ホンジュラス共和国 ( Republic of Honduras）

首都テグシガルバ、ナカオメ、フテイカルバ、サン・ペドロ・スラ等。

立憲共和制

ホンジュラス 大統領（任期4年、再選禁止）

■立法権は一院制の議会に属し、議員定数は128人。

■ホンジュラスの地方行政は、18の県に分けて行政されています。

■ホンジュラスは、中央アメリカ中部に位置し、西にグアテマラ、南西にエルサルバドル、南東にニカラグアと国境を接しています。また、北と東はカリブ海、南はフォンセカ湾を経て太平洋に面しています。領土は大陸部のほかに、カリブ海岸にスワン諸島、バイーア諸島を領有しています。
■基本的に高温多湿な熱帯域にありますが、国土の８割は山岳地帯、特に国土主要部は標高1,000mから1,500mの高原地域にあり、気温20℃前後の常春気候を享受しています。
■中南米にありがちな地震による被害は少ないが、ハリケーンによる被害は大きい。最も高い山は標高2,850mのセラケ山。
■東部カリブ海岸のモスキータ地方には未開の熱帯雨林が広がり、プラタノ川流域は世界遺産となっています。

■【ビザ】：観光目的であれば90日までビザなしで滞在できます。商用ビザは在日公館に相談して下さい。
■【パスポート】：入国時点で有効残存期間が、帰国時まであれば問題ありません。（当工房では、到着時に残存有効期間が6カ月以上あることを推奨します。）
■【入国カード（ツーリストカード）】：到着前に、機内で入国カードが配られ、所定事項を記入します。空港で入国審査の際にパスポートと共に提示すると、日付の入ったスタンプが押されます。どのくらい滞在するかと聞かれますので、そのときに申請した日数（最長90日まで）が認められれば入国カードに書き込まれ、それがそのまま滞在可能日数となります。ただしこの日数は、グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグアを含め4カ国での合計滞在日数となることに留意。入国カードの控えは出国の際に必要となりますので、大切に保管しましょう。
■【留意事項１】:【アメリカ経由で渡航する際の注意】
USAを経由して、中南米やカナダ等へ渡航する場合、USAの寄航地で、USAへ一旦、入国手続きをし、税関検査を受け、セキュリティチェックを受けて再搭乗することになります。 このUSA入国手続きは「ビザ免除プログラム(VWP)」と呼ばれるUSA独自のルールが適応され、ここで航空券と同じほどに重要な「ESTA認証」が確認されます。
■このビザ免除プログラム(VWP)の一条件である「ESTA認証」の取得に関しては当工房編集室でとりまとめましたESTAについての資料があります。ご参照下さい。よくあるご質問のNo4のQ＆Aより申請して頂く事ができます。
■留意事項2】: 海外旅行損害保険には必ずご加入ください。
■【留意事項3】:ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合がございます。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

■【駐日ホンジュラス共和国大使館】：
〒106-0031 東京都港区西麻布4丁目12-24　第38興和ビルディング8階802号室、TEL：03-3409-1150

■ホンジュラス政府観光局のWEBサイト(英文) を参照下さい。

■ホンジュラス 通貨：レンピーラ(Lempira)、補助通貨：センタボス (Centavos)で、1レンピラ=100センタボス。
L1≒4.4円、US$1≒L19。（2010 年10 月現在）
■紙幣:1、2、5、10、20、50、100、500レンピーラス。硬貨：1、2、5、10、20、50センタボス。（これらの硬貨は、ほとんど流通していません。）

【レンピーラスへの両替】： ■両替に便利な外貨はUS$。US$からであれば、空港や、主要都市の銀行、ホテル、両替店で、手数料なしで、両替してくれます。日本円からは両替できません。
■ 【クレジットカード】：多くのホテルやレストランで、主要なクレジットカード（VISA、MasterCard、American Express）を使用して、支払うことができます。
■ 【T/C】：米ドル建てT/Cなら、銀行で容易に換金できます。
■ 【ATM】：ATMも各都市にあり、国際キャッシュカードでの引き落としができます。ただし、故障機もあるようなので注意が必要です。

■ホンジュラスでは、さまざまなサービスに対しチップを支払う習慣があります。下記をチップの目安としてください。
■ 【レストラン】：請求書に10％のチップがすでに含まれている場合は支払う必要はありませんが、代金の10～15％程度をチップに。サービスがよく満足できた場合は、さらに上乗せもよい。
■ 【ボーイ・ポーター】：ホテル、空港で荷物を運んでもらった場合、荷物1個につき10～20レンピラ程度。ホテルの枕銭：15～20レンピラ程度。
■ 【タクシー】：サービス料も含めた費用交渉制のため、チップは不要です。荷物の上げ下ろしにサービスがよければチップ（L20程度）を弾んでもよい。

■ホンジュラス 電圧は110Vで周波数は60Hz（ホテルによっては220Vも備え付けてある）。コンセントプラグの形状は日本と同じAタイプ。日本の電化製品を使う場合、変圧器とプラグアダプターを持参のこと。停電もあるので、内蔵バッテリーのないコンピューターなどを使う場合は、無停電電源装置（UPS）があると便利である。

■ホンジュラス 日本との時差は－15時間。サマータイムはありません。

■ホンジュラス の気候は太平洋沿岸地帯、内陸の山岳高原地帯、カリブ海沿岸地帯の３地域に分けて特色があります。
■ 【太平洋沿岸地帯】：高温・多湿のジャングルで、熱帯性気候。雨季は5～10月頃まで、乾季は11～4月で、雨季、乾季がはっきりしています。
■ 【内陸の山岳高原地帯】：国土の８割がこの山岳高原地帯、特に国土主要部は標高1,000mから1,500mの高原地域にあり、気温20℃前後の常春の気候です。コパン遺跡のある地域は、雨季は5～10月頃まで、乾季は11～5月で、雨季は大雨、乾季は小雨ですが、いづれも雨がふります。
■ 【カリブ海沿岸地帯】：カリブ海岸地方もやはり、高温多湿の気候ですが、年間を通じて降雨の多い気候です。絶えず海風が吹きつけて、さほど酷暑という感じはありません。9～1月には風が強く海も荒れ、ハリケーンがやって来ることもあり、北部沿岸地方や島部はたびたびハリケーンの被害に遭っています。

■日本からホンジュラスへの渡航者数は 近年約2,000人/年間。

■ 日本からホンジュラスの直行便はなく、コンチネンタル航空、デルタ航空、アメリカン航空等のUSA系の飛行機で､アメリカ国内（ヒューストン、アトランタ、マイアミ等）を経由して、首都テグシガルバに入るのが一般的です。

USAなどを経由して、所要約20～24時間。

■ホンジュラスの玄関口はトンコンティン国際空港（Toncontín International Airport）。首都テグシガルの中心部より北に6Kmに位置します。

■ 【タクシー】：テグシガルパ市内まで約６Kmで、タクシーを利用します。
空港到着ロビー出口前にCotatyh社（電話：233-7318）のイエロータクシー（車体は黄色で青の線と松をかたどった2本の三角ロゴマーク（緑色）が両サイドにあり。）が常駐しています。乗る前に料金交渉します。空港～市内の通常料金は10.00米ドル（約190レンピラ）程度です。
■ 【レンタカー】：Avis社、Badget社など大手のレンタカー会社が国際空港内や高級ホテル内に窓口をもっています。料金は1日US$50～100レベルが多い。車種や保険等の条件によりかなり違います。テグシガルパからコパン遺跡への道は整備されているが、警官の取り締まりは厳しいので注意して運転してください。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。
■化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。