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国政 | . | . |
*正式国名 | ベネズエラ・ボリバル共和国 (Bolivarian Republic of Venezuela) | . |
*主要都市 | カラカス、バレンシア、マラカイボ、シウダーグアセナ | . |
*政体 | 立憲共和制国家 | . |
*国家元首 | ■大統領(現在は、ウゴ・チャベス・フリアス大統領が1999年2月就任、2000年7月及び2006年12月に再選された。任期は6年。連続再選可。) | . |
*議会 | 一院制(167議席、任期5年、連続再選可) | . |
*地方行政 | ■ベネズエラ・ボリバル共和国 は州は23、首都地区が1、連邦保護領が1に分けて行政されています。
中央集権が強く、州の独自性は弱い。(Wiki参照) | . |
地理 | ■ベネズエラは、北にカリブ海に面し、隣国コロンビア、ブラジル、ガイアナと国境を接する南米大陸の最北端の国家。国土は下記のよに4地域に分けて特色付けされます。
(右写真はギアナ高地の”エンジェルフォール”)
■ 【マラカイボ低地】:南米最大の湖、マラカイボ湖(琵琶湖の約21倍、ベネズエラ湾からカリブ海に続き、湖水はやや塩分を含んでいます。)の周辺域の低地。ベネズエラの石油の80%が、この低地一帯から産出されています。
■ 【ベネズエラ高原】:南米大陸を貫くアンデス山脈の北端で、コロンビアから伸びるメリダ山脈はベネズエラの西部をとおり、北部沿岸のラ・コスタ山脈へと続いています。 メリダ山脈を中心とした山麓一帯は、標高800m-1300mの台地で、ベネズエラ高原と呼ばれ、快適な気候のため、人口のほとんどがここに集中しています。観光地、メリダには、世界最長のロープウェイ(全長12.6km)があることで有名です。 そこの最高地点ピコ・エスペホからベネズエラ最高峰のピコ・ボリーバル(5007m)へ行くことができます。一方、メリダ山脈の山ろくは避暑地、観光地として開発されてきましたが、山脈中央部は、4000m級の山々が86座も連なる険しい山岳地帯となっています。
■ 【オリノコ川流域平原】:コロンビアから続く、南米第3位の大河、オリノコ川流域はリャノ(スペイン語で平原の意味)と呼ばれる大草原地帯(ほぼ日本の面積と同じ)が広がっています。乾期には極度に乾燥し、雨期では河川が氾濫して道路を寸断するなど、環境は厳しく、開発は遅れていましたが、徐々にダム建設や治水事業が行われ、農地化や牧場化が進んでいます。また、中・下流域には地下資源も豊かであることがわかり、資源開発(石油、鉄鉱)も行われています。
■ 【ギアナ高地】:オリノコ川の南方には、深い密林に包まれたギアナ高地があります。国土の半分を占めるほどの広大な地域ですが、常に厚い雲に覆われているため、未知の世界でした。最近では、数少ないタイミングを生かした、衛星写真により、予想外の秘境、奇観があることが判明いたしました。テーブルマウンテンと呼ばれる巨大な台形山の景観や、そこからの979mという世界最大の落差を有する滝、エンジェルフォールは一躍、有名になりました。 |
旅の基本データ | . |
*ビザ・ パスポート | ■【ビザ/ツーリストカード】:日本人旅行者が、観光目的で90日以内の入国滞在する場合はビザは不要で、その代わり、ツーリストカード(無料)を明確に作成、提出することで入国することができます。ツーリストカードは在外ベネズエラ大使館、領事館や、ベネズエラに就航している航空会社のカウンターで入手できます。 ■それとは別に機中で渡される入国カードも記入作成し、入国審査時にパスポートと共に提示しなければなりません。陸路で入国する場合は事前にベネズエラ大使館にてツーリストカードを入手しなければなりません。
■【パスポート】:パスポートの残存有効期限は6カ月と滞在日数の合計日数以上必要。
■ 【留意事項1】:【USA経由で中南米へ渡航する際の注意】:USA経由の場合は、単に経由するだけでも、その寄航地で、アメリカの入国手続き、税関検査を受け、再度セキュリティチェックを受けて再出発することになります。この入国手続きで最も重要なことは、渡航者自身がUSAへの「渡航認証」を事前に取得していることです。
USAへの渡航者(経由者含む)は、少なくとも、出発3日(72時間)前までに インターネットを利用して、 ビザ免除プログラム(VWP)である ESTA電子渡航認証システムに申請して、 USA渡航認証を取得しておくことが必須事項となります。 ビザ免除プログラム(VWP)である ESTA電子渡航認証システムに関しては当工房編集室でとりまとめました ESTAについてを参照下さい。よくあるご質問のNo4のQ&Aより申請して頂く事ができます。 USAへの渡航(経由含む)時にパスポートを見せる毎に、オンラインでこの認証があることが確認されて、渡航プロセスが進められます。
■ 【留意事項2】:海外旅行損害保険には必ずご加入ください。
■ 【留意事項3】:ビザ、パスポートなどの情報は予告なく変更される場合がございます。事前に大使館・領事館、または予約担当者にご確認ください。 |
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*在日大使館 | ■ [ベネズエラ・ボリバル共和国 大使館]: 住所:〒106-0031 東京都港区西麻布4丁目12-24 第38興和ビルディング7階703号室、TEL:03-3409-1501、03-3409-1504、Fax:03-3409-1505、E-mailは こちらへ。 | . |
*通貨 | ■ベネズエラの通貨はボリバル(Bolivaresで略号はBs.)、補助通貨:センティモ(céntimo、¢)、1Bs=100céntimo(センティモ)、1米ドル=2.15ボリバル(2008年1月よりデノミ。但し、為替管理が行われています。),100Yen=約4.7Bs.
