グアテマラ共和国 （Republic of Guatemala）

グアテマラ市、ケツァルテナンゴ、エスクィントラ、プエルト・バリオス

立憲共和国

大統領。任期4年

議会は、一院制、158議席、任期4年

■グアテマラの行政区画は全国を22の県（departamentos 地方、州とも訳す）に分け地方行政されています。（Wiki参照）

■メキシコの南部に位置するグアテマラは太平洋とカリブ海に面し、海岸部を除くと、大部分が山地からなる熱帯性の国です。東部にはカリブ海に面した沿岸部を持ち、近接して大型の湖イサバル湖があります。
■火山国であり、日本の富士山に似たトリマン火山の麓には世界一美しい湖といわれる火山湖・アティトラン湖があり、湖畔にはさまざまな先住民の村落が点在、ボートで訪ね、昔ながらの暮らしぶりを探索することができます。
■ほとんどの主要都市は国の南半分に位置しています。国内最高峰のタフムルコ山（4,220m）は中米全体の最高峰でもあります。

■【ビザ（観光査証）】：グアテマラへの入国目的が3ヶ月以内の短期滞在（観光、知人訪問など）の場合はビザは不要です。ビザ無しで、入国した場合は、入国審査時に、通常90日間の滞在が許可されます。但し、中米4か国（グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、ホンジュラス）での合計滞在日数ですので要注意です。
■なお、滞在期間を延長する場合は、入国後、中央移民局で所定の手続きをするか、一度中米4カ国（グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、ホンジュラス）域外に出て、72時間以上過ごし、再入国すると、２回目の90日間の滞在許可が与えられます（延長は1回のみ）。
■許可された期間を経過して滞在した場合、不法滞在と見なされ、基本科料100（約1,100円）ケッツァルに加え、1日につき10ケッツァル（約110円）を徴収されます。
■【パスポート】：
入国時点で有効残存期間が6カ月以上必要。
■【ツーリストカード】：空路で入国する際、機内でツーリストカードが配られます。所定事項を明確に記入して下さい。空港での入国審査の際にパスポートを提示すると、日付の入ったスタンプが押され、「何日間滞在するか」と聞かれ、その申請日数（最長90日）が認められればツーリストカードに書き込まれ、それがそのまま滞在可能日数となります。ただしエルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアを含め4カ国での合計滞在日数であることに留意して下さい。
■【アメリカ経由で入国する際の注意】：
中南米への渡航ではUSAを経由することが多いものです。この場合、USAの寄航地で、乗り継ぎの為、トランジットするだけでも、USAへの入国手続きをし、税関検査を受け、再度セキュリティチェックを受けて搭乗することになります。このUSAへの入国手続きは「ビザ免除プログラム(VWP)」と呼ばれるもので、ここで航空券と同じほどに重要な「ESTA認証」済みが確認されます。
■このビザ免除プログラム(VWP)の一条件である「ESTA認証」の取得に関しては当工房編集室でとりまとめましたESTAについての資料があります。ご参照下さい。よくあるご質問のNo4のQ＆Aより申請して頂く事ができます。
■ USAへの渡航（経由含む）時にパスポートを見せる毎に、オンラインでこの認証があることが確認されて、渡航プロセスが進められます。
■ 【留意事項１】： 海外旅行損害保険には必ずご加入ください。
■ 【留意事項２】：ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合がございます。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

■ 【グアテマラ大使館】：〒106-0031 東京都港区西麻布4丁目12-24　第38興和ビルディング9階905号室、TEL：03-3400-1830、Fax：03-3400-1820、Ｅメールはこちらへ。
同大使館のWEBサイト(英文)を参照して下さい。

■ 【グアテマラ観光局】：WEBサイト(英文)等も参照下さい。

■グアテマラの通貨はケツァール（Quetzal、Qと略記、複数形でケツァーレスQuetzales）、補助通貨はセンタボス（Centavos）、1ケツァール＝100センタボスCentavos。1米ドル＝約8Q（2010年5月現在）
■紙幣は1、5、10、20、50、100ケツァーレスの6種類。硬貨は1、5、10、25、50センタボスと1ケツァールの6種類がある。
■なお、2001年からアメリカドルが公式通貨となっています。

