ブラジル連邦共和国 （Federative Republic of Brazil）

ブラジリア 、リオ・デ・ジャネイロ、サン・パウロ、マナウス 、ベロ・オリゾンテ、ポルト・アレグレ等

連邦共和制、三権分立（米国型）

■大統領。大統領および副大統領の任期は4年で、一度限りにおいて再選が認められている。大統領は国会により弾劾されることもありうる。

■国会（連邦議会）は二院制をとる。上院は、定員81名、任期8年、4年ごとに定員の3分の1と3分の2を改選する。下院は定員513名、任期4年。

■ブラジルの地方行政区分は五つの地域に別れ、それらの地域は26の州（Estado エスタード）と1つの連邦直轄区（首都ブラジリア）から構成されている。州はムニシピオ（市・郡に相当）に分けられ、全国で5,564のムニシピオが存在する。（Wiki参照）

■ 国土は、アマゾン川を中心に両サイド、400万km²にも及ぶ広大なジャングルの北西域と、ブラジル高原を中心に高地の広がる東南域に２分される。■ 首都ブラジリアの西部で、エマス国立公園を含む一帯は熱帯で「セラード」と呼ばれる広大な草原が広がる。また、北東から東部に続く沿岸部では大西洋岸森林が茂り、一部は保護区に指定されている。またその内陸部では高地の涼温域を利用した”コーヒ農場”「セルトン」が広がっている。セルトンは近年しばしば旱魃に悩まされている。

■【ビザ】：　日本人がブラジルへ入国するには、観光目的でもビザの取得が必要です。ビザの申請手続きはブラジル総領事館（東京及び名古屋）で行なわれています。申請から発行までは土日祝日を除いて約10日程かかります。観光目的の場合は有効期限は最大90日間で、この範囲なら何度でも再入国できます。
■【パスポート】：　残存有効期間は、ビザ申請時6ヶ月以上、見開き２ページのビザ用余白ページが必要となります。
■【入出国（ED）カード】：機内で配布されます。（配布されない場合は機内乗務員に申し出て下さい）入出国カード（出国カードは通常複写式です。出国カードは入国審査時に、切り離されて渡されますので、出国時まで紛失なきよう保管して下さい。）に所定事項を記入の上、入国審査官に提出します。税関申告書は必要な人のみ。
■【入国審査】：入国審査時には、入出国カードと共にパスポート、帰りの航空券等を提示します。係官から「何月何日まで滞在しますか」と聞かれますので、入国カードに記載した日程を答えます。その回答により、滞在日数がパスポートに記載され返却されると、入国が許可されたことになります。この時、「滞在許可日数」が希望とおりであるか確認し、間違っておればすぐ訂正を申し出る必要があります。
■ 【留意事項１】：【USA経由で中南米へ渡航する際の留意点】
中南米へ渡航ではUSAを経由することが多いものです。この場合、USAの寄航地で、乗り継ぎの為、トランジットするだけでも、USAへの入国手続きをし、税関検査を受け、再度セキュリティチェックを受けて搭乗することになります。この入国手続きは「ビザ免除プログラム(VWP)」と呼ばれるもので、ここで航空券と同じほどに重要な「ESTA認証」済みが確認されます。
このビザ免除プログラム(VWP)の一条件である「ESTA認証」の取得に関しては当工房編集室でとりまとめましたESTAについての資料があります。ご参照下さい。よくあるご質問のNo4のQ＆Aより申請して頂く事ができます。 USAへの渡航（経由含む）時にパスポートを見せる毎に、オンラインでこの認証があることが確認されて、渡航プロセスが進められます。
■ 【留意事項２】：海外旅行損害保険には必ずご加入ください。
■【留意事項３】：ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合がございます。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

■【ブラジル大使館】：〒107-8633　東京都港区北青山2-11-12
TEL：03-3404-5211、FAX：03-3405-5846、E-mailは こちらから連絡下さい。
同大使館の WEBサイトも参照下さい。