■紙幣はBs.5、10、20、50、100、500(流通は稀)
■コインはBs.1、2、5と¢5、10、25、50があります。 | . |
*両替・ カード | ■【ベネズエラ・ボリバルへの両替】:
現地で、日本円からボリーバルへの両替はほとんどできません。両替にもっとも良い外貨はUS$です。US$からの両替なら、どこでもやってくれます。(手数料は取られないことも多いです。)この国では両替は、両替所イタルカンビオ(Italcambio、Casa de Cambioともいいます)を利用するのが一般的です。首都カラカス市内なら町のあちこちにあります。店によって若干レートが違います。時間に余裕があれば、いくつか回って比較します。 ■出国時に再両替するには、両替時のレシート、パスポート、航空券(コピー可)が必要です。ただし、金額の30%までしか再両替してくれません。ボリバルは余らせないように上手に使い切りましょう。
■【クレジットカード、ATM,T/C】:クレジットカード、ATM、T/Cは十分普及していません。利用できると言われても、リスクが高くお勧め
できません。 | . |
*チップ | ■スマートなチップ文化は根付いていません。(おねだりチップや恐喝チップが多く要注意です。)
旅行者に対する良いサービスがあった場合は心付けしましょう。
■【レストラン】:請求書にサービス料が含まれていない場合は料金の約10%。
■【ホテル】:高級ホテルでルームサービスやポーターを頼んだ場合はUS$1程度。
■【タクシー】:基本的にチップは不要ですが、荷物の積み降ろしのサービスを受けた場合は、荷物一個につき、50USセント~1US$。 | . |
*電気 |
■110~120V、60Hz。プラグ(日本と同様の)Aタイプ。電気製品:変圧器持参が安心(変圧器内蔵型が便利)。 | . |
*時差 | ■-13時間の時差。サマータイムなし | . |
*気候 | ■ベネズエラの気候は低地、高地で差がありますが、一般的には雨期、乾季にわけて、特色つけることができます。
■ 【乾季】:12月~4月で、夏(ベラーノ)とも呼ばれ、年間を通じ、もっとも過ごしやすい時期です。多くの都市が集まるベネズエラ高原地域では、平均気温は20℃前後で涼しく、雨は降らず、観光のベストシーズンを迎えます。
■ 【雨季】:5月~11月が冬(インビエルノ)とも呼ばれます。
首都カラカスの位置する中央平原は4~10月が雨期、降雨は一般的に短時間でやって来て、猛烈に降り、雨の後は大気は新鮮で、涼しくなります。南部のギアナ高地などは年間3000mmと降水量が多く、特にこの時期は毎日のようにスコールが数時間続き、すっかり雲に覆われてしまいます。オリノコ川流域平原(リャノ)は、サバンナ気候で、雨季には各地に洪水がおこり、農作は滞り、牧畜ぐらいの生産活動しかできなくなります。
(上写真は世界遺産の”コロとその港”)
カラカスの月別平均気温・降雨量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
最高 | 29 | 31 | 32 | 31 | 32 | 30 | 31 | 29 | 30 | 30 | 30 | 28 |
最低 | 13 | 15 | 15 | 16 | 18 | 18 | 17 | 17 | 17 | 16 | 16 | 14 |
降水量 | 15 | 13 | 11 | 59 | 82 | 134 | 118 | 124 | 115 | 126 | 73 | 41 |
気温:℃ 降雨量:mm/M 資料:WMO(世界気象機関) のデータより |
渡航データ | . | . |
*渡航者数 | ■日本からベネズエラへの渡航者数は近年約4千人/年間。 | . |
*フライト | ■現在、日本とベネズエラを結ぶ直行便はなく、一般的には北米の航空会社を利用して、ニューヨーク、アトランタ、シカゴ、ヒューストンなどを経由して渡航します。
■アメリカ経由で中南米へ渡航する際はインターネットを通じて、電子渡航認証システム(ESTA)からUSA渡航認証を取得する必要があります。詳細は上記のビザ・パスポートの項を参照して下さい。
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*所要時間 | ■経由地での乗り継ぎ時間を2~4時間として、約20~25時間。 | . |
*玄関口空港 | ■カラカス国際空港(通称:カラカス・マイケティア国際空港)、カラカス市内から北に約30Km、カリブ海沿岸の町MAIQUETIAにあります。 | . |
*玄関口空港 アクセス | ■カラカス・マイケティア国際空港から首都カラカスへ、空港タクシー(ボディーが黒色で統一され、ドアに黄色のシールで「Corporacion Anfitriones de Venezuela」と記載された四輪駆動タイプのタクシー)又は空港バスを利用します。
■カラカス市街は、空港から約30km離れ、標高960mの高地にあるため、タクシーやバスは急勾配の山道を上りながら市内に向かいます。途中の道路事情(崖崩れ等)によっては、迂回を余儀なくされて時間が掛かることがあります。所要時間:約1時間~1.5時間。 | . |
*機内へ の持込 | ■原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前確認をしましょう。 | . |