ニカラグア共和国 ( Republic of Nicaragua）

首都マナグア、グラナダ、リバス、プエルトカベザス等。

共和制

■大統領。 大統領候補は、副大統領候補と共に立候補し、国民（満16歳以上の男女）による直接選挙によって選ばれます。任期は5年、連続再選禁止。

■ニカラグアの 行政府：首相職無し。立法府：一院制、議員数92名、任期5年。

■現在、ニカラグアは15県 (departamento) と、大西洋側の先住民ミスキート族による2自治地域 (region autonomista)に分かれています。15の県は153のムニシピオ（municipios）によって分割されて地方行政されています。

■ニカラグアは、中央アメリカ中部に位置し、北西にホンジュラス、南にコスタリカと国境を接し、東はカリブ海、南西は太平洋に面しています。また、カリブ海にはコーン諸島やミスキート諸島を領有しています。
■ 中米では最も広い国。西部太平洋沿岸にはニカラグア湖、マナグア湖のある低地が広がる一方で火山もあり、ニカラグアの地勢を物語っています。北部山岳地帯には、標高1,000m級の山々が連なり、東部のカリブ海沿岸には熱帯雨林の湿地や平野が広がっています。

■【ビザ】：ニカラグアを訪問する場合、観光が目的であれば90日までビザなしで滞在できます。商用はビザ必要で、在日公館に要相談。
■【パスポート】：有効残存期間は入国時に6カ月以上必要。
■【出入国カード（ツーリストカード）】：到着まえ、機内でカードが配られ、空港で入国審査の際にパスポートと共に提示すると、日付の入ったスタンプが押され、何日間滞在するかと聞かれます。そのときに申請した日数（最長90日まで）が認められればツーリストカードに書き込まれ、それがそのまま滞在可能日数になります。この時、記入された日数が希望とおりであるか、その場で確認する必要があります。ただし、滞在希望日数はグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスを含め4カ国での合計日数を意味しますので、留意が必要です。出国時もこのカードの提示が必要です。
■【注記1】:【アメリカ経由で中南米へ渡航する際 ESTA（エスタ）認証が必要】
■USAを経由して、中南米やカナダ等へ渡航する場合、USAの寄航地で、USAへ一旦、入国手続きをし、税関検査を受け、セキュリティチェックを受けて再搭乗することになります。
■このUSA入国手続きは「ビザ免除プログラム(VWP)」と呼ばれるUSA独自のルールが適応され、ここで航空券と同じほどに重要な「ESTA認証」が確認されます。
このビザ免除プログラム(VWP)の一条件である「ESTA認証」の取得に関しては当工房編集室でとりまとめましたESTAについての資料があります。ご参照下さい。よくあるご質問のNo4のQ＆Aより申請して頂く事ができます。
■【留意事項2】：ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。

■【駐日ニカラグアへの大使館】：〒106-0031 東京都港区西麻布4丁目12-24　第38興和ビルディング9階903号室、TEL：03-3499-0400、FAX:03-3499-3800
■emailは こちら へ。
■同大使館のWEBサイト（英文） も参照下さい。

■ニカラグア政府観光局のWEBサイト（英文） を参照下さい。

■ニカラグアの通貨：コルドバ(Cordoba)、補助通貨：センタボス（Centavos）、1コルドバ=100センタボス
■1コルドバ＝約3.8円 、1コルドバ＝約0.046US$ （2010年12月現在）
■現在、流通している紙幣は10、50、100、500コルドバ。硬貨は1、5コルドバ。（センタボスの紙幣や硬貨もあるが、ほとんど流通していません。）

■【ゴルドバへの両替】： ニカラグアで両替しやすい外貨はUS$です。ホテル、博物館の入場料などはUS$で払いができ、短い滞在なら現地通貨に両替をする必要はないほどです。残念ながら、日本円からはほとんど両替できません。
■US$からの両替は空港や、銀行、ホテル、両替店で両替できます。
■ 【クレジットカード】：クレジットカードは広く普及しています。中流以上のホテルやレストランで使用できます。
■ 【T/C】：US$なら、銀行で換金できます。
■ 【ATM】：広く普及しています。銀行、大型スーパーマーケットの中にもあり、国際的キャッシングカードで現地通貨を引き出すことができます。

■ニカラグアでは一般的にチップの習慣はありません。しかし、外国人観光客の多いホテルやレストランでは、良いサービス＝チップの関係は一般的です。下記を目安にしてください。
■ 【レストラン】：高級レストランにおいては、通常、サービス料が請求書に含まれており、チップの必要はありませんが、含まれていない場合は料金の5～10％が目安に。庶民的な簡易食堂では必要ありません。
■ 【ボーイ・ポーター】：空港やホテルで荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、1US$。
■ 【タクシー】：チップは基本的に必要ありませんが、荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、1US$。
■ 【ガイド・ドライバー】：タクシーやミニバスをチャーターした場合、各自料金の10%を目安に。

■ニカラグアの電圧は110Vで周波数は60Hz（ホテルによっては220Vの場合があります。）。コンセントプラグの形状は日本と同じAタイプ。短時間であれば日本の電気製品（ドライヤー、シェーバーなど）もそのまま使えますが、長時間利用する場合は変圧器の利用をお勧めします。

■日本とニカラグアへのとの時差は-15時間、サマータイムはある年とない年があるようです。

■ニカラグア国土は熱帯性気候に属していますが、標高や地域によって差があります。
■ケッペンの気候区分によれば、西部の太平洋沿岸はサバナ気候で、雨季と乾季がはっきりし、雨季は5～10月、乾季は11～4月であり、東部のカリブ海沿岸は年間降雨が4000mmを超える熱帯雨林気候、国土中央の山岳部は、気温16～27℃程度の温暖湿潤気候に属します。

■日本からニカラグアへの渡航者数は 近年約2,000人/年間。

■ 日本からニカラグアへの直行便はなく、一般的には北米経由となります。

■USAなどを経由して、USAなどを経由して、所要約20～24時間。

■ニカラグアの玄関口空港は、首都マナグアの東方12Kmにあるマナグア・セサル・アウグスト・サンディノ国際空港(Cesar AugustoSandino)です。

■空港ー首都市内間は通常は空港専用タクシーを利用します。到着ロビー出口に待機しています。約20分、約15$。
■空港専用タクシーも相乗りとなる場合もありますが、可能な限り相乗りを避 けるように交渉しましょう。通常、料金は変りません。
■その他、市内循環バス、流しのタクシーの利用は相乗りとなります。
■レンタカーも利用できますが、長期滞在者以外には推奨できません。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。
■化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。