■【東京総領事館】：〒141-0022　東京都品川区東五反田1丁目13-12　COI五反田ビル2階、TEL: 03-5488-5451 Fax:03-5488-5458 、E-mailは こちらを利用下さい。また、公式サイトも参照下さい。
■【名古屋総領事館】：〒460-0002　愛知県名古屋市中区丸ノ内1丁目10-29　白川第八ビル2階、TEL: 052-222-1077 FAX: 052-222-1079, 一般E-mailは こちらを利用下さい。また、ビザに関するお問合せメールはこちらを利用下さい。また、公式サイトも参照下さい。
■【観光局】：ブラジル連邦政府商工観光省観光局日本事務所：住所:〒542-0083、大阪府大阪市中央区東心斎橋1-7-12、TEL: 06-6243-5011、当事務所の WEBサイトも参照下さい。

ブラジルの通貨：レアル (REAL) 、補助通貨：センターポ。 1レアル=100センターボ (CENTAVO/S)＝約５０円）
紙幣は 1,2,5,10,20,50,100レアルの7種類、硬貨は 1,5,10,25,50センターボと1レアルの6種類が流通しています

■【レアルへの両替】：ブラジル通貨＝レアルと外貨との両替は、空港、銀行や高級ホテル、街中の両替所などで可能です。両替所は18時頃まで営業、土日は休みのところが大半等は留意が必要です。 ■【クレジットカード】：マスターカード、アメリカン・エクスプレス、ダイナース、VISA、JCBなど使用可。
■【ATM】：ATM機はほとんどの都市に普及してり、現地通貨の引き出しに利用できます。
■【トラベラーズチェック(T/C)】：米ドル建てのトラベラーズチェックであればほとんどの場所で使用できます。
■【制限】：通貨の持込、持出は制限ありませんが、BRL10,000相当以上の移動には申告が必要です。

ブラジルでは旅行に関連した、ほとんどの料金にサービス料が含まれており、チップは原則、不要です。しかし、好意的なサービスを受けた場合は、お礼チップは喜ばれます。下記を目安にチップを弾んで下さい。
■ 【レストラン】：サービスに満足した場合は料金の5～10％が目安に。
■ 【ボーイ・ポーター】：空港やホテルで荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、1～2レアル。

■ 【タクシー】：料金交渉制の場合は不要ですが、荷物の積み降ろしのサービスを受けた場合は、荷物一個につき、1～2レアル。
■ 【ガイド・ドライバー】：タクシーやミニバスをチャーターした場合、各自料金の10%を目安に。

電圧は地域によって異なります。リオとサン・パウロは110V、サルバドールとマナウスは127V。レシフェやブラジリアなどは220V。周波数はいずれの地域も60Hz。（電気製品：変圧器必須（変圧器内蔵型が便利）。プラグタイプ:Aタイプ、Cタイプ、SEタイプ。）

■3つの時間帯があります。
東部時間帯(リオ・デ・ジャネイロ、サン・パウロ)：-12時間
中部時間帯(マナウス)：-13時間
北西部時間帯(リオ・ブランコ)：-14時間
サマータイム(10月中旬から2月中旬)が実施される年もあります。

■国土の９３％は熱帯地域に属し、気候は熱帯、亜熱帯性で年中蒸し暑い気候です。年間平均気温、アマゾン地域:22～26℃、大西洋沿岸地域:23～27℃、内陸部高原地域:18～21℃。

■ 日本からブラジルへの渡航者数は近年約7万/年間。

■日本からの直行便は、現在ありません。日本からブラジルに行くにはほとんどがUSA経由となります。その中でも、直行便に近いのは、日本航空（JAL）による、ニューヨーク（JFK）を経由で、サン・パウロのグアルーリョス国際空港に乗り入れる便です。この便は成田を水・木・日曜の夕刻出発。経由地での乗り継ぎ時間を含めて約25時間でサン・パウロに到着します。 ■【注記2】:海外旅行損害保険には必ずご加入ください。
■【注記3】:ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合がございます。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

■ 上述のJALによる、ニューヨーク経由で約25時間、その他のUSA経由便で、乗り継ぎが3～4時間を入れて、28～32時間となります。

【ブラジルの空の玄関口：】■サンパウロ国際空港、通称、グアルーリョス国際空港（Governador Andre Franco Montoro）、 サンパウロ市中心から北東に約25 km

■アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港からリオデジャネイロ市内まではバス、地下鉄、タクシーを利用します。タクシー 約20分、空港バス 約30分
■グアルーリョス国際空港から、 サンパウロ市内までは、リムジンバス、市内バス、タクシーを利用します。鉄道便はありません。約40分

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。