ウルグアイ東方共和国 (Oriental Republic of Uruguay）

首都モンテビデオ、サルト、コロニア・デル・サクラメント、プンタ・デル・エステ等。

立憲民主制

■大統領。1967年憲法は大統領に大きな権限を与えている。大統領の任期は5年であり、副大統領と組で選挙によって選出される。なお、大統領の再任は禁止となっている。

■２院制。議員：130名で構成され、4年毎に直接選挙で選出
上院:31議席、下院:99議席。

■地方は19県に分かれて地方行政されています。

■「ウルグアイ」の名称は先住民グアラニー族語から、「鳥の住む河」を意味し、東方(Oriental)とは、ウルグアイ河の東岸に位置しているところから来ています。
■ウルグアイは、2つの大国、ブラジルとアルゼンチンに囲まれています。沿岸部ではアルゼンチンと大河ラ・プラタ川を共有しています。
■この大河ラ・プラタ川は、アルデンチン側のパラナ川とウルグアイ側のウルグアイ川が合流して、河口までのわずか200kmをさします。合流域では川巾は50Kmを越え、河口域では250km以上の巾となります。アルデンチンの首都ブエノスアイレスとウルグアイの首都モンテビデオ間はフェリーで結ばれており、片道約３時間です。一見海のようにみえますが水質は淡水です。
■このラ・プラタ川流域から東方に、肥沃で広大なパンパ（草原地帯）が広がり、ブラジルの南部へと丘陵地帯が続きます。最も高い山でも標高513メ－トルにすぎず、農牧に適した肥沃な土地が国土の８割近くを占めています。

■【ビザ】：ビザは観光目的の90日以内なら不要です。
■【パスポート】：有効残存期間は、帰国時まで。(到着時に残存有効期間が6カ月以上を勧めます）
■【出入国カード】：入国時に入国カードを、出国時に出国カード（空港で係員が配布）を所定事項を記入し、パスポート、航空券とともに審査官に提示します。 ■【注記】:【アメリカ経由で中南米へ渡航する際 ESTA（エスタ）認証が必要】
USAを経由して、中南米やカナダ等へ渡航する場合、USAの寄航地で、USAへの入国手続きをし、税関検査を受け、セキュリティチェックを受けて再搭乗することになります。 このUSA入国手続きは「ビザ免除プログラム(VWP)」と呼ばれるもので、ここで航空券と同じほどに重要な「ESTA認証」済みが確認されます。
このビザ免除プログラム(VWP)の一条件である「ESTA認証」の取得に関しては当工房編集室でとりまとめましたESTAについての資料があります。ご参照下さい。よくあるご質問のNo4のQ＆Aより申請して頂く事ができます。 ■【留意事項１】： 海外旅行損害保険には必ずご加入ください。
■【留意事項２】：ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。

■【駐日ウルグアイ大使館】：
〒106-0031 東京都港区西麻布4丁目12-24　第38興和ビルディング9階908号室、TEL：03-3486-1888、03-3486-1750

■駐日ウルグアイ政府観光局のような組織体は現在ありませんが、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイの4カ国が共同市場を目差し、観光資源開発等に取り組んいる協定：メルコスールがあります。こちらのWEBサイト も参照下さい。

■ウルグアイの通貨：ウルグアイ・ペソ（Urguay Peso、略号：UYU）、補助通貨：センターボ（Centabos、略号：Cts）、1UYU=100Cts
■1UYU＝約4円 、1UYU＝約0.05US$ 、1US$≒20UYU（2010年10月現在）
■現在、紙幣はUYU5、10、20、50、100、200、500、1000、2000。硬貨はUYU1、2、5と50Ctsが流通しています。

■【ペソへの両替】： ウルグアイで両替しやすい外貨は　US$です。ほとんどの空港や、主要都市の銀行、ホテル、両替店（カサ・デ・カンビオCasa de Cambio）で、現地通貨ペソに両替してくれます。たいていのホテルの料金はUS$で記されており、観光客が多く利用する上級レストランも料金はUS$で支払うことができます。
■ 【クレジットカード】：国際的クレジットカード（アメリカンエキスプレス・ビザ・マスタ－・ダイナ－ス）の使用も広く普及しています。店頭、店内に使用できるカード名のボードがありますのでよく確認して利用して下さい。
■ 【T/C】：US$建てT/Cなら、両替商で両替してくれます。手数料が、1枚につきUS$0.5程度かかりますので、よく確認して、利用下さい。
■ 【ATM】：普及しています。但し、引き出し制限があります。10,000ウルグアイ・ペソ以下とかカードによって異なります。
■【申告】：ウルグアイ国内に入国する際、1万米ドル以上のキャッシュ(現金）持込は、税関申告が必要です。

