パラグアイ共和国 ( Republic of Paraguay）

首都アスンシオ、エステ、コンセプシオン、サンペドロ等。

立憲共和制

■大統領。選挙は大統領候補と副大統領候補がそれぞれペアとなり立候補し、国民は直接選挙により数組の中から1組を選出します。（任期5年。再選不可）
行政府の長として実権を持っています。

■二院制（上院45、下院80、任期5年）

■パラグアイでは、首都と17の県（departomentos）とに分けて地方行政されています。

■パラグアイは、南アメリカ中央南部に位置し、東から北東をブラジル、西から北西をボリビア、南から南西をアルゼンチンに囲まれている内陸国です。首都はアスンシオン。パラグアイは国旗のデザインが表と裏とで異なる世界唯一の国です。
■パラグアイは中央を南北に流れるパラグアイ川によって、東と西に分けられ、東部は丘陵性の森林で覆われた肥沃な大地からなり、西部はチャコ地方と呼ばれる、広大なサバンナの大草原が広がり、乾燥した低地や沼地からなっています。
■ブラジルとアルゼンチンの国境には大河パラナ川があります。この豊かなこの水源を利用し、両国と水力発電の共同事業をおこなっています。ブラジルとの共同発電のイタイプー・ダムは1,400万KWと世界最大の発電量を誇ります。アルゼンチンとの共同発電のジャスレタ・ダムは350万KWです。
■パラグアイは元来、先住民族グアラニーが暮らす大地でしたが、ほかの南米諸国と同様16世紀にはスペイン人の植民地化が始まり、スペイン人とグアラニー族の混血が進んだ。パラグアイの人口の96％は混血のメスティーソが占め、白人とグアラニー族が残りの各2％となっています。

■【ビザ】：日本国籍者は3カ月以内の滞在であれば、観光、商用を問わずビザは不要。
■【パスポート】：到着時に残存有効期間が6カ月以上あること。
■【入国カード】：機内で配布されます。（配布されない場合は機内乗務員に申し出て下さい）入国カードに所定事項を記入の上入国審査官に提出します。税関申告書は必要な人のみ。
■【入国審査】：入国審査時に入国カードと共にパスポートを提示します。係官から「何月何日まで滞在しますか」と聞かれますので、入国カードに記載した日程を答えます。その回答が3ヶ月以内であれば、パスポートに「滞在許可日数」が入れられたスタンプが押されて、返却されると入国が許可されたことになります。この時、「滞在許可日数」が希望とおりであるか確認し、間違っておればすぐ訂正を申し出る必要があります。
■【留意事項１】：【USA経由で中南米へ渡航する場合】
中南米へ渡航ではUSAを経由することが多いものです。この場合、USAの寄航地で、乗り継ぎの為、トランジットするだけでも、USAへの入国手続きをし、税関検査を受け、再度セキュリティチェックを受けて搭乗することになります。この入国手続きは「ビザ免除プログラム(VWP)」と呼ばれるもので、ここで航空券と同じほどに重要な「ESTA認証」済みが確認されます。
このビザ免除プログラム(VWP)の一条件である「ESTA認証」の取得に関しては当工房編集室でとりまとめましたESTAについての資料があります。ご参照下さい。よくあるご質問のNo4のQ＆Aより申請して頂く事ができます。 USAへの渡航（経由含む）時にはパスポートを見せる毎に、オンラインでこの認証があることが確認されて、渡航プロセスが進められます。
■【留意事項２】：海外旅行損害保険には必ずご加入ください。
■【留意事項３】：ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合がございます。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。

■【駐日パラグアイ大使館】：〒102-0082　東京都千代田区一番町2-2　一番町第二TGビル7階、TEL：03-3265-5271　FAX:03-3265-5273、E-mailは こちらへ。
■大使館WEBサイト も参照下さい。