■【グアテマラ通貨への両替】： グアテマラで広く流通している外貨はUS$です。US$であれば、現金の使用も出来、また国内通貨への両替も容易です。現地では、日本円を両替してくれるところはほとんどありません。米ドルの現金や、米ドル建てT/Cからの両替は問題なくできますが、1回US$100～200までと制限されことが多いです。
■ 【クレジットカード】：アメリカンエキスプレスとビザが広く利用されて、キャッシングは容易です。高級ホテルなどでは、クレジットカードでの支払いもできますが、使用時の手数料が5～10％と高いものです。
■ 【ATM】：全国に広く普及しています。ショッピングセンターに「5B」というATM（自動預払機）があります。地方では、しばしば機械的問題があるようで、注意が必要です。
■銀行の営業時間：月曜日から金曜日の9:00～19:00まで、大きな支店のいくつかは、土曜日の9:00～13:00までも営業しています。
■出入国時、1万米ドル相当以上の現金または有価証券を携行する場合、申告が必要です。未申告で所持が発覚した場合、当該現金等を没収されたうえ、刑事犯として身柄を拘束されることがあります。
■グアテマラの現地通貨の輸出入は厳重に禁じられています。未使用の現地通貨は、空港や銀行で簡単に、US$に再両替できます。

■USAの影響下にある、ニカラグアではチップの習慣は定着しています。下記を目安にして下さい。
■ 【レストラン】：高級レストランで、10％のサービス料が含まれる場合は不要ですが、含まれていない場合は、料金の10％が目安。ただし、簡易食堂や大衆的なレストランではチップの習慣はありませんが、少しでもチップを置いていくとスマートなゲストとなります。
■ 【ホテル】：ポーターに荷物を運んでもらったり、ルームサービスを頼んだ場合にはQ10～20程度。
■ 【タクシー】：基本的には必要ありませんが、つり銭チップが妥当です。

■110V、60Hz。コンセントプラグの形状は日本と同じAタイプ。電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）

■日本との時差は-15時間。サマータイム無し。

■グアテマラには、大きく分けて２つの季節、雨季と乾季があります。
■ 【乾季(冬)】：11～4月、ほとんど雨が降りません。標高2000mを超えるケツァルテナンゴやウエウエテナンゴ県方面を、11月～2月頃に訪ねる時は、朝夕の冷え込みが厳しなりますので、しっかりした防寒具が必要です。ティカル遺跡をはじめ、熱帯低地にあるマヤ遺跡を訪ねるのは、1～3月がおすすめ。朝夕は割と涼しく、蚊に悩まされることが少ないものです。12～4月が旅行シーズンとなり、観光地は旅行客で混雑します。予約が必要です。
■ 【雨季(夏)】：5～10月、雨季には毎日午後、スコールがあり、まとまった雨が降ります。また、ハリケーンの発生しやすいのもこの時期です。8月頃には、雨季の合間のひと休みといった感じで晴れ間が続き、木々の緑を背景に熱帯の花々が生き生きと美しく輝く時期があります。運悪くハリケーンにあたってしまうと悪天候に泣いてしまうこともありますが、高地の夜の冷え込みも穏やかとなり、人ごみを避けた、経済的な旅行ができ、本来は一番いい時期かもしれません。この時節の旅行には、十分な雨具対策と、6～8月は蚊が大発生するので虫よけ対策は万全に。

■日本からグアテマラへの渡航者数は近年約6,000人/年間。

■約18 ～ 20時間

■グアテマラの玄関口はグアテマラシティー国際空港（通称：ラ・アウロラ国際空港）グアテマラシティーの中心部から西南方約10Kmの距離にあります。

■ラ・アウロラ国際空港から、グアテマラシティ市内中心部及び市街地へは、タクシー、バスを利用してはいります。
■ 【タクシー】:メーター制のタクシーもありますが、多くは交渉制、事前に料金を把握して、利用しましょう。
■ 【バス】:市内の路線バス、ホテルのリムジンバスを利用します。
■ 【所要時間】：約20分～40分

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。