■ウルグアイにもチップの習慣はあります。下記を目安にして下さい。
■ 【レストラン】：基本的に食事の料金にはサービス料は含まれていません。ウエイターが給仕してくれるところでは料金の10％をチップに。
■ 【ボーイ・ポーター】：空港やホテルで荷物運びのサービスを受けた場合、荷物一個につき、１US$。メイドチップ： US$2,00
■ 【タクシー】：基本的に不要ですが、荷物の積み込み等でサービスを受けた場合は、おつりの小銭を渡す程度。
■ 【ガイド・ドライバー】：タクシーやミニバスをチャーターした場合、各自料金の10%を目安に。

■ウルグアイの 電圧は220Vで周波数は50Hz。コンセントは3つ穴だが、丸ピンふたつのCタイプが使用可能。電話のモジュラーは日本と同じタイプが一般的。日本の電化製品は変圧器が必要。

■日本との時差は－12時間。サマータイム期間（10～3月）は－11時間。サマータイムは年によって多少異なります。

■西部のラ・プラタ川流域から東部のブラジル国境にかけて河川地帯、丘陵地帯、高原地帯と続いていますが、平均標高は約100mと全体的に平坦な地形です。季節風の影響を強く受けて、四季の特色をみることができます。
■【春】：10月～11月、南方からの冷たい海風も弱まり、東北西から大陸の風が吹くようになります。西部パンパ（平原）からの風の時は乾燥した爽やかな陽気で晴天となることが多いが、ブラジル方面から暖かい風がくるようになると、湿気も多く、天気は崩れやすい。季節変わり目に時期です。平均気温：17℃。
■【夏】：12月～3月、ブラジル方面からの熱風の影響を受けて気温は上昇し、最も暑い１月には最高気温は平均25℃となります。この時期は旅行シーズンです。スコールのような雨はよく降りますのでしっかりとした雨具は必要です。３月末になるとブラジルからの風も次第に弱まり、気温は若干下がり、雨がよく降るようになります
■【秋】：4月～5月、南極方向から冷たい風が吹くようになり、ブラジル方向からの暖かい風と競合するようになります。天気は目まぐるし変わり、午前の暖かい晴天が午後には突然強風となったり、雨が降ったかと思うと夕刻にはきれいに晴れ上がるというように不安定です。5月に入ると南極風が優勢となり、寒くなります。
■【冬】：6月～9月、南極からの冷風の影響を強く受けてまさに冬となります。降雪はありませんが、高原域では最低気温はマイナス2～3℃に達することもあります。しかし、平均気温は10℃前後です。

■日本からウルグアイへの渡航者数は 近年約3,000人/年間。

■ 日本からウルグアイへの直行便はありません。北米（マイアミほか）、またはブラジル（サン・パウロ）を経由して行くのが一般的です。
■マイアミからはアメリカン航空（American Airlines）がモンテビデオまでの直行便を運航。
■サン・パウロまでは、日本航空（Japan Airlines）、ユナイテッド航空（United Airlines）などを利用します。
■サン・パウロから、プルナ航空（Pluna）、ゴル航空（GOL）に乗り換えて、モンテビデオに入ります。

■通常、日本を午後に出発し、モンテビデオには翌日の昼頃に到着。所要時間は27～32時間ほど。

■ウルグアイの玄関口空港は首都、モンテビデオにあるカラスコ国際空港（Carrasco International Airport）。首都から東へ約20kmの距離にあります。

■鉄道等の公共交通機関はありません。
空港－市内間は約20Kmで、車で約30～40分です。車はタクシー（20～30US$）、路線バス（1～2US$）、リムジンバス（5～10US$）を利用します。

■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。
■化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。