メキシコ合衆国 （United Mexican States）

メキシコシティ、グアダラハラ、モンテレー、ベラクルス、タンピコ、プエブラ、アカプルコ、カンクン等

立憲民主制による連邦共和国

■大統領。大統領は行政府の長で、国民の直接選挙によって選出され、任期は6年、再選不可。
■大統領の権限は絶大で、憲法は三権分立を規定するが、事実上、立法府も司法府も大統領の統制下にあります。また、軍部も大統領の下でのシビリアンコントロールが制度的に確立しています。

■議会は、二院制。上院（元老院）は、全128議席で、そのうち4分の3にあたる96議席が連邦区と州の代表（各3議席）、残りが全国区の代表である。それぞれ比例代表制で選出され、任期は6年。
■下院（代議院）は、全500議席で、300議席は小選挙区制、200議席は比例代表制。任期は3年。
両院とも連続再選は禁止されています。

■メキシコの行政区画は1つの連邦区（連邦直轄地区）と、31の州に分けられて地方行政されています。
首都；メキシコシティの全域は、どの州にも属さない連邦区とされている。連邦区庁長官＝メキシコ市長は、大統領によって指名・任命される。
■各州には、知事と一院制の議会があり、それぞれ住民の直接選挙によって選出されます。任期は6年。（Wiki参照）

■北米大陸の南部に位置し、約197万平方kmの面積(日本の約5倍）を持ちますが、海外領土はありません。
■メキシコは高原の国であり、北部は平均1000m前後、中央部では2000m前後である。標高5000mを超える火山も珍しくなく、メキシコ最高峰のピコ・デ・オリサバ山（シトラルテペトル山）の5689m（もしくは5610m）をはじポポカテペトル山 (5465m、もしくは5452m)、イヒタキウアトル山、シシュタシワトル山 (5230m) などが連なる。最も頻繁に噴火を起こすのはコリマ山 (4100m) である。

■【ビザ（観光査証）】：日本人（日本国籍者）が観光目的でメキシコを訪問する場合、６カ月以内の滞在についてはビザは不要。入国の際には入国カード（機内で配布、到着空港内にもあります）を提出する必要があります。
■６カ月以上の滞在に関しては、ビザが必要です。ビザの申請手続きは在日メキシコ大使館で行ってください。
■【パスポート】：残存期間は日本帰国時まで有効なものを。（当工房では入国時に６ヶ月以上の残存有効期間があることを推奨します。）ビザはスタンプ式のため、パスポートに2頁以上空白ページが残っていることを確認して下さい。
■ 【USA経由でメキシコへ渡航する際の留意点】
メキシコへの渡航ではUSAを経由することが多いものです。この場合、USAの寄航地で、乗り継ぎの為、トランジットするだけでも、USAへの入国手続きをし、税関検査を受け、再度セキュリティチェックを受けて搭乗することになります。この入国手続きは「ビザ免除プログラム(VWP)」と呼ばれるもので、ここで航空券と同じほどに重要な「ESTA認証」済みが確認されます。
■このビザ免除プログラム(VWP)の一条件である「ESTA認証」の取得に関しては当工房編集室でとりまとめましたESTAについての資料があります。ご参照下さい。よくあるご質問のNo4のQ＆Aより申請して頂く事ができます。 USAへの渡航（経由含む）時にパスポートを見せる毎に、オンラインでこの認証があることが確認されて、渡航プロセスが進められます。
■【留意事項１】： 海外旅行損害保険には必ずご加入ください。
■【留意事項２】：ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合がございます。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

■【駐日メキシコ大使館】： 〒100-0014、東京都千代田区永田町2-15-1、Tel：03-3581-1131、Fax：03-3581-4058、（執務時間　月－金　9:00 - 13:00 / 14:00-17:00）
Ｅメール：こちら連絡下さい。
同大使館のWEBサイトを参照して下さい。

■【メキシコ政府観光局】：のWEBサイトも参照下さい。

■メキシコ・ペソ（Mexico･Peso：MXN）、ペソの補助単位がセンタボ（Centavo:c）。1MXN＝100Centavo＝約6.7円(2011,03）
■紙幣は10,20,50,100,200,500MXN。流通している硬貨は1,2,5,10,20,100MXN、センタボが10,20,50があります。

■【メキシコ・ペソへの両替】：空港、銀行、ホテルで米ドル、ユーロ、日本円から現地通貨へ容易に両替できます。特に、米ドルならどこででも両替可能です。US＄100紙幣などの高額紙幣も簡単に両替にできます。
■【クレジットカード】：国際的に流通しているVISA,AMEX、マスターカード、ダイナーズクラブ、であれば、ほとんどの主要ホテルやレストランで使用できます。地方では、使用できないところもあり、確認しながら利用して下さい。
■【トラベラーズチェック(T/C)】：T/Cも手数料なしで換金できる銀行がかなりあり、便利です。特に、米ドル建ては容易に利用できます。。
■【ATM】：広く普及しており、クレジットカードやキャッシュカードを使い両替は可能で、現地通貨の入手にはあまり苦労はありません。
■【付加価値税（消費税）の還付】：海外からの旅行者が「Tax Back」に加盟している店で、1200ペソ以上の買い物をした場合、必要な手続きをして、税金の還付を受けることが出来ます。店側に、必要な書類を要求して、手続きしてください。

■米国同様に チップの習慣はあります。下記を目安にして下さい。
■ 【レストラン】：料金の10～15％。
■ 【ボーイ・ポーター】：空港やホテルで荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、
■ 【タクシー】：釣銭程度。荷物の積み降ろしのサービスを受けた場合は、荷物一個につき、10～15ペソ。
■ 【ガイド・ドライバー】：タクシーやミニバスをチャーターした場合、各自料金の10%を目安に。
■【トイレ】：掃除の係員がお皿を前に置いて座っていたら5～10ペソ程度

■120/127/230V,60Hz(地域によって異なります。),プラグ：A,C,SEタイプ 。電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）。

■メキシコシティ・カンクン等の東部時間帯：-15時間
■チワワ・クリアカン等の中部時間帯：-16時間
■ティファナ・ヒメカリ等西部時間帯：-17時間
■サマータイム実施期間（4月第一日曜から10月最終土曜）は東部時間帯：-14時間、中部時間帯：-15時間、西部時間帯：-16時間となります。

■広大な国土で多様な気候風土をもっています。概して言えば、北部は乾燥、温暖な気候、南部は高温多湿、中部山岳部は低温帯といえます。下記に代表都市の年間の気温変化を表記します。

■日本からメキシコへの渡航者数は近年約9.1万人/年間。

USA経由の場合はインターネットを通じて、ESTA認証の取得が必要です。上記の”ビザ、パスポート”の項参照下さい。

直行便：成田・・＞メキシコシティ（約13時間）
経由便：成田・・＞USA経由・・＞メキシコシティ（約15～18時間）

■メキシコの玄関口はメキシコシティ国際空港　（別名：ベニート・フアレス国際空港）。メキシコシティの中心部から東方約8キロの距離に位置する。メキシコシティ唯一の国際空港で、かつメキシコ及び中南米最大級の国際空港である。

■メキシコシティ市内中心部及び市街地とは、空港ターミナルに直結されているメキシコシティ地下鉄5号線の「空港ターミナル駅（Terminal Aérea駅）」からアクセスできる他、空港バスや市バス、ゾーン制運賃を採用する空港タクシーなどでアクセスすることができます。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。