■パラグアイ 政府観光局 のWEBサイト（英文） を参照下さい。

■パラグアイの通貨単位はグアラニー（G.と表記。）補助通貨はセンティモ、グアラニー=100 センティモ
1US$＝4,708G、1円＝約57G（2010年12月）
紙幣:1000、5000、10000、20000、50000、100000Gの6種類、コイン:50、100、500、1000Gの4種類がある。

■【グアラニーへの両替】： パラグアイで両替しやすい外貨はUS$です。US$であれば、ホテル、レストラン、お土産店で直接使用することができのみならず、国際空港、主要都市の銀行、ホテル、両替店で両替できます。日本人移住者の多くいるこの国では、町なかの両替商や銀行なら日本円も扱っています。
■ 【クレジットカード】：主要都市にあるホテル、レストラン、商店で VISA カードや、マスターカード、AMERICAN EXPRESS カードが使えます。地方都市では、クレジットカードは普及していません。
■ 【T/C】：銀行で換金できますが、現金に比べ換算レートが悪くあまりお勧めできません。
■ 【ATM】：ほとんどの銀行にATMが設置されています。国際的キャッシングカードで現地通貨を引き出すことができます。

パラグアイで、外国人観光客の多いホテルやレストランでチップを渡す習慣があります。下記を目安にして下さい。
■ 【レストラン】：レストランの料金には、10%の付加価値税が含まれていますが、ウェイターに10％のチップを渡すのが一般的です。
■ 【ボーイ・ポーター】：空港やホテルで荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、１US$。ホテルの枕銭は１US$。
■ 【タクシー】：料金交渉制の場合は不要です。ただし、荷物の積み下ろしにサービスを受けた場合は、荷物一個につき、１US$。
■ 【ガイド・ドライバー】：タクシーやミニバスをチャーターした場合、各自料金の10%を目安に。

■パラグアイの電源は220ボルト（V）、50ヘルツ（Hz）。プラグは日本と同じAタイプ。丸ピン2つのCタイプもあります。日本の電化製品を使う場合、変圧器とプラグアダプターを持参しましょう。

■日本とパラグアイとの時差は-13Hr（日本より13時間遅れ。）サマータイム（10～3月）時には12時間遅れ。サマータイム時期は年によって多少異なります。

■パラグアイの気候はケッペン区分によると亜熱帯から温帯域にあります。国の中央を流れるパラグアイ川によって、東部と西部に分かれ、東部は森林丘陵地帯で降水量が多いが、西部は乾燥したサバンナの大草原地帯で殆ど雨が降らないこともあります。
■さらに、雨季は夏期で、概ね11月～4月、乾季は冬季でもあり、概ね5月～10月とです。冬期の6～8月は、旅行シーズンです。

■日本からパラグアイへの渡航者数は 近年約3,000人/年間。

■日本からパラグアイへの直行便はありません。一般的には、北米のニューヨーク、ロスアンゼルスを経由し、さらにブエノス・アイレスやサン・パウロなど南米の主要都市で乗り継いで行くことになります。
■日本航空Japan Airlines（JA）のニューヨーク、サン・パウロ経由。週3～4便の運航。アメリカン航空American Airlines（AA）やコンチネンタル航空Continental Airlines（CO）といったアメリカ系航空会社を利用します。

■午後に日本を出発し、アスンシオンには翌日の午前中に到着。所要時間は経由地での乗り継ぎ込みで、所要時間約29～33時間。

■パラグアイの空の玄関口はアスンシオン国際空港（シルビオ・ペテロッシ）首都アスンシオンの東北へ約20kmの距離にあります。

■空港から市内へは、タクシーを利用します。到着ロビ－のにはタクシー案内カウターがあり、目的地を行ってタクシーを指定してもらいます。 料金は交渉制ですが、市内中心部まで約20US$です。約30～40分。
■リムジン・バス等のサービスはありません。路線バスはありますが、単に空港前を経由するというもので、決して旅行者の便宜を考えていません。慣れないと乗れません。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。
■化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。