デトロイト、ボストン） ⇒ －14時間
（2）中部標準時
（都市例：シカゴ、ニューオリンズ、ヒューストン） ⇒ －15時間
（3）山岳地帯標準時
（都市例：デンバー、フェニクス、ソルトレイクシティ） ⇒ －16時間
（4）太平洋標準時
（都市例：ロサンゼルス、ラスベガス、シアトル） ⇒ －17時間
（5）アラスカ ⇒ －18時間
（6）ハワイ ⇒ －19時間(S.T無し)
※夏時間（Daylight Saving Time＝S.T）実施期間は、原則3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで。時間が1時間早く(例えばアラスカ：-18Hr・・＞-17Hr)なります。
※アリゾナ州とハワイ、グアムなどでは夏時間が採用されていません。

日本の25倍もの国土面積を持つUASは、世界中の”気候と気温”を持っていると言っても過言ではありません。
”気候と気温”の概要を表記すると次のようになります。

＊気候区分はケッペン方式によります。

日本からの渡航者数は 近年約400万人/年間。

日本の主要な空港からは多くの直行便が就航しています。

成田発ベースで直行便、所要時間は概略つぎのとおりです。
■ USA西海岸地区（例えば、サンフランシスコ、ロスアンデルス、シアトル）約9～10時間　
■ USA中部地区（例えば、ミネアポリス、シカゴ、デトロイト）約11～12時間
■ USA東海岸地区（例えば、ニューヨーク、ボストン）約13～14時間
■ USA南部地区（例えば、マイアミ、ヒューストン、アトランタ）約16～18時間
(注記)中部、関西空港発の場合は約１時間多く考慮下さい。

USAは広大な国で、玄関口空港は 各州ベースであります。その中でも日本からのなじみんの深い国際空港は、シカゴ、デトロイト、JFK,シアトル、サンフランシスコである。

USAは国土広大で、人々の移動は航空機が主体です。そのため、各種の交通機関が整備されています。レンタカー、タクシー、空港リムジンバスはほとんどの主要空港で利用できます。

原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。