概要
■北京市の北方約65kmにあります。通常北京からバスにのり、懐柔県の懐柔で乗り換えて約１．５時間で、黄花城水長城に行けます。黄花城水長城は一部が、水に沈んでいるので「水長城」とも呼ばれていますが。長城があった山にダムができ、沈没や分断されたため、現在のような景観になっています。
■本来の黄花城長城は”水長城”の東方で、約４０楼が連なっています。八達嶺のように観光整備せれていませんので、建造当時の城壁やレンガなどが、風化し破損した状態のまま残っています。それ故に、登城し多くの見張り台や関所を見ると建設当時の生々しさを感じることができます。
■黄花城水長城の中心部”湖心半島公園”は、ダム湖と共に観光整備せれています。”湖心半島公園から、西方に行くと湖にそそぐ小川があり、その源流には、碧玉潭（Bi yu tan）や黒龍潭(黑龙潭 Hei long tan)などの景勝地があります。またその近くでは明代にできた栗園があり、樹齢500年～700年の栗の古木が未だに実をつける光景は一見の価値があります。栗の収穫季節には、入園時にはバッグ等袋ものは預けます。栗園を経由して、長城に登ることもできます。
■ダム湖には、手動ボート、モーターボート（２５元、約５分）、遊覧船があり、湖上遊覧を楽しむことができます。

アクセス
■場所：北京市懐柔区九渡河鎮）
■バス便：通常、北京の東直門より、916快車または936快車にのり、北方、約40㎞にある懐柔市にいきます（約１時間、１１元）。市の「南華園三区」で下車。100メートル進んでいくと（信号を渡る）南華園四区もしくは地税駅で乗り換え「懐柔-水長城」間のバス（Ｈ２１路）に乗って終点まで（1.5時間、９元）行きます。
■時間に余裕がある場合は、916快車または936快車の終点駅"懐柔汽車站(懐柔バスターミナル)”に到着しますので、こちらで”Ｈ２１路”（９元）に乗り換えることもできます。
■土日祝日には、北京の東直門より、916快車の直行便「北京-水長城」がでています。
■列車利用も安価（３元～）で、渋滞もなく有効です。北京では、北京駅、通州西駅から懐柔火車站(懐柔駅)に行きます。懐柔火車站(懐柔駅)はＨ２１路で水長城に向かいます。
■入城チケット：成人45元、学生22元、但し、ボート、遊覧船、栗園訪問、黒龍潭訪問は別料金です。